「Major Crimes~重大犯罪課」サードシーズン10話のあらすじ「消えた潜入捜査官」(Zoo Story)

「メジャークライムス」サードシーズン10話のあらすじ「消えた潜入捜査官」(Zoo Story)をお届けします。
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『Major Crimes~重大犯罪課』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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Photos:WarnerBors
ハワードの心臓発作
フリッツ・ハワード(ジョン・デニー、ブレンダの夫)が病院にいる。
狭窄と不整脈が見つかった。
医師は、ストレスを減らさないと命に関わると警告する。
ペースメーカーを付けて様子を見ることに。抗凝血剤を服用するため、撃たれないように注意しなければならない。
巡査の失踪
人気のナイトクラブで潜入捜査をしていたロス市警の巡査、ケイト・シャーマンがが何者かに拉致された。
ケイトは少女の連続失踪事件について調べていた。
重大犯罪課が出動するが、失踪したケイトは特殊作戦部のマクギニス警視の直属の部下であることから、捜査の縄張り争いが勃発する。
ラッセル・テイラー(ロバート・ゴセット)が仕切り、重大犯罪課が捜査することになる。
テイラーは チームに、「ケイトを生きた状態で見つけろ」と指示する。
ラスティの母親
ラスティ・ベック(グレアム・パトリック・マーティン)が母親に面会している。刑務所だ。
母親は、「ビタミンと栄養剤を買おうとレジに並んでいたら、友人を見つけて列を離れたところ、逮捕された」と言っている。
「保釈金5000ドルを払って」とラスティに頼む。そんな大金は無理だというと、「あの・・・バイトはもうやってないの?」とラスティに売春をほのめかす。
ラスティは「正気なの?もうそのことは2度と言わないで!」と怒ると、母親は「4500ドルは立て替え業者に払ってもらうから、500ドルを何とかして欲しい」という。
クラブの経営者
クラブの経営者が見つかった。
ポルノと貧困で知られるモルドバ出身だ。
バズ・ワトソン(フィリップ・P・キーン)が、クラブのトイレに隠しカメラがあったのを見つけた。
シャロン・レイダー(メアリー・マクドネル)はそれをネタに、「性犯罪で逮捕されたと移民局に電話するわよ」と経営者を脅す。
「そんなことになれば強制送還され、殺される」と、経営者は知っていることを吐く。
経営者によると、「ある夜、1人の女の子を男がしつこく誘い、グリーンのSUVに載せて行った。薬を盛られたようだった。SUVには女もいた。SUVの荷台にはペット用のかごがたくさん入っていた。」
地下の檻
そのときケイトは地下の檻の中にいた。
となりの檻に、もう一人少女が監禁されている。
ケイトの檻には頑丈なカギが付いているが、隣の檻のカギは1つだけだ。
ベッドマットに刺さっていた針を見つけ、それでカギを開けてやり、「逃げて。ハイウェイまで出たらヒッチハイクして、警察を呼んで。早く!」と逃がす。
顔認識
ケイトの携帯が見つかった。
マイク・タオ(マイケル・ポール・チャン)が、クラブでとった写真の顔認識を実行している。
そこにラスティがルイ・プロベンザ(G・W・ベイリー)を尋ねてくる。
母親の万引きのことを話す。
プロベンザは、窃盗によって執行猶予が無効になり、6年の実刑が適用されると説明する。
「警部なら取引は可能だ」というが、「そんな迷惑はかけられない。これはボクの問題」というラスティ。
そして、「母さんはうそをつく。次回の面会までに本当のことを調べて欲しい」と頼む。
遺体安置所
少女の死体が見つかった。
モラレス(ジョナサン・デル・アルコ)の説明によると、手錠が付いていた状態で車にひかれており、緑の塗料が付着していた。
そして、犬の毛も付いていた。
少女の胃からは、馬用の栄養ドリンクが検出された。
さらに、馬の手術で使用する鎮静剤が注射されていた。
犯人を絞り込む
オフィスで絞り込みが行われている。
経営者の目撃証言(SUVの荷台に動物用のかご)から考えると、動物病院が怪しい。
周辺には動物病院が3軒あるが、馬など大型の動物を扱うのは1軒であり、しかも医師には逮捕歴があった。
グリーンのSUVの所有者でもある。
そこにラスティが来る。
プロベンザは調べた内容を伝える。
母親のバッグには、栄養剤だけでなく、デパートで盗んだ衣類と覚醒剤が入っていた。
「どうして・・・・」と打ちのめされるラスティ。
プロベンザは、「これは、お前とは一切関係ないことだぞ」という。
ケイト、メキシコに搬送
地下の檻に、男と女が降りてくる。
「センサーが作動してわかった」と言っている。ケイトは、逃がした少女が見つかったことを悟る。
女は「メキシコに移す、早くして」といい、男がケイトに注射しようとする。
ケイトは隙を見て男を殴り、階段を上ろうとする。
女に足を引っ張られ、ケイトも応戦して傷を負わせるが、結局男に注射され、ぐったりしてしまう。
動物病院へ
アンティ・フリン(トニー・デニソン)とエイミー・サイクス(キーラン・ジョバンニ)が現場に向かう。
病院の院長が出てくる。ガレージを調べるというと、「ドアのリモコンをとってくる」といい、逃亡を図る。
ところが、裏で待機していたチームに阻まれる。
ピストルで発砲しようとしたので、サイクスが撃つ。
施設内を調べると、地面にドアがある。
「助けて!」という叫び声が聞こえる。
地下に降りると、女性がいた。
「監禁されていた」と泣き叫んでいる。
助け出し、ストレッチャーに載せて病院に搬送しようとする。
ばたばたした中、ハワードが苦しそうに壁に手を突いている・・・。
「ちょっと待て」とタオが言う。
顔認識とヒットしたのだ。
ということは、彼女が事件当日クラブにいたことになる。
しかも、あまりやつれていない。
女は、射殺された院長の妹で共犯者だった。
被害者のふりをして逃げようとしていたのだ。
「もし巡査が死ねば死刑よ。早く言いなさい、ケイトはどこなの?」とシャロンが聞く。
ケイト確保
ケイトは木箱の中にいた。
蹴破ると、トラックの中だった。
まもなくトラックが停止する。
扉が開き、マクギニス警視が助け出す。
ラステイの母親の取引
一件落着のオフィスで、シャロンがカメラ映像を見ている。
ラスティと母親の面会の映像だ。
母親が保釈金を求め、「あのバイトはしてないの?」と言っている。怒るラスティ・・・。
シャロンの目に、怒りと悲しみが現れる。
刑務所へ
シャロンは、ラスティの母がいる刑務所へ。
母は、出してもらえると期待でいっぱいだ。
ところがシャロンは、「窃盗罪で1年服役、条件はシラフでいること。酒や麻薬をやったら自動的に刑期は6年に延長」と伝える。
そんなのばかげてる、ふざけるな、という母親に「抜き打ちテストもする。1度でも踏み外したらアウト」と伝えるシャロン。
母親はラスティのことを考えて、というが、「これはラスティのため」ときっぱりはね付ける。
そして、「あなたは間違えを起こしたわね」と言う母親に、「間違えを起こしたのはあなたよ」と言い、シャロンは立ち去る。
くやしさと怒りで大声を上げる母親。
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ちょっとした感想
いやほんと、ラスティの母親はなんとかならないもんでしょうかねぇ。
ラスティの面会の様子を見るシャロンがかわいそうで・・・。
養子縁組を予定するシャロにとって、ラスティはもうすでに自分の子供です。
ということは、薬中の女に、自分の息子が売春を強要されているのと同じことです。
怒り心頭でしょう。
「ラスティ嫌い」という人が結構多いけど、こんな家庭環境に育てば同じような人生を歩む可能性は高いわけで。
タオが言っていたように、まさに這い上がったんですよね。
母親はすべてを台無しにしようとしている・・・。ラスティはもう大丈夫だろうけど、なんとも哀しいです。
しかし、この母親の目つき・・・。
自分を棚に上げてシャロンを恨んでいるだろうから、人を雇って復讐、なんて考えないといんだけど。
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