「メンタリスト」シーズン6第10話のあらすじ「緑の屋上庭園」(Green Thumb)

「The Mentalist/メンタリスト」シーズン6第10話「緑の屋上庭園」(Green Thumb) シリーズ通算126
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『The Mentalist/メンタリスト』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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Photos:CBS
ワシントン州キャノンリバー警察署
ヒマでつまらなそうなテレサ・リズボン(ロビン・タニー)。
パトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)が拘束され3カ月が経過していた。
そこにキム・フィッシャー(エミリー・スワロー)がやってくる。国家レベルの事件が発生したので、ジェーンと伴に捜査に協力して欲しいという。
テキサス州オースチンへ
リズボンがジェーンの拘置施設を訪れる。
3カ月ぶりだ。
「元気?」というリズボンに 会えて嬉しいジェーンだが、「条件が通らなければ監禁と同じだ」と譲らない。
リズボンが捜査要請を知らせると、満面の笑みを浮かべるジェーン。
2人はFBIのオースチン支局へと向かう。
デニス・アボット(ロックモンド・ダンバー)が部下にブリーフィングしている。キンブル・チョウ(ティム・カン)もいる。
連邦銀行システムの暗号プログラムを開発したエイベルが失踪した。寝室に争った跡があるという。
プログラムが漏れれば、銀行のコンピュータが攻撃にさらされる危険がある。
エイベルの妻であるディファイアンスが感情的になり、霊能者を依頼したが、FBIが偽の霊能者を派遣したところばれてしまった。
ジェーンは寝室の写真から、ディファイアンスはロマ(ジプシー)で、彼女自身が霊能者かもしれない、と指摘する。
キム、ジェーン、リズボンは、ブルックリンの自宅へと向かった。
ブルックリンの自宅
ディファイアンスがジェーンを迎えた。
事件の夜、屋上で友人とワインを飲んでいると、夫がPCを持って上がってきた。
その後、友人と出かけたが、帰宅すると夫がいなくなっていた。
頼りにしていた霊能者のクレオにも連絡がつかないという。
屋上へ
全員で屋上へと向かう。
途中、17号室の男と会う。眼光鋭い男で、ビルの大家だという。
ジェーンは「これは旦那さんの庭?エネルギーから、彼が生きてるってわかるよ。一緒に探そう」と、手を前に出してエネルギーを探る仕草をする。
そして妻に、「マスコミに知らせよう、そしてみんなで探そう」とこっそり耳打ちする。
妻はすぐに屋上から去る。不審に思ったフィッシャーは、マスコミに知らせるつもりだと聞いて、リズボンと伴に後を追う。
そのすきに、ジェーンは非常階段から降り、姿を消す。
ジェーンは、「極秘」と書いた封筒をポストに投函する。アボット宛てだ。
そしてスプレー缶を取り出し、道路に大きく「Jane」と書いた。
FBIのオフィス
ジェーンが消えたことが問題になっていた。
フィッシャーはリズボンに、「彼を理解したつもりだったけど・・・。長年よく組んだわね?秘訣は?」と聞くが、「わからない」と答えるリズボン。
チョウもジェーン捜索に加わることになる。
すると、ジェイソン・ワイリー(ジョー・アドラー)が衛星写真からジェーンの落書きを捉えた。
位置を特定したFBIは現場に急行し、ジェーンを捉える。
留置所
留置所にいるジェーンのもとにフィッシャーが来る。
「もう仕事のオファーはない。テキサスに戻す」と言いわたす。
帰ろうとする彼女に、「屋上に隠されていた死体には気付いた?クレオの遺体だ。エイベルは、妻が彼と寝てると思って殺害したんだ。」という。
夜、フィッシャーとアボットが屋上を捜索したところ、ジェーンの言う通り死体の一部が出てきた。
ジェーン、捜査に復帰
死体が出たことで、ジェーンを捜査に戻すことにした。
「ジェーンは自分のペースに周囲を巻き込もうとする。だから彼を利用するんだ」と、チョウはフィッシャーにアドバイスする。
その頃、政府には身代金の要求が来ていた。「深夜までに1000万ドル海外口座に振り込め」という。
ジェーンは、「誘拐犯なんていないのに変だ。何か見落としている」と、再びニューヨークのブルックリンへと飛ぶ。
機内にて
リズボンとジェーンが話している。
「また逃げたでしょ。一生会えないかと思った」というリズボンに、「君のことを考えないですまなかった」というが、「いつもでしょ。それに、私があなたと働きたいと?疲れるから嫌なのに?2年間も消えててわかったようなこと言わないで」と、リズボンは不機嫌だ。
再び自宅
妻のディファイアンスは、絶対に浮気なんかしていないと言う。
クレオはデータベースにヒットせず、前歴もないようだ。
ところがリズボンの指摘で、左右の手の指紋を入れ替える手術があることを知ったチームは、左右を入れ替えて再度データベースを検索すると、ヒットした。
ホセ・マルティネスという詐欺師だった。
ジェーンはディファイアンスに、「エイベルは生きてる。この建物から出てないよ」という。
そして、17号室へと向かった。
ドアを蹴破り調べると、エイベルが鎖につながれ監禁されていた。
エイベルの自供
チョウがエイベルの自供を聞いている。
自宅に戻るとホセが寝室を物色していた。浮気だと思い、とっくみあいになった結果、テーブルに頭をぶつけて死んでしまった。
死体を屋上に運び、処理していると17号室の男がやってきた。
政府の仕事をしていることを知っていたので、身代金目的で監禁された。
「過失ならば半年で出られたのになぜ遺棄した?」と聞くと、「政府の仕事ができなくなるし、妻も失うことになる。恐かったんだ」という。
アボットのオフィス
ジェーンが呼ばれる。
「君との契約を無期限にしようと思う」という。
ジェーンは「完全赦免、カウチ、キャンプカー、リズボン」と条件にあげるが、アボットは却下。
結果として、ジェーンは拘置所に戻されることになる。
部屋を出るとき、「手紙でも読んで」というジェーン。
デスクの上には、ジェーンが投函した手紙があった。
中には、名前のリストが入っている。一部、黒く消してあった。
ジェーンの後を追うアボット。
「バートラムのメモだよ。ブレイク結社の構成員リストだ」というジェーンに、「全員突き止めたはずだ」というが、「ボクが黒く塗りつぶした人以外はね。まだ野放しだ。大物だよ」という。
そして、「わかった、条件を飲むから名前を教えろ」というアボットに、「また約束を破る気だろう。条件をすべて飲め。契約期間が終わった時点で名前を教えるよ」という。
気に入らないアボットは、ジェーンを拘置所へと戻す。
リズボンのプレゼント
リズボンが拘置所に来る。
「全条件を飲むそうよ。どうやったの?」と聞く。
「バートラムのUSBメモリだよ」というが、「あれは暗号化されてたでしょ?偽のリストを作ったのね?」というリズボン。
これで、晴れて一緒に組むことになった2人。
「あなたに渡すものがあるの。ワシントン土産よ」と、リズボンが包みを開ける。
暖かそうな靴下だった。嬉しそうに頬にあてるジェーン。
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ちょっとした感想
フィッシャー捜査官、ジェーンに手を焼いてますね。
ジェーンって、縛るほどにトラブルを起こすんだから、ある程度自由にさせてる方が得策なのに・・・。さすが、リズボンもチョウも、ジェーン歴長いだけによくわかっています。
Not from the F.B.I.
You ran away from me.
また逃げたわね。FBIからじゃなく、私から逃げたのよ。
うん、でも戻ってきたよ。
I thought you were gone again forever.
戻るかどうかなんて、そんなのわかるわけないじゃない。
また一生会えなくなるかと思ったわ。
リズボンかわいい~!
ジェーンは2年間島にいて、その間は手紙だけ。
帰ってきた!と大喜びしたら、すぐに拘留されて3カ月音信不通。
そして一緒に捜査できると思ったら、その日にまた逃げた・・・・。
そりゃ怒りますよね。
リズボンはその後、「あなたは扱いにくいし疲れるし、一緒に仕事なんてしたくない。そう思ったことないの?2年間も消えていたくせに、知ったような口きかないで」と言うわけですが、「一生会えなくなると思った」と矛盾しているわけで(笑)
ジェーンも、リズボンにこう言われちゃって、「そんなこと考えたことなかった」なんてちょっと神妙になったりするので、いずれにしてもいいコンビです。
そして今回は、リズボンがボスとしてジェーンをコントロールする必要がないわけですから、やりやすいんじゃないかな。そのぶん、フィッシャーが大変なんだろうけど。
ブレイク結社のもとになった「虎よ!」の詩はこちらをどうぞ。
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