「NCIS:ニューオーリンズ」シーズン1第5話のあらすじ「人質を捜せ」(It Happened Last Night)

「NCIS:ニューオーリンズ」シーズン1第5話のあらすじ「人質を捜せ」(It Happened Last Night)です。
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは『NCIS:ニューオーリンズ』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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(Photo:CBS)
バイユーで死体発見
新婚カップルがボートで観光していたところ、海兵隊の死体が発見された。
遺体は、海兵隊の上級准尉ウィリアム・リード。諜報対策を担当し、勤務地はグアンタナモ。尋問官だった。
ロレッタ・ウェイド(CCH・パウンダー)の調べでは、死因は溺死だった。
別の場所で殺された後、運ばれている。
鼻と口に黒い繊維が付着している。水責めを受けたようだった。
NCISのヴァンス局長(ロッキー・キャロル)と話がつながる。
FBI、CIA、NSAの各組織に問い合わせることになった。
リードの妻が行方不明
リードの妻、マリリンの行方がわからない。
ドウェイン・プライド(スコット・バクラ)、クリストファー・ラサール(ルーカル・ブラック)、メレディス・ブロディ(ゾーイ・マクラーレン)が自宅に行くと、何者かが侵入した跡がある。
中に入ると、隣人のヘレインがいた。
ヘレインはカジノで勤務している。人の噂話が大好きで、マリリンの日常や習慣もよく知っている。
気になってのぞきに来たという。というのは、マリリンは昨日は在宅だったが、今日はいないからだ。
彼女によると、昨日車が来ていた。ボンネットにメダルがついた黒い車だ。
裏庭に出ると、コンクリートの水受けも血痕がある。
手袋の一部も残っていた。
どうやらリードは、ここで頭を打ち付けられ、溺死させられたようだった。
名家、ハンティントン
マリリンの兄はオリヴァー・ハンティントン。ハンティントンといえば、名家だ。
オリヴァーの自宅に向かう。
1週間ほどマリリンから連絡がないという。ヨガの合宿に行っているのだろう、という。
マリリンの夫の死を告げる。
オリヴァーは、「マリリンは小さい頃は身体が弱く、アレルギーに悩んでいたが、今は元気になった。妹は彼のためにすべてを捨てた。親が軍人との結婚に反対だったからだ」と説明する。
監視カメラに映ったオリヴァー
マリリンの隣人の監視カメラには、オリヴァーが写っていた。
さっそくオリヴァー宅に向かう。オリヴァーは車で逃走するが、身柄を確保する。
オリヴァーの供述
マリリンは誘拐され、誘拐犯から24時間以内に身代金300万ドルを要求されているという。
誘拐犯からメール送信された動画にはマリリンが映っていた。
殴られたのか、頬が赤くなっている。
映像を、セバスチャン・ランド(ロブ・カークオービック)に回して解析させることにした。
さらに、金の動きを追跡するために、ハンティントン家の財産管理を担当している弁護士に会いに行く。
弁護士バーナード・ラニアー
弁護士は、「オリヴァーの自作自演では?」と懐疑的だ。
というのは、オリヴァーは5年に1回しか信託財産から金を引き出せないが、金に困ったオリヴァーから何度も引き出しの依頼を受けていたからだ。
FBIのトバイアス・フォーネル
トバイアス・フォーネル(ジョー・スパーノ)が、身代金事件のスペシャリストとして派遣されることになった。
「オーガストとコションで夕食、それから名物チキンもな」と軽く口をたたきながら、メンバーと挨拶するフォーネル。
マリリンの隣人によると、マリリンのトレーナーを務めていたランスという男が怪しいという。
連行して尋問してみるが、女ったらしのトレーナーであるだけで、犯人ではない。
犯人から送られてきたメール(36ワード)から、フォーネルがプロファイリングする。
高学歴、南部生まれ、高収入の白人だ。
遺体があった場所
ロレッタが、遺体の爪から水生菌を検出した。
菌の生息場所は限られているので、遺体があった場所を特定できた。
現場にブロディとクリスが向かう。
川辺に家がある。
家に向かって歩いていると、ライフルを構えた男が出てきた。
クリスが隙をついて取り押さえる。この男は、酒を密造していた。
家の裏の川辺には、遺体を引きずった跡がある。
男はこの家に住んで半年で、単に密造していただけで殺人は犯していない。
そこで、不動産の記録を追っていく。
すると、土地と建物を購入したのはオリヴァーだった。
ところが、契約したのは弁護士だ。
契約書のサインは、弁護士がオリヴァーの筆跡をまねたものだった。
弁護士
弁護士のオフィスに向かうチーム。
ドアがロックされており、中で銃声が響く。
中に入ると、弁護士は自殺していた。
そして、30秒前に300万円は送金されていた。
これで、マリリンの居所を知っている者がいなくなってしまった。
マリリンの監禁場所
セバスチャンが、動画からスプリンクラーの音を拾ったという。
特殊なスプリンクラーで、設置されている場所は限られている。恐らく温室だ。
温室
温室に向かうチーム。
ランなどさまざまな花が植えられている。
温室の外にトラックがあった。
その荷台を開けると、マリリンが監禁されていた。
マリリン発見の報告をうけ、オリヴァーがやってくる。
「ウィリアムは勇敢だった。必死に抵抗した。2回も戦地から戻ってこれたのに、お金のために死んでしまった」と抱き合う2人。
犯人は誰?
プライドは腑に落ちない。
弁護士は、自殺するのになぜ送金したのか?
プライドは川辺の埠頭へと向かった。
水上飛行機が近づいてきた。
埠頭にはマリリンの隣人がいる。
すべて弁護士の計画だったという。
弁護士とは職場のカジノで出会い、ギャンブルで金に困っていた彼が殺人を計画した。
「山分けしましょう」とプライドに持ちかけるが、「君の行き先では金は必要ない」と逮捕する。
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ちょっとした感想
今回は、フォーネル登場でした!
NCISでは、フォーネルは妻のダイアンをある事件で殺されてしまいます(ダイアンは、ギブスの元奥さんです。その後フォーネルと結婚しますが、離婚。そして、再婚するはずだった)。
ふと、このエピソードはダイアンが死ぬ前なのか後なのか・・・なんて思っちゃいました。
こういう事件で、犯人が弁護士ってパターンが結構多いですね。
登場した食べ物
プラリネベーコン
朝、ブロディが「このプラリネベーコン最高!」といいながらオフィスに入ってきます。
カリカリに焼いたベーコンをピーカンナッツとキャラメルでコーティングしたものです。
げー、おいしそう。
ニューオーリンズの朝食の付け合わせです。
シュリンプ&グリッツ
ブロディが「プラリネベーコン最高」というと、クリスが「シュリンプ&グリッツもね」といいます。
グリッツとは、乾燥トウモロコシの実を粗挽きにしたものを煮込んだ、いわゆるお粥です。
マファレッタ
トバイアス・フォーネルが、NCISニュオーリンズ支局に来ることになり、これが食べたいといいます。
マファレッタは、ニューオーリンズ名物のサンドイッチ。イタリアンブレッドに、サラミ、ハム、スイスチーズ、オリーブ、ピクルスを挟んだ物で、酸味と塩気が強いです。もともと、ニューオーリンズに住むイタリア人が広めたものです。
オーガストとコション
フォーネルが「オーガストとコションで夕食、それからウィリー・メイのチキンを食べたい。」といいます。
オーガスト(August)は、有名フレンチレストラン。
コション(Cochon)は、ケイジャン料理のレストラン。
ウィリー・メイのチキン。
すべて、ニューオーリンズを代表するレストランと料理です。
「ニューオーリンズといえば!」的な存在なのでしょう。
オーガストとコションで夕食。それから、ウィリー・チキンもね。
単純な男だな、トバイアス
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