GRIMM/グリムの面白い表現:シーズン1第2話のあらすじとcrap

** ネタバレを含みます **
今日は、犯罪捜査だけでなく、いろいろな海外ドラマでよく耳にするフレーズをご紹介します。
cut the crap
くだらないことは言うな。
でたらめは言うな。
はっきり言って。
これはあまり上品な表現ではないのですが、海外ドラマではよく出てきますねー。
crap(名詞)は「たわごと、ウソ、ふざけたまね」という意味です(もっと汚い意味もありますが、辞書にてどうぞ~)。
clap(名詞、動詞)は「拍手」なので、間違えないように。r と l を間違えると大変です!
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では、『GRIMM/グリム』シーズン1第2話「通過儀礼」(Bears Will Be Bears)の続きです(これまでのお話は、高評価の海外ドラマグリム、シーズン1第2話から clue をどうぞ!)。
ニック・ブルクハルト(デヴィッド・ジュントーリ)は、モンロー(サイラス・ウェイア・ミッチェル)から、金持ち宅の住人であるレイブ夫妻の正体はイェーガーバー(熊の魔物)であり、家にあった不気味な熊アイテムはローハッツと呼ばれる成人の伝統的儀式に使われる物だと教えてもらいます(3人の息子が成人を迎えるわけですね)。さらに入院中のマリーから、その儀式は日没とともに行われ、生け贄として人間が捧げられることを知ります。
一方、ギルダは行方不明のロッキーを探しにイェーガーバーの家へ乗り込みますが、つかまってしまいます。
ニックはハンク・グリフィン(ラッセル・ホーンズビー)と伴に救出に向かい、そこでニックは、レイブ氏に「お互い正体はバレているんだから、お芝居なしで話そう」といいます。
Nick: I know what you are. You know who I am. So let’s cut the crap.
ニック:ボクはあなたが何者かを知っているし、ボクが何者かもわかっているだろ。だから、率直に話そう。
レイブ氏は人間界では弁護士なので、現代的な考え方を持っています。今どき儀式なんてナンセンスだ、と考えるレイブ氏は、儀式を止めさせようとニックと現場に向かいます。そこで目にしたのは、3人の息子に追いかけられ、必死に逃げるギルダとロッキー。
息子たちのピンチを察知したのか、クマに変身したレイブの妻が飛び出してきます。ところが息子たちが仕掛けた罠に落ち、重症を負ってしまいます。3人の息子たちは逮捕され、妻は病院へ。その様子を見てレイブ氏は、「我々がやったことの代償は大きい。しかし、自分のルーツは捨てがたい」とニックに語るのでした。
さて、シーズン1第2話の最後、叔母のマリーが亡くなってしまうのです。
ここは次回、お楽しみに!
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