「SCORPION/スコーピオン」シーズン1第16話の詳しいあらすじ「ラブボート」(Love Boat)

「SCORPION/スコーピオン」シーズン1第16話「ラブ・ボート」(Love Boat)の詳しいあらすじです。
このブログでは、『SCORPION/スコーピオン』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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(Photos:CBS)
夜のトラック
夜、軍施設に向けてトラックが走行している。
すると、いきなり車が出てきてトラックの運転手を射殺、積み荷であるロケットランチャーが盗まれた。
事件発生
ガレージでは、ウォルター・オブライエン(エリス・ガベル)がレストランの予約システムにハッキングし、ディナーを予約している。
データ入力の仕事の打ち合わせでペイジ・ディニーン(キャサリン・マクフィー)と行く予定だ。
トビー・カーティス(エディ・ケイ・トーマス)は、「ドリュー・ベイカー(ブレンダン・ハインズ)がポートランドで投手の1カ月契約をしたことだし、バレンタインデーのディナーは適切じゃない」というが、ウォルターは、「ただの打ち合わせだ。ペイジが行きたいと話していたレストランに予約しただけ」と取り合わない。
シルヴェスター・ドット(アリ・スティダム)は、バレンタインのカードをこっそり書いている。
そこにケイブ・ガロ(ロバート・パトリック)が大きなケースを持ってやってきた。
昨夜最新型のロケットランチャーが盗まれたという。最新式のレーザー誘導型であり、従来品よりも射程距離が9倍もある試作品だ。
クリストフという武器証人が黒幕らしく、通常の輸送船ではなく豪華客船に紛れ込ませて運ぶらしい。
ケイブは、単にクリストフたちを取り押さえるのではなく、買い手を捉えたい。
そこでチームは、客船のゲストに紛れて乗り込み、ミサイルに追跡ソフトを仕込むことにした。
ウォルターの計算によると、首尾良くいけば、船が出航する前にすべて終了できるはずだ。
トビーは乗船者リストにハッキングし、なりすまして乗船するための人物を特定する。
土地投資で大金持ちになったチャズを選んだ。妻とトレーナー2人が同行する。
シルヴェスターはチャズ役、ペイジが妻役、ケイブとウォルターが同行者を装う。
いざ乗船
ウォルターは乗船するとすぐ、ロケットの応答信号をたどる。貨物室だ。
船内では、なぜか信号を認識しにくい。手間取っているところに乗組員が入ってきた。システムチェックを行うようだ。
そして、ドアをロックして出て行ってしまった。
時間が刻々と過ぎる。
コントロールボックスを操作してロックは解除できたが、もうすでに船は洋上だ。
スイート
チャズが予約したスイートに、ペイジとシルヴェスターがいる。
シルヴェスターは水が恐いので落ち着かない。
「チャズなら逃げたりしないわ」と勇気づけるペイジ。
そこにラルフ(ライリーB.スミス)から電話が入る。
体調不良で早退するという。トビーに迎えに行ってもらうことにした。
船長からランチに誘われ、2人は出かけていく。
貨物室から脱出したウォルターは、船に乗船していた元彼女に出会う。
婚約者と船旅を楽しんでいるようだ。ウォルターは「政府の仕事をしている」というが、信じてもらえない。
ラルフが早退した理由
トビーがラルフを迎えに行く。
かばんに、「スローンへ」と書いたカードを見つけたトビー。
どうやら、カードを渡す勇気がなくて早退したようだ。
とりあえず、ガレージへと向かう。
潜入がばれる
ウォルターとケイブがミサイルをプログラムしていると、運悪く密売組織の1人に見つかってしまった。
密売組織はミサイルが盗まれたことに気付き、乗客をすべてカジノルームに集めた。
これから、乗船者リストとIDを照合し、ミサイルを盗んだ人物を特定するという。
シルヴェスターとペイジの顔色が変わる。彼らの偽装IDは、光を当てるとすぐに偽物だとばれてしまうからだ。
密売組織との取引
ウォルターは、ハッピーにコンタクトし、近くに船がいないか調べた。日本の軍艦がいる。
ケイブは海軍に救助要請した。ヘリが向かっているはずだ。
そして、貨物室のインターホンに空き缶をつなぎ、即席の電話を作る。
そこから犯人に向けて、取引を持ちかけた。
犯人は、ペイジを人質にしている。
ウォルターは、「5分後にデッキでミサイルを渡す」と言う。
5分後のデッキ
ウォルターとケイブがミサイルを持ってデッキで待っていると、密輸組織がやってきた。
「誰の組織だ」と聞かれる。
答えないとウォルターが殴られ、耳に仕込んだ受信器がばれた。
そして、海軍のヘリからの「あと2分で到着する。進入できるか?」という連絡を聞かれてしまう。
組織に人質を取られているため、ケイブは仕方なく「そのまま進入しろ」という。
組織の男はロケットランチャーを取り出し、ヘリに向けて発射した。
ヘリ爆破まで90秒しかない。
ラルフが迎撃
男たちの隙を見て、ウォルターとケイブはガラスをやぶって階下に逃げる。
そこからハッピーに連絡し、「近くにいる日本の軍艦をハッキングしてミサイルを迎撃しろ」と指示する。
ところが、ハッピーやトビーには不可能だ・・・。
その頃、日本の軍艦では「ロケットシステムが乗っ取られた」と大騒ぎになっている。
ウィルス名は「ラルフィーボーイ」だ。ラルフがウィルスを仕込んだのだ。
結果、ミサイルは見事迎撃され、ヘリは爆発を免れる。
ところが燃料パイプが破損したため、ヘリは引き返した。
クリストフ船長
階下に密輸組織がやってきてもみ合いになる。
そしてなんと、船長が組織の黒幕、クリストフであることがわかった。
ウォルターとケイブはまた捕まってしまった。
クリストフたちは、ロケットを持って救命ボートで逃げるつもりだ。
カジノルームから、人質としてペイジが連れてこられる。
ボートに乗せられそうになるが、「ボクは政府の重要な人材だ。切り札になるぞ」と、ウォルターが身代わりになる。
密売組織とウォルターがボートに乗り込み、ボートは少しずつ水面へと降りていく。
シルヴェスターの活躍
カジノルームに閉じ込められたシルヴェスターは、「チャズならできる!」と自分を勇気づけ、通気口のフタを開けてなんとか脱出した。
外にでると、ウォルターと密売組織がボートで逃げようとしている。
「チャズならできる!」と、シルヴェスターがボートに飛び込んだ。
ロープが切れ、ボートは半分着水した状態で宙づりになる。
組織の連中はみな海に落ち、船のスクリューに巻き込まれていく。
ケイブはシルヴェスターを助けようと飛び込むが、水流があまりに強く、巻き込まれそうになる。
ペイジはハッピーに連絡し、スクリューの止め方を聞く。
指示通り操縦室に行くと、手動レバーがあった。
レバーを引くとスクリューは止まり、ケイブとシルヴェスターは助かった。
救助の船とヘリコプターが到着した。
港で
元彼女が「政府の仕事って本当だったのね」とウォルターにいう。
ウォルターは、女性とのつきあい方について聞いてみる。
すると、「あなたの知性を刺激し続けることは不可能。でもあたなには悪意はない。誰かと関わる前に、真の繋がりを築くことが大切よ」とアドバイスされる。
ラルフの学校で花火
トビーはラルフの学校の前に花火台を設置する。
花火を打ち上げると、生徒が学校から出てくる。
お目当てのスローンがいた。
花火は空中に「スローンへ」というメッセージを描く。
スローンと楽しそうに見上げるラルフ。
次の花火のメッセージは、「愛を込めて、ラルプ」だ。
RALPH のはずが RALHPになってしまった。
それを笑うハッピーに、「スペルミスなんてどうでもいい。愛に必要なのはチャンスだ・・・・まぁいいや」というトビー。
ハッピーはトビーの手を握る。
トビーがキスしようとするが、そのときカンカンに怒った学校の先生が出てきたため、急いで撤収した。
バレンタイン前夜
一件落着のガレージ。
ペイジが「明日のディナーは?」と聞く。ウォルターは「疲れただろ?週末は休んで」というが、「じゃあ月曜日に」と言われ、少しがっかり。
カードを書くシルヴェスターに、ペイジは「メーガンに?」と聞く。
そして、「チャズならやるわ!」と言って出て行く。
ウォルターは、ピザで徹夜しようとシルヴェスターを誘うが、「いや、バレンタインだから用事がある」という。
ウォルターは「相手は幸せだな」と、明日8時に予約しておいたディナーの席を譲った。
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ちょっとした感想
最初に言わせてください。日本の軍艦の乗組員の日本語が~(笑)
アメリカの海外ドラマでは、まぁだいたいいつもこんな感じですよね。役者さんはおそらく日本人じゃないと思うなぁ。
さてと。
ラルフ!もう立派な戦力ですね!!!
ラルフが早退していなければ、相当まずいことになっていました。
今回のエピソードは、ラルフが早退したからすべてうまく言ったわけですね。
それから、なんといってもシルヴェスター。
「チャズならやれる」を合い言葉にがんばったわけですが、昔のシルヴェスターならば、ボートに飛び込むなんてあり得なかったわけで・・・。
しかも、2月半ばの海だからものすごく寒いですよね・・・。
これもメーガンのおかげですね。
そして、ハッピーとトビー。
お互いの気持ちを確認しあえてよかった~。
この2人は案外わかりやすい、というかある意味素直だから、うまくいくんじゃないかな。
ウォルターとペイジは、ラルフやドリューのこともあるのでちょっと複雑ですね。
行方を見守りたいと思います
音楽/サウンドトラック/挿入歌
Over the Creek( by George Ezra)