「メンタリスト」シーズン6第13話のあらすじ「黒いヘリコプター」(Black Helicopters)

「The Mentalist/メンタリスト」シーズン6第13話「黒いヘリコプター」(Black Helicopters)の詳しいあらすじです。
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『The Mentalist/メンタリスト』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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(Photos:CBS)
テキサス州ジェントリーの牧場
牧場のゲートで、デニス・アボット(ロックモンド・ダンバー)やキンブル・チョウ(ティム・カン)のFBIチームと、武装した牧場の人達がにらみ合っている。
そこに車がやってきて、中からパトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)が出てきた。
2日前:メキシコのファレス
公選弁護人であるイーディスの遺体が見つかった。
チョウとキム・フィッシャー(エミリー・スワロー)が捜査にやってきた。
FBIに買ってもらったキャンピングカーで、ジェーンは一足先に到着していた。
一通り捜査が完了したので、お茶を飲んでなごんでいる。
殺されたイーディスはヒッピーのような服装をしていた。
ところが、国境を超えた記録がない。
イーディスは勝訴率の高い弁護人であり、弁護料が非常に安かったという。
ジェーンのキャンピングカーでランチを食べる3人。
ジェーンはチョウに「プレゼントだ」と、マーケットで見つけたメキシコ飛び豆をあげた。
「懐かしい!」と大喜びのチョウ。
ランチの後、2人はテキサス州のオフィスに戻った。
ジェーンはもう少し調査するために残る。
トンネル
ジェーンは、死体が遺棄された場所にいる。
近くに廃屋があるのを見つけると、中に入っていく。
テキサスに向かう途中のフィッシャーに、ジェーンから電話がかかってくる。
「この電話でボクの居場所を追跡して」という。
指示通り言ってみると、テキサス州のジェントリーの農場だった。
農場に入ると、男がやってきて「出て行け」と銃を向ける。
両者にらみ合いになっているとこに、地面のドアからジェーンが出てくる。
メキシコの廃屋から、トンネルを通ってやってきたのだ。
FBIのオフィスで取り調べ
男の説明では、朝ハゲタカが飛んでいるところに言ってみると、死体があったという。
捜査されたくなかったので、トンネルで遺体をメキシコに運んだらしい。
トンネルは、カルテルに脅され、掘ることを許可したという。全長900メートルだ。
アルディレスの事件
一方テレサ・リズボン(ロビン・タニー)は、オスカー・アルディレス(デヴィッド・ノローナ)の殺害事件を追っていた。
令状が降りず捜査は難航していたが、ジェーンがラローシュに頼むとよい、とアドバイスする。
ラローシュは現在サンフランシスコ市警にいる。
ジェーンに借りがあるから協力してくれるはずだ。
ウェイン・リグスビー(オーウェン・イオマン)とグーレス・ヴァンペルト(アマンダ・リゲッティ)がラローシュを訪ねる。
ジェーンの名前を出し、渋るラローシュの協力を得ることができた。
ジェントリーで聞き込み
フィッシャーとジェーンは、ジェーンのキャンピングカーでジェントリーへ。
まず、フィッシャーがマーケットで聞き込みを行う。
FBIというと、皆「何もしらない」というばかり。
次はジェーンの番だ。
ピーナッツバターを試食し、ピーナツバターとピーナツを購入する。
ピーナッツバターは、自給自足の農場の商品だった。オーナーに「農場を見に来ないか?」と誘われたジェーンは、キャンピングカーで農場へ。
フィッシャーは置いてけぼりで、カンカンだ。
FBIのオフィス
農場で1泊した後、リズボンに電話する。「ぐっすり眠れたよ。イーディスは、農場の誰かと会う約束をして殺された。だからヒッピーみたいな格好をしていたんだ。黒いヘリコプターと車両部隊をよこして」という。
アボットのオフィスでは、フィッシャーが「置いてけぼりにされた」とジェーンについて文句を言っている。
ところがアボットは、ジェーンからロボットのおもちゃをもらって上機嫌だ。
ジェイソン・ワイリー(ジョー・アドラー)はたまごっちをプレゼントされ、「今度こそ殺さないようにがんばる!」と大感激だった。
黒いヘリコプター
ジェーンが農場のみんなと作業していると、黒いヘリコプターがやってくる。
ジェーンが「事前の偵察だ」というと、「FBIが殺された女性のことを聞き回っていた」と不安が広がる。そして、「万一に備えた方がいい」といっていたところに、FBIの車両部隊がやってきた。
農場の住人と、アボット率いるFBIのチームがゲートでにらみ合いになる。
そこに、ジェーンがやってきた。
犯人は誰?
「敷地の捜査については、皆の採決を取りたい」という農場主に、1時間の猶予が与えられる。
ジェーンは皆の前でFBIのコンサルタントだということを打ち明け、「この中に殺人犯がいる」という。
そして、45歳以上、拳銃を持っている、というように次々と条件を挙げ、絞り込んでいく。
その結果、マーシャという女性が犯人だとわかった。
彼女は、1986年の爆弾テロであり、イーディスが弁護人だったが逃亡し、行方不明になっていた。
事件の前日、イーディスがネットの写真でマーシャを見つけ、訪ねてきたのだ。
自首するように言われたが、マーシャはイーディスを殺害、メキシコ側に捨てたという。
フィッシャーへのプレゼント
ジェーンがフィッシャーに「置き去りにしてごめん」と、デスクにプレゼントを置いた。
中には、おもちゃの魔法の杖が入っていた。
子供の頃欲しかったが、買ってもらえなかったものだった。
子供の頃、魔法の杖があれば透明人間になったり魔法の国にいったりできると信じていたフィシャーは、嬉しそうに杖を振ってみる。
ラローシュの令状
ラローシュがリグスビーに「令状が取れた。これから現場に向かう」と連絡する。
ヴァンペルトはラローシュの場所を特定し、「車が止まったら住所を教えるわ。気をつけて」とリグスビーに言う。
夜、倉庫街に到着した。
ラローシュが倉庫へと入り、リグスビーが追う。
「男の声がする」と、ラローシュは奥へと進む。
ところが実は、ラジオからの声だった。
ラローシュが仕掛けられたいたワイヤに触れると銃が発砲され、ラローシュに当たった。
リグスビーに、「私の犬・・・」と言い残し、ラローシュは絶命する。
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ちょっとした感想
たまごっち、でかっ・・・・。
なんだか、公選弁護人の事件よりも、アルディレスの事件の方が深刻です。
捜査の出方を緻密に計算して罠を仕掛けているわけで、なんだかレッド・ジョン並みの頭脳の持ち主のような気がします。
不気味ですね。
不気味といえば、ジェーンがチョウにあげた「メキシコ飛び豆」ですが。
チョウの手のひらの上ではねてました。
調べてみたら、豆の内部に蛾が卵を産みつけて、蛾の幼虫が動くと豆が跳ね回るらしいです。
ひ~、気持ち悪い・・・・。幼虫は数年その状態でいるらしくって、温めると幼虫が動くらしいです。アメリカやイギリスでは、子供のおもちゃとして売られていたそうで(今も売られているらしい)。
ぎゃー、うちには持ち込みたくない!
日本では植物防疫法によってこの種子の国内への持ち込みは禁止、ということで、ほっとしました・・・。
このエピソードの英語表現は、「メンタリスト」シーズン6第13話「黒いヘリコプター」(Black Helicopters)から英語表現:this is not a drill と stay with me をどうぞ!
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