「ブラックリスト」シーズン3でよく出てくる英単語:cabal

今日も引き続き、シーズン3のエピソードでよく出てくる英単語を1つご紹介します。
** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『ブラックリスト』に登場する英語フレーズの解説、詳しいあらすじ、次回エピソードの予告を紹介しています。
関連記事やほかのエピソードの記事もご覧ください!
シーズン1の記事一覧は、こちらから
シーズン2の記事一覧は、こちらから
シーズン3の記事一覧は、こちらから
Photos:NBC
cabal:秘密結社
「ブラックリスト」では、「結社」や「秘密結社」となっていますね。
おなじみ、「局長」が率いる悪の組織で、世界中の有力者がメンバーとして名を連ねているもようです。詳細はわかっていません。
「ブラックリスト」では固有名詞的に使用しているので、Cabalと大文字から始まります。
語源はcabala(カバラー)
cabal の一般的な意味
名詞:陰謀団、陰謀、徒党
動詞:徒党を組む
ヘブライ語のカバラー(cabala)が語源になっています。
cabalaとは、「受け入れ」「伝承」という意味を持つヘブライ語です。
その後、ユダヤ教神秘主義思想を示すようになりました。
この神秘主義思想は、神の教えとして師から弟子へと伝承されていきます。
グループに所属するメンバーにしかわからない難解な内容とされ、フランス語で「cabalistique」(カバラー的)という単語は「何を言ってるのかさっぱりわからん」という意味があるほどです。
生命の樹
生命の樹とは、旧約聖書の創世記にエデンの園の中心に植えられた樹です(上の図にもあります)。
カバラーでは、セフィロトの木といいます。
これを見て、「あれ?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです、これ、『鋼の錬金術師』に出てきました!
「真理の門」に描かれていましたよね~~~。
この門の先は神々の世界、という想定でした。
それから、この模様、よく見かけませんか?
この模様(Flower of Life)にも、生命の樹が入っているんです。
私もちょっとカバラーのことを勉強したことがあるのですが・・・・。
収拾つかなくなりそうなのでこのあたりでまとめると:
cabal の語源は「カバラー」です。
一般的なニュアンスでは、「何やってんだかわからない怪しい集団」という感じでしょうか。
「ブラックリスト」シーズン3では、第2話、3話、4話、5話、6話、7話などに出てきます。
「ブラックリスト」では頻出ですが、他のドラマではあまり出てこないかも(笑)
でも、ブラックリストでは非常に重要な組織ですね。
スポンサーリンク
台詞から
Cabalという単語が始めて台詞に登場したのは、シーズン2です。
第9話「ルーサー・ブラクストン:前編」から
「秘密結社」はブラクストンを使ってフルクラムを入手しようとします。
なんとか阻止しようと、レッドとリズ(メーガン・ブーン)は入手ボイラー室を破壊します。
レッドはボイラーの圧力を徐々に上げていき、リズが圧力の数値をチェックします。
その作業中の2人の会話。
いつ本当のことを話してくれるの?
真実って?
ここに来た理由よ。脅しのファイル、フルクラムのこと。
ブラクストンには渡せないものだ。
なぜ?奴らの手に渡るとどうなるの?その組織って・・・
秘密結社だ。結社は、私がフルクラムを持っていると思っている。
It’s one of the reasons I’m still alive.
私がまだ殺されていないのは、フルクラムを持っているからでもある。
じゃあ、ブラクストンの手に渡れば、あなたは用なしになって殺されるってこと?
数値は?
680よ。
『ブラックリスト』に関する記事一覧はこちら:
シーズン1の記事一覧は、こちらから
シーズン2の記事一覧は、こちらから
シーズン3の記事一覧は、こちらから
シーズン4の記事一覧は、こちらから
スポンサーリンク