「SCORPION/スコーピオン」シーズン1第17話のあらあすじ「国境を越えて」(Going South)

「SCORPION/スコーピオン」シーズン1第17話「国境を越えて」(Going South)のあらすじです。
このブログでは、『SCORPION/スコーピオン』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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(Photos:CBS)
メーガンの病院
メーガン・オブライエン(カミーユ・グアティ)の病院にシルヴェスター・ドット(アリ・スティダム)がいる。
ハッピー・クイン(ジェイディン・ウォン)が作ったシンセサイザーで、彼女のために作った曲を演奏するシルヴェスター。
2人は幸せそうだが、メーガンは自力では歩けなくなってきている。
2人が付き合っていることを、ウォルター・オブライエン(エリス・ガベル)にはまだ言っていない。
「タイミングをみて話すよ」というシルヴェスター。
TV出演
ガレージにチームが集まっている。
ウォルターが出演したTV番組をみんなで観る。ウォルターは自分ばかりをアピールし、チームについてはほとんど紹介されていなかった。
チームは不満・・・。
そこにケイブ・ガロ(ロバート・パトリック)が事件を持ってくる。
クライアントはIT業界の大物リチャード・エリアで、娘のゾーイがメキシコのドラッグカルテルに誘拐されたという。
身代金200万ドルを支払ったが、「それは頭金だ」と、さらに金を要求されている。
シルヴェスターが、送金記録から拉致されている場所をクリアカン近くであることを突き止めるが、ウォルターは自分たちならゾーイの居場所を正確に絞り込めると明言し、メンバーの反対を押し切ってプライベートジェットと200万ドルを借り受けてしまう。
トビー・カーティス(エディ・ケイ・トーマス)、ペイジ・ディニーン(キャサリン・マクフィー)、ハッピーは、ウォルターが著名なエリア氏に自分を売り込みたいのでは、と考える。
メキシコへ
プライベートジェットで移動。
紙幣には偽造防止用ホログラムテープが貼り付けてあるので、それを利用し、GPSソフトでゾーイの居場所を探る計画だ。
ケイブは、追跡用プログラムを入手するために、後で合流することになっている。
到着すると、パトカーが迎えにきていた。
ところが、町まで16キロのところで降ろされてしまう。
警官の制服だとターゲットになると恐れているのだ。バスで行け、という。
取り残されたチームが途方に暮れていると、別の車がやってきた。
武装集団が出てきて、金を持って去って行く。
このバタバタした状況で、シルヴェスターはウォルターに、「メーガンとつきあってる」と言う。
ケイブと合流
ケイブが合流し、200万ドルが盗まれたことを知る。
どうやら警官は買収されていたらしい。
そこに、ゾーイの新たな画像が送信されてきた。
3分で30桁の暗証番号を入力しないと追跡できないので、ほぼ不可能だ。
ところが画像に写り込んでいた珍しい鳥と銅像から、場所を特定することに成功した。
待ち伏せ
特定された場所に行くと、倉庫があった。
誰もいない。
突然、自動マシンガンが作動し、チームはそれぞれに隠れる。
マシンガンは、動きに反応して作動するように細工されていた。
はしごが倒れ、扇風機にぶつかって扇風機が回り始めたため、それを狙ってマシンガンが撃ち始める。
そばにはペイジがいるが、動けない。
ケイブがマシンガンの蝶番を狙って撃ち、ウォルターがそばにあったオレンジの箱をぶちまけることで、なんとか退却できた。
手がかりの少年
チームは町に戻った。
新たに画像が送信されてきた。倉庫にいるチームの映像だった。
待ち伏せだったのだ。
一方ハッピーは、回収したマシンガンを調べていた。板金が雑だから、町の誰かが作ったに違いない。そこで、町にでて探すことにした。
「これを作った人知らない?」と聞き回るハッピーの後を、少年が付けている。そして、ハッピーを殴り、誘拐した。
目を覚ましたハッピーは、隙を見て少年を捉え、チームのもとに連れて行く。
「リッチなアメリカ人を誘拐し、カルテルの仲間になるんだ」という少年に、「カルテルの情報と引き替えにこれをやる」と、トビーは最新型ゲーム機の画像を見せる。
そして「考えろ」と少年を1人にする。
すると、少年は金とチームの身分証を盗んで逃走した。
これは計画通りだ。
少年はカルテルのアジトに向かうはずだ。紙幣には追跡用テープが仕込んであるのでGPSで追跡する。
とある家にたどり着いた。
衛星写真で確認すると、光センサーが設置されている。
ゾーイ救出
建物は3階建てで、ゾーイは3階にいる。
2階の住人に頼んでハッピー、ペイジ、トビーがベランダへ。
ハッピーはそこから3階へと向かう。
1階ではケイブがマシンガンでカルテルの注意を引き、ウォルターが退却のための仕掛けを仕込む。
ハッピーが3階によじ登ると、ゾーイがいた。さっそく縄を解こうとするが、見張りに殴られる。
ところが、さきほどの少年がやってきて、助けてくれた。
「今すぐ町から出て逃げろ」というハッピー。
ゾーイを救出して1階に降りるが、カルテルが待ち構えていた。
庭で双方がにらみ合いになる。
ところが、自動機関銃がカルテルに向けて設置されていた。ウォルターが仕掛けたのだ。
動いた1人が撃たれるのを見て、カルテルは動けなくなる。
「電池は24時間持つ。動くと命はないぞ」と言って、チームは撤収した。
町に車を走らせていると、少年がとぼとぼ歩いている。
ハッピーはケイブに「時計を頂戴」という。ケイブは「大使からもらった5000ドルの時計だ」としぶるが、ハッピーは少年に渡し、「町から出て」という。
エリア氏、娘と対面
ガレージに戻ってきたチーム。
親子が対面する。
その様子を見てウォルターは、「TV番組でチームを紹介しなくてすまなかった」と謝り、チームは和解する。
ペイジが「シルヴェスターとも話して」とウォルターにアドバイスする。メーガンの件だ。
シルヴェスターは、「なぜボクじゃだめなの?ボクはいい人間だ」という。
ウォルターは、シルヴェスターが優しく寛大な人間だからこそ、もしもメーガンが死んだ場合には耐えられないだろう、という。
心配だったのだ。
しかしシルヴェスターは、「メーガンといると自信がもてる。リスクは覚悟だ」という。ウォルターは、「姉さんは幸せ者だ」と認める。
メーガンの病院
シルヴェスターは、お土産のハト時計を持っていく。作戦で使ったので、壊れた部分を修復した。
「ボクと踊ってよ」というが、踊れないというメーガン。
「足を載せて」と、メーガンの足を自分の足の上にのせ、2人は踊る。
エリア氏の申し出
ガレージでウォルターはロケットで作業している。
そこにエリア氏がやって来る。
「カーマン・ライン賞を狙っている」というと、後援者を知っているから口利きする、と提案されるが、ウォルターは正々堂々と闘いたい、と断る。
エリア氏は、「私のところで働かないか。最高の待遇で最新の設備を用意する」と提案する。
ウォルターは、トビーたちがふざけて笑い合っている様子を見る。
そして、「身に余る光栄ですが、ここがいい」と断る。
エリア氏は、「そうか、でも考えてみてくれ。ありがとう」と言って去る。
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ちょっとした感想
なんか、メーガンといるシルヴェスターがかっこよく見せませんでしたか???
自分はメーガンって気分で見ていたら、シルヴェスターがいつもよりすごく格好良く見えました。
しかも「リスクは覚悟だ」なんて、到底シルヴェスターらしくない台詞。
シルヴェスターとメーガン、ハッピーとトビーと、いい感じで進行しています。
ウォルターはエリア氏の申し出を断りましたが、なにか困ったときに助けてくれそうですよね。なにせ、娘の命の恩人ですから。
チームの各メンバーのパーソナリティがわかってきて好感度がアップしている一方で、なんだか毎回、ウォルターの「嫌な奴」ぶりが披露されるような気がして(笑)
「ウォルターが嫌い」という意見がかなり多いのもこのせいか?
このドラマの製作には、ウォルター・オブライアン本人も関わっているわけです(詳しくは、スコーピオンのモデルとなった実在の人物、ウォルター・オブライエンの真実に迫るをどうぞ!)。
事実からかけ離れた立派な人にするのではなく、実像に近い人物ってことなのかもしれませんね。
ウォルターの「ボクは真実しか言わない」という台詞がちょくちょく出てきますが、もちろんこれはご本人の信条だと思うので。