スコーピオンシーズン1第15話「忘れな草」から英語表現:You don’t say!

「SCORPION/スコーピオン」シーズン1第15話「忘れな草」(Forget Me Nots)から、便利な英語表現を解説します。
このブログでは、『SCORPION/スコーピオン』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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ブルースは、かつて大統領の護衛官をつとめていましたが、現在は記憶障害に苦しんでいます。
事件解決のキーパーソンであるブルースの記憶を取り戻す手段として、ウォルター・オブライエン(エリス・ガベル)は脳に電気を通す方法を提案します。
ただし、実証されていない方法であるため、どのような影響が出るかわかりません。いきなりブルースに試すことはできないので、ケイブ・ガロ(ロバート・パトリック)が実験台として名乗り出たのでした。
結果として、ケイブの身体能力は格段に向上します!
いきなり飛んできた缶を見事キャッチ!
(Photo:CBS)
その後、ケイブの活躍もあって無事に事件は解決したのでした。
「今日はすごかったね!」というウォルターに、ケイブは「もう若くはないさ」と弱気になります。
今日は信じられない活躍だったね。
pretty:非常に
それは、脳に充電してくれたからだよ。
juice:充電する
You know, I work out, try to take care of myself.
オレはトレーニングを欠かさないし身体には気を遣ってる。
work out:トレーニングする
It never crosses my mind I’m getting older.
自分が年を取るなんて思ってもみなかった。
cross my mind:頭をよぎる
But you never know how far you slipped down that mountain till you look back up and see where you once were.
でも振り返ってみると、肉体は衰えているし、昔は若かったなぁ、と思うんだ。
mountain:年を取ることを、山から滑り落ちることにたとえています
Enjoy your youth while you can, kid.
今のうちに若さをエンジョイしておけよ。
One day you’ll blink you’ll be me.
あっという間にオレのようになるぞ。
感傷に浸ってるところ悪いんだけどさ、充電効果は何時間も前に切れてるよ。
spoil:台無しにする
self reflection:内省
wear off:徐々に消える
Your heroics out here– that was all you.
大活躍したのは、あんた自身の実力だよ。
heroic:英雄的な行動
えー、ほんと?
You don’t say (so)!
まさか!
ほんと?
うそ~!
まじで?
へぇ!
驚いたときの表現です。これは、日常会話でも使えそうですよね。
場合によっては、
知ってるよ。
そうだと思ったよ。
と、ちょっと皮肉っぽい言い方として使うこともあるので、文脈から判断してみてください。
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タイトルの「Forget Me Not」は、わすれな草です。
この花にまつわる伝説
昔、ドイツの騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺にこの花が咲いているのを目にします。恋人のベルタに摘んであげようと岸を降りますが、足を滑らせて川に落ちてしまいます。ルドルフは花を岸に投げ、「Vergiss-mein-nicht!」(僕を忘れないで)という言葉を残し、急流に飲み込まれてしまいます。残されたベルタはルドルフのお墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名前として付けました。
この物語、確か中学か高校のときの英語の教科書に出てきたような気がするんだけどな・・・。
花言葉は、「真実の愛」「私を忘れないで下さい」です。
寂しげな花の姿から、その名が付いたという説もあるそうです。
わすれな草は文学や歌などいろんな作品に登場しますよね。
私は、「いったいどんな花なんだろう?」と興味を持ち、育ててみたことがあります。
華やかな花ではなく、奥ゆかしい感じでした。
栽培は簡単だったので、ぜひ育ててみてください!
開花期間は長く、9月と10月に種まきすると(今ですね!)、花は3月下旬から6月上旬まで咲きます。
5月14日の誕生花だそうです。
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