ブラックリストシーズン1第3話:暗号と解読の英語表現 encode/encrypt/cipher

** ネタバレを含みますのでご注意ください **
このブログでは、『ブラックリスト』に登場する英語フレーズの解説、詳しいあらすじ、次回エピソードのあらすじ推測を紹介しています。
関連記事やほかのエピソードの記事もご覧ください!
シーズン1の記事一覧は、こちらから
シーズン2の記事一覧は、こちらから
『ブラックリスト』(原題:The Blacklist)シーズン1第3話「ウージン」(Wujing)から。
ある日、上海で中国人がCIAエージェントを殺害し、ノートPCと手(手首から上)を奪います。この事件、中国からスパイ殺しを請け負う「ウージン」という男の仕業です。
盗んだノートPCに指紋認証(奪った指を使用)でアクセスし、メッセージの暗号解読を試みますがうまくいきません。困ったウージンは、レッド(ジェームズ・スペイダー)に助けを求めます。
レッドは、リズ(メーガン・ブーン)を帽子屋に呼び出し、「昨日CIAエージェントを殺害した凶悪犯人逮捕のチャンスだ」と言います。
Red: They thought could decode a message they intercepted. It couldn’t. They’ve asked me to help.
レッド:傍受した暗号メッセージを解読できると思ったようだが、できなかった。だから私に依頼してきたというわけだ。
犯罪捜査の海外ドラマでは、暗号もよく登場します。暗号といえば、暗号化とその解読ですね。
暗号化 ⇔ 復号化 (用途)
encode ⇔ decode (コード変換)
encrypt ⇔ decrypt (データ保護)
cipher ⇔ decipher (データ保護)
encode は、ブラウザの「文字エンコード」などのように、必ずしも「暗号」を扱うとは限らず、「変換」の意味でも使用されます(decode も同様です)。
レッドはウージンのアジトに潜入するため、リズに、応用物理学博士のギビンズを演じるように言います。
Red:I’ve told them you’re my new encryption specialist.
レッド:(ウージンには、)新しく雇った暗号化の専門家を連れて行くと言ってある。
encryption は encrypt の名詞形です。
スポンサーリンク
リズと待ち合わせた帽子屋で、レッドは帽子を2つお買い上げ~。
レッドといえば、高級なスリーピースと帽子ですよねぇ、ステキ。
帽子をかぶるというファッションは、ジェームズ・スペイダーが出したアイデアだそうです。今やレッドの帽子はすっかり定着しているので、帽子なしのレッドなんて想像できませ~ん。
NBCのオンラインショップに、レッドの帽子として Stetson Mercuryの帽子が掲載されています。179.95ドル也。撮影では、ここのメーカーの帽子が使用されているのでしょうか?
いずれにしてもレッドは、このエピソードで出てくるロドリック(Rodrick)のお店のお得意様のようです。
レッドのスーツはオーダーメイドですが、ネクタイは確かエルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)がお気に入りだったような。どのエピソードか忘れてしまいましたが、そのうち調べようと思います。オンラインカタログを検索してみたら、ネクタイ1本24,000円!高くてびっくりしました・・・。
『ブラックリスト』の関連記事一覧はこちら:
スポンサーリンク