「メンタリスト」シーズン6第17話のあらすじ「銀の翼が時を越え」(Silver Wings of Time)

「メンタリスト」シーズン6第17話「銀の翼が時を越え」(SILVER WINGS OF TIME)シリーズ通算133
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『The Mentalist/メンタリスト』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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(Photos:CBS)
爆弾テロ?
モーテルで男が変装している。
私立探偵のピーター・コッチだ。
バッグに毛布を入れ、爆弾を入れる。
バス停へと向かい、ベンチに座ってカバンを地面に置く。
目の前に、ベビーカーを押した女性が来る。
ほ乳瓶を落としたので、隣の男(デイビッド・ロナルド)が拾ってやった。
ピーターコッチは、隣の男のカバンを手に、バスに乗り込む。
ベンチには、爆弾が入ったカバンが残り、ロナルドが座っている。
バスが発車すると、爆弾が爆発。
パトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)、テレサ・リズボン(ロビン・タニー)、キンブル・チョウ(ティム・カン)、デニス・アボット(ロックモンド・ダンバー)、キム・フィッシャー(エミリー・スワロー)が現場に集まった。
アボットはテロを疑ったが、死亡したのはロナルドのみ。
テロを偽装した殺人だった。
FBIのオフィス
ジェイソン・ワイリー(ジョー・アドラー)のPCから時報が流れる。
時間を有効に使うため、15分ごとに時報が流れるようにしているのだ。
そして、火災報知器の点検のため、9時と5時にサイレンが鳴る。
フィッシャーは、耳障りなのでどちらも気に入らない。
オフィスでは捜査が進んでいた。
爆発で死亡したデイビッド・ロナルドは、ルイス・クルーズという死刑囚の無実を証明しようとしていた。
クルーズは11年前に女性を殺害した罪で服役中。
3日後に死刑が執行される予定だ。
刑務所のクルーズ
アボットが刑務所にクルーズを尋ねる。
クルーズは、幼い頃ロナルドの家に里子に出され、ロナルドとは兄弟のように一緒に育ったという。
最後にアボットに対して、「オレは麻薬に手を出したり、悪い子とはいろいろやった。でも人は殺さない。オレは殺してない」と訴えた。
バス停の映像
オフィスで、ワイリーがバス停の映像を見ている。
ジェーンはカバンが同じことに目を付け、「ほ乳瓶を落としてロナルドの注意を引いたこの女性が怪しい」という。
顔認識から女性を割り出し、家に踏み込む。
女性は「爆発のことは何も知らない。私立探偵に頼まれて、男の注意を引いただけ」という。
ところが、探偵のピーター・コッチは爆発の4時間後に射殺されていた。
アボットの勘
ボットはクルーズの捜査資料を見て、無実ではないかと考え始める。
ジェーンは、ロナルドのバッグに決定的な証拠が入っていたのではないか、と疑う。
クルーズが逮捕された11年前の事件では、サラ・ファインバーグという女性が殺害された。死体を発見したのは、夫のエドワード・ファインバーグだ。
エドワードは精神科医だ。
血の付いたクルーズの服が証拠になったが、銃は発見されていない。
再捜査に乗り出すチーム。
死刑執行まで50時間しかない。
ファインバーグの家
ジェーンとリズボンがファインバーグの家を尋ねる。
ファインバーグはメイという女性と再婚していた。
「自宅で診察している」と聞いたジェーンは、トイレに行くといい、書斎に忍び込んで処方箋を1枚ポケットに入れる。
リビングに戻り、「君たちは何年不倫関係にあったの?君が妻を殺したんだろう?」とファインバーグを刺激する。
ロナルドのアパート
チョウとフィッシャーが、爆発で死んだロナルドのアパートにいる。
部屋の壁は捜査資料で埋め尽くされている。
クローゼットにダイビングスーツが入っていた。
ロナルドは湖に潜り、なくなった銃を探そうとしていたのだ。
ファインバーグ逮捕
ジェーンにはアイデアがあった。計画開始だ。
まずチョウがファインバーグの自宅に行く。
「処方箋を薬物使用者に売った」という罪でファインバーグを逮捕し、FBIのオフィスに連行した。妻のメイも同行した。
取り調べ
FBIのオフィスに2人が到着すると、腕時計、携帯、バッグを没収される。
「規定なんです」とチョウが説明する。
サイレンが鳴る。ワイリーは、「9時と5時に鳴るんです」という。
FBIのオフィスには、死刑執行までのカウントダウンの時計が設置され、死刑執行が間近だというニュース映像が流れている。
ファインバーグは取調室へ、妻は待合室へと向かう。
ジェーンは、死刑執行まで14時間であることを告げ、「妻を殺し、湖に銃を捨てた。しかしロナルドがそれに気付いた。ダイビングを習い始めたのを知って、探偵を雇って殺させた。その後、探偵を殺した。そうだろ?」と推理を展開する。
ところが、ファインバーグは「無実だ」の一点張り。
チョウ、リズボン、フィッシャー、アボットが入れ替わり立ち替わり、同じような質問をする。
ところが、一向に状況は変わらない。
とうとう一晩過ごすことになる。
死刑執行の日
翌朝、ファインバーグはサイレンの音で目を覚ます。
アボットが「9時だ。あと30分で無実の男が死ぬんだぞ」というが、やはり「無実だ」という。
待合室のメイも目を覚ます。
そして、オフィスに設置されたカウントダウンの時計とニュース映像を見る。
「死刑執行」というテロップが流れた。
取調室で真相に迫る
ジェーンが、死刑執行をファインバーグに告げる。
彼は、「犯人が死刑になっても気分は晴れない。ただ悲しいだけ。妻は戻ってこない」という。
ジェーンは、「あなたは妻を殺してない。最初からそう思ってたけど、死刑執行を知った反応で確信したよ」という。
そしてPCを開き、動画を見せる。
死刑執行を知ったメイの顔だった。嬉しそうだ。
「メイはあなたが離婚しないから手を下した。昨夜メイがここに泊まったのは、状況を知りたかったからだ。帰っていいよ」という。
真犯人はメイ
FBIを出て車に乗る2人。
ファインバーグはメイを疑っている。
口論になり、メイは「一緒になりたかったから殺した。死刑が執行された今、再審はない」という。
そこにFBIの車が乗り付け、メイを逮捕する。
TVや時計に細工して時間の感覚を狂わせ、車内の会話を録音していたのだ。
無罪になったクルーズ
アボットはクルーズに会い、メイの証言で銃が見つかったことを告げる。
「ロナルドは君のためにやった」というアボットに、「でも死んでしまった」というクルーズ。
オフィスではカウチにジェーンが寝転んでいる。
アボットが報告に来る。
「ロナルドは霊能者から、銃が水の近くにあると言われたそうだ」というと、「霊能者なんていないよ。壊れた時計でも1日に2回は正確だ。いかさまだよ」というジェーン。
そこにリズボンがドレスアップしてやってくる。
忘れ物を取りにきたようだ。
「彼と食事?」というジェーン。「楽しんで」と送り出す。
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ちょっとした感想
ストーリーとしては、よくあるパターンだったかな・・・。
回を追うごとに、アボットの好感度アップです~。
フィッシャーの方が堅物というか、融通が利かないというか、官僚的ですね。
アボットはジェーンのやり方をリスペクトしている感じがします。信頼してるんじゃないかなぁ。
リズボンに「楽しんで」というときに、ジェーンは「Night, Teresa.(楽しんで、テレサ)」といいます」。
私、ジェーンが「リズボン」じゃなく「テレサ」っていうときが好き~
音楽/サウンドトラック/挿入歌
このエピソードの英語表現は、シーズン6第17話「銀の翼が時を越え」から英語表現:Why not?をどうぞ!
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