「ブラックリスト」シーズン3第10話局長(後編)」(The Director(No.24) Conclusion)のあらすじと感想(ネタバレ)

「ブラックリスト」シーズン3第10話局長(後編)」(The Director(No.24) Conclusion)のあらすじと感想(ネタバレ)
このブログでは、『ブラックリスト』に登場する英語フレーズの解説、詳しいあらすじ、次回エピソードの予告を紹介しています。
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Photos:NBC
チーム招集
ミスター・キャプラン(スーザン・ブロマアート)が、レイモンド・レディントン(ジェームズ・スペイダー)のアジトでチームメンバーを待つ。
クーパー(ハリー・レニックス)、アラム・モジダバイ(アミール・アリソン)、マーヴィン・ジェラード、サマール・ナヴァビ(モズハン・マーノ)が次々に到着。
最後に、レッドとデンベ(ハイシャム・トーフィーク)が到着する。
レッドは「ターゲットは局長だ」と説明。
そして、結社の資金調達を妨害し(3話)、ジン(4話)の顧客リストから結社のメンバーを特定し、局長の逃亡資金を断ち(6話)・・・と、着々と準備を続けてきたと説明。
レッドは、結社に局長(デヴィッド・ストラザーン)を切り捨てされるつもりだ。
リズ、連邦裁判所へ
ロナルド・レスラー(ディエゴ・クラテンホフ)とエリザベス・キーン(メーガン・ブーン)は車中。
レスラーは、「ミード基地まで安全に移送する」というが、リズは途中で殺されることを確信。
遺書を書き、レスラーに託す。
レッドの計画
レッドはチームに計画を説明する。
局長夫婦はセラピーに通っている。
妻がパニック障害だからだ。
局長がクリニックに行くように仕向け、そこを拉致する計画だ。
レッドはリズに電話し、「安心しろ。明日で終わる」と告げる。
ヒッチンと局長
ヒッチンと局長は、リズ殺害を計画する。
「裁判所に協力者がいるから問題無い。ミード基地までは生きていけない」と言う。
ヒッチンは、移送中にリズを殺害するつもりで男を雇っていた。
拉致の準備
チームはクリニックが入っているビルへ。
クリニックは6階だが、8階にまったく同じ構造を再現している。
レッドは、「ボールにリンゴを入れておけ」と指示する。
リズ、留置所へ
リズが留置所に到着する。
やがて弁護士が来て、リズの罪状を説明した。
CIAの職人14人の殺害、そしてホーキンズ議員と、コノリーの殺害だ。
作戦開始
一方サマールは、局長の妻にわざとぶつかり、コーヒーをこぼす。
「同じ物を」と、クーパーが薬を仕込んだコーヒーを渡す。
それを飲んだ妻は気分が悪くなり、クーパーがタクシーを呼んでクリニックへ。
局長が到着してエレベーターで6階へ。
アラムが改ざんし、8階で停止。
ドアの前でリンゴに目をやるが、2つ手に取ってポケットへ。
偽のクリニックの受付は、ミスター・キャプランだ。
「奥へ」と通したところで、睡眠薬を注射。
手早く、死体バッグに局長を押し込め、裏口から逃走。
警備が気付いたころにはもぬけの空だった。
レスラーも動く
レスラーが記者に「これから起こることを大々的に報道してくれ」という。
トムはカラクルトに「いよいよお前の出番だ」という。
カラクルトは警察に引き渡され、「結社の工作員を逮捕した」という報道が流れる。
そしてレスラーは「キーンは事件とは無関係と考え、捜査中だ」とコメントする。
局長目覚める
局長が目覚めると、飛行機の中だ。
ベネズエラの外相とレッドがいる。
レッドは、局長の戦争行為がジュネーブ条約とローマ規程に違反しているため、逮捕するという。
そして飛行機は、国際裁判所のあるハーグに向かっていると局長に告げる。
局長がヒッチンに、誘拐されたことを告げると、ヒッチンはレッドと交渉する。
TVでは、カラクルトの報道が流れている。
レッドは「キーンの無実を晴らすことが条件だ。決断しろ」といって切る。
リズ、移送
リズが移送される。
ヒッチンに殺害を依頼された男が廊下にいる。
ヒッチンは男に計画を中止するように電話するが、通じない。
あせったヒッチンは、レスラーに電話する。
そして、「移送を中止して。暗殺者がいる」と警告。
リズは危うく難を逃れた。
ヒッチン、取引に応じる
ヒッチンはレッドに電話する。
すると、ヒッチンの部屋にマーヴィン・ジェラードが入ってきて、交渉を始める。
交渉後、マーヴィンがレッドに電話する。
「ほとんどの要求は通ったが、コノリー殺害だけは飲めないという。実際、これはいい取引だ。想像以上だ。手を打とう」という。
マーヴィンは、電話をヒッチンに渡す。
レッドは「取引成立だ。では局長をお返しするよ」という。
ところが、ヒッチンは「処分はおまかせするわ」という。
リズ、取引を飲む
取引の契約書に署名するように言われるリズ。
リズが「これにサインしたら、もうFBI捜査官にはなれないのね」という。
レスラーは、「そうだ。だがタスクフォースは存続する。クーパーは容疑が晴れて職場に復帰する予定だ。君はこれからもレディントンと伴に、捜査官ではなく政府の協力者として働いてもらう。」という。
レッドから電話がかかってくる。
「完璧とはいかないが、君は安全で、しかも自由だ」というと、「でも、捜査官には戻れない。あなたと同じ協力者になるのよ」というリズ。
「いつか、すべて元通りになる方法を見つけることができるかもしれない。でも今は、取引するんだ」と促される。
リズはサインする。
ヒッチンのメディア発表
ヒッチンはメディアに対して、リズが無罪であることを発表。
そして、結社が存在し、コノリーもその一員であったこと。
局長も一員であり、国外逃亡したことを発表する。
そして、カラクルト逮捕にレスラーが貢献したことを讃えた。
局長の最期
局長はレッドに、「君の正体を知っているぞ。彼女の何なのかも」という。
その後、飛行機は高度を下げる。
局長は飛行機から落とされ、民家の屋根を破って落下。
即死だった。
クーパー復帰
クーパーが復帰する。
レスラーは「ボクは現場がいいです、政治がらみはお任せします」と嬉しそう。
「ヒッチンが無傷とはしゃくですね」というレスラーに、「いずれ対決する日が来るだろう」とクーパー。
ヒッチンとレッド
ヒッチンとレッドがウイスキーを飲んでいる。
ヒッチンは、結社の弱体化を嘆いている。
そして、「結社を作り直して、自分の席を作るのがあなたの目的だったの?」とレッドに尋ねる。
リズ、釈放
リズが解放される。
夜、人気のない道。
通りの向こう側には、レッドの車が止まっていて、レッドとデンベがいる。
駆け寄り、レッドに抱きつくリズ。
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音楽/サウンドトラック/挿入歌
ちょっとした感想
チームを集めるとき、ミスター・キャプランがボディチェックをして武器をすべて集めます。
サマールはピストルを出して、最後にナイフを渡すのですが、キャプランのひと言がよかったですね。
My kinda girl
My kind of girl
私の好みだわ、いいわね!
「そうでしょうとも~!」とおもいました(笑)
そして、レッドが集まったメンバーの前でスピーチ:
今日は集まってくれてありがとう。
I apologize for the security protocols.
セキュリティが厳しくて申し訳なかった。
But my better half insists.
私の伴侶がどうしても、というんでね。
better half
「伴侶」です。
語源はギリシャ時代に遡ります。
その昔、人間は頭が2つ手が4本という形状だったのですが、それをゼウスが2つに切り離して男と女になったのですね。
元々一体だったので、お互いを自分の「より良い半身」とし、better half と呼ぶのでした。
better half は、夫が妻のことを言うときに使うのが一般的です。
ですから、「伴侶」というよりは、「愛妻」という意味で使うことが多いです。
レッドはもちろん、ミスター・キャプランのことを better half といったわけです。
結婚しているわけじゃないけど、精神的な愛妻ですよねぇ~、確かに。
それにしても、今回のプランを一番喜んでるのはアラムだったかも。
エレベーターを8階で止めてね、といわれると、
わー、すごいなぁ。手品だね。マジックは大好きだよ。
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