GRIMM/グリムシーズン1第3話、noseとknowsは同じ発音

** ネタバレを含みます **
今日は、『GRIMM/グリム』シーズン1第3話「警告」(Beeware)の 後半です。前半のお話こちら(電話と蜂はbuzz:GRIMM/グリムシーズン1第3話、海外ドラマの英語表現)をどうぞ。
養蜂家による分析の結果、大量のハチ毒が使われており、未知の成分が含まれていることがわかります。
現場にいた人達から聞き込みをしますが、その中に、ヴェッセン(魔物)らしき怪しい男が。ニック・ブルクハルト(デヴィッド・ジュントーリ)とハンク・グリフィン(ラッセル・ホーンズビー)は男を尾行し、製紙工場へとたどり着きますが、大量のハチに襲われ退散。
その夜、叔母のマリーが残してくれたグリムの本から、例の男がメリファーという蜂タイプのヴェッセンだとわかったニックは、モンロー(サイラス・ウェイア・ミッチェル)と伴に再び製紙工場へと向かいます。
ニックはモンローに、得意の嗅覚を使って捜査してくれ、と頼みます。
見当違いの場所へと入っていくモンローに、ニックは「そこは違う」と言いますが、嗅覚に自信があるモンローがひと言。
Monroe: The nose knows.
モンロー:鼻を信じろ (直訳は、「鼻は知っている」)
nose(鼻)と knows(知っている)は、発音が同じです。
同じ発音の単語。いっぱいありますが、一部ご紹介します(英語の発音のテストが懐かしいです~)
won(win の過去形)と one(数字の1)
see(見る)と sea(海)
write(書く)と right(右)
wait(待つ)と weight(重さ)
way(道)と weigh(重さを量る)
son(息子)と sun(太陽)
この後、別の女性が同じ手口で殺される事件が発生します。ニックは、被害者の2人はいずれも「ヘクセンビースト」だ、ということを突き止めます。
ヘクセンビーストはグリムとメリファーの共通の敵であり、女王蜂のメリッサは、警告を発するためにニックに近づいたのでした。ところが、次のターゲットになりそうなアダリンド(実はヘクセンビースト)を保護する任務上、メリッサを殺してしまいます。メリッサがニックに伝えたかったこととは、いったい何だったのでしょうか・・・。
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モンロー役のサイラス・ウェイア・ミッチェルですが、いろいろなドラマにゲスト出演しています。
私の記憶にあったのは、『プリズン・ブレイク』のヘイワイヤー(統合失調症の囚人)と『ダークエンジェル』のカルト教団の人(精神病)の2役。たしか、Xファイルにも出ていた気がする・・・。いずれも精神を病んでいる役で、まったく良い印象はありませんでした。
しかし今回のモンロー役は非常によいです~。優しく穏やかな紳士だし、ニックに頼まれたらぼやきながらも協力してあげる善人です。
映画への出演のほか、舞台では出演だけでなく演出をてがけ、短編映画の監督もこなすそうですよ~。個性的な外見から(確かに個性的だわ・・・)ひっぱりだこらしいです。
『GRIMM/グリム』では、モンローとロザリー(キツネタイプのヴェッセン)は恋愛関係になります。2人の今後の関係を温かく見守っていきたいと思います。
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