「NCIS:ニューオーリンズ」シーズン1第1話のあらすじ「新しい家族」(Musical Heal Thyself)

『NCIS:ニューオーリンズ』シーズン1第1話のあらすじ「新しい家族」(Musical Heal Thyself)
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは『NCIS:ニューオーリンズ』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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(Photo:CBS)
海軍兵の足
港で船からエビが荷降ろしされている。
2人の男が言い争いになり、エビのかごにぶつかる。
かごが倒れ、中から切断された脚が出てくる。
海軍の軍靴を履いているので、NCISニューオーリンズ支局の捜査官、ドウェイン・ブライド(ニックネームはキング)(スコット・バクラ)、クリストファー・ラサール(ルーカス・ブラック)、メレディス・ブロディ(ゾーイ・マクラーレン)、さらに検視官のロレッタ・ウェイド(CCH・パウンダー)が駆けつけた。
NCISオフィス(倉庫)
NCISのオフィスでは、リー大佐が待っていた。
カルヴィン・パークス兵曹が無断で2日間も休んでいるという。
カルヴィンは元ギャングで、キングの自宅に空き巣に入って捕まった過去がある。
ところがキングがカルヴィンの力になって立ち直らせ、海軍に入隊させたのだ。
「何かあれば連絡する」と、リー大佐は帰る。
キングはいやな予感がしていた。
ロレッタにTV電話し、脚から身長や体重をシミュレーションするように言う。
アシスタントのセバスチャン・ランド(ロブ・カークオービック)によると、190センチ、100キロほど。
カルヴィンに近い。
ジャズのステージ
キングがジャズのステージを訪れる。
カルヴィンの父親(たぶん)パパ・パークスがトランペットを吹いている。
カルヴィンのことを尋ねるが、特に変わったことはなかったようだ。
ステージの袖でパパ・パークスの演奏を聴いていると、ロレッタから連絡が入る。
カルヴィンの遺体が見つかった。
翌朝のキッチン
オフィスのキッチンでキングが料理をしている。
オフィスの倉庫にはキッチンが付いていて、キングはオフィスに寝泊まりしている。
ブロディはニューオーリンズに引っ越してきたばかりなのだが、学生がうるさいと愚痴る。
静かな場所の家に引っ越そうと新居を探しているのだが、なかなか良いところが見つからない。
朝食はクレオール・エッグ、レムラード・ソース、そしてソーセージだ。
ブロディとクリスによると、カルヴィンは軍の補給センターで船荷の管理をしていた。
食事もそこそこに、2人は港へと向かう。
ブロディとクリスは港へ
港で責任者に話を聞く。
カルヴィンの評判は良かったが、ギャングとつるんでいたという目撃談があった。
キングは検死局へ
ロレッタの説明によれば、斧などで脚を切られた失血死だった。
カルヴィンの遺体には、「デルタ・クルー」というギャングのメンバーであることを意味するタトゥーが彫られていた。
きっぱり足を洗ったと確信していたキングはショックを受ける。
ギャングの抗争
ニューオーリンズでは、「デルタ・クルー」と「1-1-3」というギャングが抗争を続けている。
クリスが、デルタクルーのたまり場であるバーに聞き込みに行く。
カルヴィンには、海軍に入隊して以来会っていないと言う。
一方、 ブロディとキングは 、1-1-3 のたまり場へ。
聞き込みをしていると、車がやってきて機関銃で撃ちまくる。
デルタ・クルーの報復だ。
ハミルトン議員
オフィスの倉庫にダグラス・ハミルトン議員(スティーブン・ウェバー)がやって来る。
キングとは犬猿の仲だ。
議員は、「ギャングをたきつけたな?緊急対策班を組織して一斉検挙する」という。
キングは、まだ連中の仕業とは決まっていないから早まるなというが、議員は話を聞かない。
キングは腑に落ちなかったのだ。
もしギャングの仕業ならば、報復措置に備えていたはずなのに、1-1-3 は無防備だった。
そして何よりも、カルヴィンがギャングに戻ったとは考えられなかったのだ。
タトゥーが語る
ロレッタにも腑に落ちないことがあった。
タトゥーがどんどん薄くなっていくのだ。
通常の腐敗にしては速度が速すぎる。
他に事例がないか調べると、ドクター・マラードの担当事例があった。
早速TV電話すると、「死ぬ直前か死後にいれた刺青は定着しない。そのタトゥーは死後に入れたものだ」とアドバイスをもらう。
犯人が、ギャングの仕業にみせかけようと入れたのだ。
カフェで:数字の羅列
クリスとブロディがカフェにいる。
カルヴィンのPCでメールが見つかったが、3493、8749といった数字の羅列で意味がわからない。
クリスが「じゃあデザートに、パンプディングかキーライムパイを食べよう」と言ったのがきっかけで、ブロディは数字が何か思いつく。
それは、積み荷の識別番号だった。
3493はパイナップルだ(ブロディは、目にしたものをしっかり記憶に残る能力を持っている)。
カルヴィンは、積み荷について何かを伝えようとしていたのだ。
ということは、犯人は港湾関係である可能性が高い。
メールの数字をすべて調べると、荷物はすべてグァマテラからのものであり、入港時と出港時の重量に差があったことがわかる。
カルヴィンはそれに気付き、記録していた。
おそらく、それがばれて殺されたのだろう。
タトゥーショップ
タトゥーで使用されるインクの成分はそれぞれに特徴がある。
そこから、セバスチャンが業者を特定し、さらにタトゥーショップを特定した。
店に行くと、店主がある男に、針とインクを500ドルで売ったという。
似顔絵から顔認識でチェックすると、ハロルドという男にマッチした。
港で働いていた男だ。
さっそく家へと向かうが、すでに射殺されていた。
港の責任者
ふたたび、港の責任者に話しを聞く。
責任者は、「ハロルドならあり得る。金に困っていたからな。今、従業員のリストをとってくる」といい、足早に去る。
走って逃げたところを取り押さえた。
倉庫からは、大量のヘロインが見つかった。
取り調べ
男は、カルヴィンに悪事がばれ、バラされないように殺し、タトゥーを入れたのだ。
ところが、この男はカルビンが昔ギャングのメンバーだったことを知らない。
キングが「誰に聞いた?」ときくと、恐ろしくて言えないという。
どうやら強力な黒幕がいるようだ。
ハミルトン議員
キングはハミルトン議員を訪ねる。
議員はギャング対策班を立ち上げたばかり。
それで票を得て市長選に立候補しようとしている。
「犯人逮捕おめでとう」という彼に、「密輸を大目に見て甘い汁を吸っているのは誰だ?ギャングをあおって抗争させ、対策班を作る口実にしたのは?カルヴィンの過去を知っていてタトゥーを彫らせたのは誰だ?」と聞く。
とぼける議員に、「必ず見つける。ここはオレの町だ」という。
パパの店
メンバーが集まっている。
ブロディの新しい家が決まった。
クリスの紹介だ。
彼女は知らないが、実はロレッタが家主だった。
「身内に貸せてよかった」と喜ぶロレッタ。
キングとパパが話している。
「ギャングでなくほっとした」というパパに、「カルヴィンは捜査していたんだ。オレの仲間だ」という。
最初の曲を一緒にやらないか、と言われ、ステージでピアノを弾くキング。
「ゴー・トゥ・ザ・マルディグラ」が響く。
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ちょっとした感想
第1話、どうだったでしょうか?
同じボスでも、「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」のギブスとキングはまったく違うキャラですね。
どちらも仲間をファミリーとして大切に思う気持ちは人一倍ですが、ギブスは物静かであまりしゃべらない「陰」だけど、キングは冗談いったり、「陽」の雰囲気がします。
あぁ、こういうボスだったらすぐファミリーみたいになるんだろうなぁと思った。
ブロディは「仕事とプライベートは分けたいの」とか言ってるけど。
オフィスの2階に住んでて料理もしてくれるしね、お父さんみたい。
クリスの発音がときどき聞きにくいですー。延ばす感じ。
南部のアクセントなのでしょうか。
ちょっとでしたが、「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」からダッキーこと、ドクター・マラードが出演しました。
ロレッタが「話す口実が出来たわ」とウキウキだったので、ダッキーはやっぱり憧れの検視官なんだなぁ。
登場したお料理
ニューオーリンズの料理がいろいろ出てきました。
聞いたことないのもあったので、調べてみましたよ。
あー、おなかすいてきた・・・。
でも、朝からがっつり、ですね。
クレオール・エッグ
オニオン、チリソース、トマトのソースを目玉焼きにかけたものみたいです。
トーストと一緒に。
バリエーションがいっぱいあります。
レムラード・ソース
マヨネーズにマスタード、ピクルス、ケイパー、ハーブなどを加えて作ったソースです。
フランス料理のソースです。
これを ソーセージに??・・・おいしそう!カロリーが・・・
パン・プディング
キーライムパイ
パイクラストに、キーライム果汁、卵黄、コンデンスミルクが入っています。
日本ではめったに見かけないですよね。
キーライムは、普通のライムより小さくて、香りがよく、酸味も強いのが特徴。
登場した音楽
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