「メンタリスト」シーズン6第22話(最終回)のあらすじ「青い鳥」(Blue Bird)

「メンタリスト」シーズン6第22話のあらすじ「青い鳥」(Blue Bird)シリーズ通算138
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『The Mentalist/メンタリスト』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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このエピソードの英語表現は、シーズン6第22話「青い鳥」から:ジェーンの愛の告白をどうぞ!
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(Photos:CBS)
大学の寮で殺人事件
大学の寮で学生が殺されたことをうけ、パトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)とキンブル・チョウ(ティム・カン)が向かう。
「リズボンのこと平気?」と聞くチョウに、「どうせ口だけ、DCには行かないよ」というジェーンだが、辞令がすでに出ていることと、来週金曜日にDCに出発することを聞いて、急に落ち着かなくなる。
背中にナイフが突き刺さった死体がプールに浮かんでいる。
学生寮に入り、状況を確認し、次々に推論を展開するジェーン。「これで事件は解決したよ」とその場を後にする。
FBIのオフィス
テレサ・リズボン(ロビン・タニー)は明日DCに出発だ。
「寂しいし、最後に知らされたことがショックだ」というジェーンに、「長年パートナーだったから言い出せなかった」というリズボン。
「じゃあ残って、行かないで・・・なんてウソだよ。幸せになって。パイクは良い人だしお似合いだよ」という。
FBIへの挑戦状
デニス・アボット(ロックモンド・ダンバー)がチームを招集する。
FBIに挑戦状が届いた。
マイアミで5年前に起きた未解決のグレタ・デ・ジョリオ殺人事件の犯人を語る者からだ。
「グレタを偲んでまた人を殺す」という殺人を予告している。
最後に暗号が書いてある。
752 598 H IS M Key O
当時事件を担当したのはFBI支局長だった。
未解決だったことで非難をあびた支局長は、全力で捜査にあたるよう命じる。
リズボンは出発を延期し、マイアミへ捜査に行くことになる。
アボットがジェーンを部屋に呼ぶ。
「様子が変だ。ムリして冷静を装っているな」というが、ジェーンはとぼける。
マイアミ、グレタの夫
マイアミに到着したジェーンとリズボンはオープンカーを借り、殺害されたグレタの夫の豪邸へ。
夫は再婚していた。夫、妻、弁護士のランドルフ、娘のクリスティがいる。
ジェーンは、「この手紙を書いたのは、犯人じゃない。犯人がこれを見たら驚くだろうね。FBIが動くんだから」という。
夫は、「バクスターが怪しい」という。当時18歳だったバクスターは、グレタをストーキングしていたというのだ。
バクスターのトレーラー
次に、バクスターを尋ねる。トレーラーハウスに住んでいた。
「あの事件のせいでボクの人生は台無しになった。ボクはストーキングしてない。娘のクリスティが好きだっただけ」という。
ジェーンは、「暗号を解いてみて。何かあったら連絡して」と手紙を渡す。
グレタの友人
チョウとキム・フィッシャー(エミリー・スワロー)が、グレタの共同経営者だった女性を訪ねる。
プールサイドで、友人のモニカとヨガの最中だった。
グレタとは大学時代の友人で、一緒に会社を立ち上げたという。
そして、「グレタが殺される前に浮気していることを告げられた。でもその後その話は出なかったから、別れたんだと思う」という。
ビーチで散歩
ジェーンがリズボンをビーチに誘う。
散歩しながら暗号を解く2人。
手紙の「Do you understand」(ドゥユーアンダースタンド)を、「ディーユー」や「デューイー」と変な読み方をするジェーン。
「デューイ十進分類法だわ!」と気づくリズボン。
752:色
598:鳥
H:ホテル
アイラモラーダに「ブルーバード」というホテルがある。
Oは天文記号で満月を意味する。満月は明日だ。
「2人で解いたわ、やったわ!あなたじゃない、私が解いたのよ!」とはしゃぐリズボン。
チェックイン
ブルーバードホテルに到着する。
チェックインすると、「夕食は正装で」といわれる。
洋服がないというリズボンに「なんとかなるよ」とジェーン。
リズボンが部屋に入る。素敵な内装に大喜びする。
ベッドの上にはドレスが3着。
「素敵!」と満面の笑みになる。
ジェーンの部屋に電話がかかってくる。
リズボンだ。
「贅沢すぎる。仕事なのに」というリズボンに、「一緒にする最後の仕事だからいいじゃないか。じゃあ夕食で」という。
また電話がかかってくる。アボットとチョウだ。
ホテルの下に来ているらしい。
ディナーのテーブル
ジェーン、チョウ、アボットの3人がテーブルに座っている。
「2人で解決できたのに」というジェーンに、「支局長命令で来た」とアボット。
そこに、リズボンがピンクのドレスでやってくる。
リズボンはレセプションに「彼にバスローブを購入したいんだけど」という。
「先週予約されたプランに含まれていますよ」といわれ、不審に思う。
手紙が到着したのは2日前だ。手紙の前に予約したことになる。
リズボンが「どういうこと?」と聞くと、ジェーンは「ばれたか。手紙はボクが書いた。これで犯人をあぶり出すよ」という。
怒り心頭のリズボン。
「サイテー!」とジェーンに水とかけ、部屋に戻る。
空港へ
リズボンが荷造りしている。
ジェーンがドアをノックする。
当然、話したくないという。
「すまない。ただ、行って欲しくなかったんだ」というが、「あなたはいつもそう。私の気持ちなんて考えない。自分勝手よ。殺された女性を利用するなんて、歪んでるわ。」
本当にすまない、と誤るジェーンに、「本当にそう思っているなら消えて」という。
ジェーンは自分の部屋に入る。
リズボン、空港へ
リズボンはタクシーに乗り、空港へ。
タクシーが出発する。
一足先にDCに行ったマーカス・パイク捜査官(ぺドロ・パスカル)に電話する。
マーカスは、プロポーズの答えを待っていた。
「決めたわ。結婚する」というと、マーカスは大喜びだ。
「空港まで迎えに行くよ。こっちには君が好きそうな店もあるし、不動産屋も・・・」と話す。
リズボンは、ぼんやりタクシーの外を見る。
アボットとチョウ
テーブルに残された2人は、ワインで食事中だ。
「まんまと騙された」というアボット。
「リズボンはなぜあんなに激怒したんだろう。ジェーンに騙されたのはこれが初めてじゃないのに」というチョウ。
「わからないのか?」というアボットに、チョウはポカンとする。
ジェーンの部屋
ジェーンは一人、ミニバーの酒を飲んでいる。
そこに、男が入ってくる。
殺されたグレタの家で会った弁護士だ。銃を向けている。
ジェーンは、「グレタの浮気相手?」と見抜く。
復讐するために来たらしい。真犯人がいないことを知ると、銃を置き、2人で飲み始める。
すると、もう一人男が入ってきた。銃を向けている。
トレーラーハウスにいたバクスターだ。
人生をめちゃくちゃにされた復讐のために来たらしい。
真犯人がいないことを知り、結局3人で飲むことになる。
弁護士の後悔
弁護士はグレタと再婚するつもりだった。ところが、浮気がばれれば仕事に支障をきたすという怖れから、自分から別れを切り出したという。
「恐怖と自己嫌悪のせいで一番大切なものを失った。気づいたとき、彼女は死んでいた」と語る。
ジェーンは、「空港に行かなきゃ」と行って立ち上がる。
すると、グレタの共同経営者だった女性2人が入ってきた。
真犯人はこの2人だったのだ。
銃を持っている。
真犯人逮捕
ジェーンは、FBIのIDをわざと落として、アボットにメールを送る。
「SOZ」とタイプミスだったが、「SOSだ」と気づいたチョウとアボットはジェーンの部屋へ。
銃声がなり、かすり傷を追うが、全員無事。
2人は逮捕される。
ジェーンは、サイレン付きの車を借りて空港に向かった。
渾身の告白
そのときリズボンはすでに機内にいた。
ジェーンはフェンスを乗り越えるが、着地に失敗し足をねんざする。
足を引きずりながらタラップを登る。
飛行機のドアはすでに閉まっていたが、開けてもらい、中に入る。
リズボンが座っている席まで行く。
「なぜここに?」というリズボン。
「君のいうとおり、ボクはまともに振る舞えない。駆け引きし、人を騙してウソをつく。自分の気持ちを隠すために。距離を縮めるのが怖いんだ。でも、君にもう会えないなんて想像できない。本当は君を愛してる。伝えられてすっきりしたよ。でも、実は今もコワイんだ。でもこれがボクの本当の気持ちだ」と、ジェーンは涙目で訴える。
リズボンの目から涙が流れ、「もう遅いわ」という。
「それでも愛してる」というジェーンを、警備員が連行する。
「伝えられてよかった。愛してる」と叫びながら連れて行かれるジェーン。
「恥ずかしいわ」というリズボンに、隣の女性が「ここにいる女性全員がうらやんでるわよ」という。
犯人逮捕
フィッシャーがアボットに、「検察は第2級殺人、私は第1級だと思う」というと、「調整してくれ。これから、ジェーンの釈放を求めて空港に行く」と出発する。
ジェーンは空港に拘留されたままになっていた。
再会
ジェーンは監視付きの部屋にいる。
隣では、監視員が見張っている。
足には包帯が巻かれている。
そこに誰か入ってきた。
リズボンだ。
「身から出たサビね。足は大丈夫?」と聞く。
DC行きを辞めたというリズボンは、「あの言葉は本当?」と聞く。
「サビのこと?」ととぼけるが、「冗談じゃすまないわよ」とたしなめる。
「一言一句、本当だ」と答えるジェーン。
「よかった。私も同じ気持ちよ」というリズボンに、「パイクは?」というと、わかってくれるはず、と答えるリズボン。
「もう一度言って」
「何をもう一度?」と、ジェーンがリズボンにキスをする。
監視員が隣の部屋から、「おい、やめろ!」という。
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ちょっとした感想
きゃ~!
あ~~。いいエピソードでした。
リズボンと一緒に泣きました。
事件全体も、ジェーンらしいというか、メンタリストらしい展開でしたね。
「がっかり!」という意見も多いのですが、私は「メンタリスト」らしいと思います。だって、私はハッピーエンドが大好き(というかハッピーエンドじゃなきゃやだ)。「正統派ミステリー」には、正統派のラブストーリーが合ってると思う。
それにしても、アボットいいですよねぇ!
最初は最悪な感じで登場しましたが、彼はジェーンを高く買ってるだけじゃなく、基本的にジェーンが好きなんだよね。観察眼も鋭いし。
でも、ホテルで荷造りをするリズボンの「あなたは身勝手」という台詞、ほんとに納得。
コンビを組んでから、ジェーンの今までの行動が走馬燈のように頭に浮かびましたよ、私は。
レッド・ジョン逮捕の後だって、リズボンを放置して2年もメキシコに行っちゃったし。手紙を書いていたとはいえねぇ・・・。
リズボンがDCに行かないとわかると、とたんに「何をもう一度?」とかとぼけるのが、ジェーンらしいというかなんというか。懲りてないわ。
パイクがいい人だけに気の毒ですが、彼は他によい人を見つけるんじゃないかな。
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