「ブラックリスト」シーズン3第14話「レディ・アンブロジア」(Lady Ambrosia(No. 77) )の詳しいあらすじと感想(ネタバレ)

シーズン3第14話「レディ・アンブロジア」(Lady Ambrosia(No. 77) )の詳しいあらすじと感想です。
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Photos:NBC
突然現れた子供
コンビニ店内。
血の跡。
たどっていくと、子供が食べ物をむしゃむしゃ食べている。
次のブラックリスター
レイモンド・レディントン(ジェームズ・スペイダー)がエリザベス・キーン(メーガン・ブーン)のアパートにいる。
次のターゲットは、レディ・アンブロジア。
4年前に死んだとされる少年が、突然見つかったという。
少年は自閉症だった。
FBI
FBIの調査では、死んだと思われていた子供がこれまでに3人見つかっていた。
3人とも顔にペイントを施されていた。
そして3人は、自閉症や失明などの病気を抱えていた。
リズは、見つかった少年に会っている。
両親がやって来る。
アラム・モジダバイ(アミール・アリソン)の調べでは、少年は4年前に養子に出されたという。
森の中
太った女性が何人もの子供を引き連れている。
レディ・アンブロジアだ。
大人の男(テオドア)が、遺体を引きずってくる。
井戸から、無数のチョウが飛び立つ。
陸運局
待合室にレッドがいる。
45分待ち、やっとグレンの部屋へと入る。
元KGBの女を捜してくれ、と頼むレッド。
いつものようにのらりくらりかわすグレン。
「女を紹介する、2人」というレッドに、しぶしぶ了解するグレン。
病院
見つかった少年が入院している病院。
母親が電話で「約束が違う」と言っている。
ジーナとトム
ジーナのチームが宝石店から車で退却する。
宝石店襲撃を成功させたチーム。トム・キーン(ライアン・エッゴールド)はリズに電話し、「金が出来た。もう心配ない。自由だ」という。
そんなトムにジーナは、「私と一緒にチューリッヒに来て」という。
断るトム。
駐車場に到着すると、男が2人やってくる。
2人は車の後ろのドアを開け、機関銃で撃つ。
トムも被弾するが、死んだふりをして返り討ちにし、なんとか逃げる。
民家に逃げ込み、自分で弾を摘出するが、そこで気絶してしまう。
後始末
駐車場に車が止まっている。
男(ノア)が運転席にいる。
「問題を解決しよう」というと、後部座席に隠れていたテオドアが、母親を窒息しさせる。
ノアが「子供を逃がしたのはお前だろう?」と聞くと、「ごめん、父さん」というテオドア。
少年の父親
アラムの調べでは、養子に出した直後、父親の口座に多額の入金があったという。
ドナルド・レスラー(ディエゴ・クラテンホフ)が父親を連行する。
リズ、少年をアパートへ
少年を病院からアパートへと連れて行くリズ。
ワッフルを焼こうとして火事になりそうになり、隣の部屋にいるアソシエイトのバズに助けられるが逆ギレする。
レッド、信託口座を用意する
レッドはリズの子供ために信託口座を用意するが、「汚い金だ」とリズは断る。
そして、養子に出すことにした、と伝える。
なぜ?と聞くレッドに、「あなたのせいよ」といい、リズの生活は子供には危険すぎるという。レッドは、「子供のいない人生は寂しいものだ」という。
養子に出す場合、両親の合意が必要になる。
ところが、トムは同意していない。
そこからヒントを得て、見つかった子供達はいずれも養子に出されており、しかも両親のいずれかが養子に反対だったことがわかる。
2匹の犬
レッドがグレンを尋ねている。
グレンは、犬に家がないことを知り、結局引き取ることにした。
アンブロジアの儀式
子供達を集めて顔にペイントしている。
アンブロジアは、望まれない子供達を引き取り育てていたのだ。
子供は12歳になるともう子供でなくなるため、殺されてしまう。
そうすれば、永遠に子供でいられるからだ。
今日は、アーニャの12歳の誕生日だ。
証拠隠滅
証拠隠滅を図るため、ノアとテオドアがリズのアパートにやってくる。
逃げた少年を取り返すためだ。
もみ合いになったが、隣の部屋のバズのおかげで命拾いする。
探し当てた女性
レッドは、グレンに調査を依頼してわかった女性の元にいた。
「なぜここが?」といぶかる女性。
レッドは女性にあるファイルを渡すよう要求する。
「それはムリ。アーニャを連れて来てくれれば渡すわ。あり得ないけど」という。
レッド、情報を聞き出す
とあるビルにいるレッド。
中から、拷問担当のミスター・ブリムリーが出来る。
なぜかアルパカを連れている。
リズの両親
リズがレッドに両親のことを聞いている。
リズの両親は愛し合っていたものの、冷戦によって仲がぎくしゃくし、ソ連崩壊を迎える。
母親はリズのために夫に従うが、火事の夜、リズは父親を撃ってしまう。
その結果、精神を病んだ母はケープ・メイで入水自殺を図ったのだ。
チョウの絵
少年がテーブルの裏に書いたチョウの絵から、アラムが品種を特定した。
肉食のチョウで、幼虫を大量に購入した人物がいた。
現場へと急ぐレスラーとサマール・ナヴァビ(モズハン・マーノ)。
レッドとレディ・アンブロジア
レッドがレディ・アンブロジアの森にいる。
「12歳で子供時代は終わる。もう置いておけない。子供は儀式でチョウになる。そうすれば、ずっと子供でいられる」というレディ・アンブロジア。
レッドは、「2人の息子がカヌーの事故にあう。優秀な兄は死に、醜い弟が残った」という。
「2人とも死ねばよかった。そうすれば、テオドアは社会ののけ者にされなかったのに」というアンブロジア。
デンベが眠っているアーニャを救出し、レッドと伴に去る。
2人の会話を聞いていたテオドアは、母親を井戸へと連れて行き、突き落とす。
そして、自分も井戸の中へ・・・。
無数のチョウが井戸から飛び立つ。
レスラー達が救出する子供たちは、チョウを見て歓喜の声をあげる。
アーニャとの再会
レッドは、アーニャを母親のもとへと連れて行く。
喜びの再会を果たす2人。
後日、レッドはファイルを手渡される。
ファイルには「ロストヴァ」と書かれていた。
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音楽/サウンドトラック/挿入歌
Carmen Piazzini
価格: 150円

posted with sticky on 2016.4.27
Had You So Long
(uncredited)
Performed by Rick Coyne
ちょっとした感想
チョウは「再生」のシンボルです。
肉食とは、ちょっと気持ち悪いですが・・・。
最後、クーパーは「この事件でレディントンは何の得があったんだ?」といいます。
鋭いですね。
さすがクーパー。
最後のレッドの台詞:
事態は悪化する一方だ。
このファイルに、レッドが知らなかったことが書いてあったということでしょうか。
それにしても、リズの両親のことを、案外ぺらぺらとリズに話したのが結構意外でした。
まぁ、すべてを話したわけじゃないだろうけど。
リズの母親について、「こう言うのはつらいが、君の母親が唯一愛していたのは、君の父親だった」という台詞。
これって、レッドがリズの母親にフラれた感じがしますよね・・・。
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