ブラックリストシーズン2第22話最終回の詳しいあらすじ「トム・コノリー」(Tom Connolly)

*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『ブラックリスト』に登場する英語フレーズの解説、詳しいあらすじ、次回エピソードのあらすじ推測を紹介しています。
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リズ、はめられる~FBIにて
ホーキンズ議員危篤、というニュースが流れている。
リズ(メーガン・ブーン)がレッド(ジェームズ・スペイダー)に電話する。
「君が感染源だ。局長の敵になった時点で局長はあれこれ手を回している。今は逃げるしかない」というが、リズは「無実だから逃げない」という。
トム・コノリーがハロルド・クーパー(ハリー・レニックス)の部屋にやってくる。
コノリーはリズを探しに来たのだ。
かくまえばクーパーはテロ幇助罪で訴えられる。爆破装置からはキーンの指紋が出たし、ウィルスは陽性だと告げる。
そして、「キーンはKGBのスパイの娘だ。それが理由でレッドに指名されたのだ。君は2人に利用されたんだぞ」と言う。クーパーは一瞬驚くが、リズに対する信頼は揺るがない。
キーンの取り調べはライト(コノリーの子分)が担当することを告げ、「シャーリーン(クーパーの妻)もただでは済まない。治験も打ち切りだ」と脅す。
クーパーは床に薬をバラバラと捨て、「言いなりになるくらいなら死んだ方がましだ」と言って部屋を出る。
コノリーは後を追い、捜査終了まで本部長の任を解くことを申し渡す。
外でこっそり会話を聞いていたリズは、レッドが言っていたことは本当だったことに気付く。
すぐにエレベーターで外に出ようとするが、扉が開くとそこにはコノリーがいた。
聖アグネス教会
教会は封鎖され、レスラー(ディエゴ・クラテンホフ)とサーマル・ナヴァービ(モズハン・マーノ)がウイルスの検査を行っている。
ところが、すべて陰性だ。
レスラーは、リズの検査がまだであることに気付く。
ライトによる取り調べ
リズは取調室にいる。
ライトは、爆破装置からリズの指紋が出たこと、母親はカタリーナ・ロストヴァ、養父に犯罪歴があること、モスクワ生まれで本名はマーシャであることを告げ、すべてお見通しだと言う。
隣の部屋では、レスラーと司法長官代理であるレブン・ライト(エイドリアン・レノックス)が取り調べの様子を聞いている。
レブンはレスラーに、クーパーの後を引き継ぐように伝え、「キーンのことはよく知らない。もしかしたらスパイなのかもしれない。でも、クーパーの外され方はおかしい」といぶかる。そして、「あなたは正義を重んじる。信用できる右腕になって欲しい」と言う。
そこにアラム・モジタバイ(アミール・アリソン)が入ってきて、リズの血液検査が陽性だったことを告げた。
リズを救い出せ:クーパーとレッドが協力
教会で待つクーパーのもとに、レッドがやって来る。
リズのことを心配するクーパーに、レッドは「起訴はされない。アメリカの敵としてメディアにさらされるだけだ。そして、無実の訴えができない場所へ移送されるだろう」という。
レッドはリズをFBIの建物から脱出させるために、クーパーに協力を依頼した。
電力会社にいるレッドの協力者が建物を停電させる。補助電力が起動するまでの90秒でリズを脱出させるのだ。
その脱出経路の誘導にクーパーが不可欠だった。
予定通り停電が始まった。
レッドの使いの者が尋問室からリズを連れ出し、携帯を渡す。クーパーは携帯で暗証番号を教え、緊急通路へとリズを導いた。
ところがあと少しで屋外、というところで、レスラーが待ち構えていた。
「無実なら正面から闘え」というレスラーに、「あと20秒でカメラが復帰する。私と一緒に映ってしまう前に逃がして」と、頼む。
リズは無事に脱出し、迎えの車に飛び乗った。
作戦会議:湖畔の家にて
湖畔の家に、レッド、クーパー、リズがいる。
リズの無実を晴らすには、まずウイルスの感染元を特定する必要がある。
そのためには、ユニオン駅でリズを襲った男が誰なのかを特定しなければならない。
そこに、トム(ライアン・エッゴールド)からレッドに電話が入る。
リズと一緒に逃げたいというが、レッドは一蹴する。
今の状態ではどこに行っても見つかってしまう。とにかく無実を証明しなくては。自由はその先にあるのだ。
レッドの作戦
レッドはミスター・キャプラン(スーザン・ブロマアート)とデンベ(ハイシャム・トーフィーク)に指示し、作戦に取りかからせる。
キャプランは、電波がまったく入らない舞台を準備する。
デンベは、アメリカ全土にいる優秀なジャーナリストを招集(拉致)し始める。
リズとクーパー
リズとクーパーはユニオン駅へと向かう。
クーパーは、「心から信じている」と言ってくれたリズに対して、コノリーの言いなりになり期待に添えなかったことを謝る。
余命いくばくもないクーパーや妻のシャーリーンのつらさを思って泣くリズ。
「泣いている時間はないぞ」とクーパーは力づける。
ユニオン駅
リズは警備員室へ。
監視カメラの映像を求めるが、令状がないと渋る警備員。そこに、警備部長から「FBIのエージェントが来たら映像を見せるように」と指示が入る。
クーパーの手配だった。
映像をチェックしていくリズ。
そこに、レオ・アンドロポフ(ウイルス学者)の姿を見つけた。
すぐに映像を持ち出しその場を去る。
車に戻ると、シャーリーンが尋問に呼ばれたという。クーパーはそちらに向かうので、ここからは別行動だ。
リズは、ロシアレストランのオーナー(元特殊部隊)のヴェロフの店へ。
そして、アンドロポフの隠れ家の住所を聞き出した。
ところが、情報提供はそこまでで、約束していたはずのカタリーナ・ロストヴァについては情報提供できないという。
理由は、レッドと契約したからだ。
湖畔の家へ
リズは、ヴェロフを口止めしたことについて、レッドに文句を言う。
レッドは、「私は罪食い人だ。己の魂を汚し、相手の魂の清らかさを守る。私にはそれができるんだよ」と意味深なことをいう。
リズは、「アンドロポフの手がかりがある。自分で追う」と言う。
トムの船
トムの船にリズがいる。無実を証明するために、アンドロポフを確保したいから手伝ってくれ、とトムに頼む。
隠れ家に踏み込む2人。
ラップトップに差してあったメモリを回収する。
アンドロポフは窓から逃亡、カーチェースになるが、駆けつけた味方にアンドロポフは撃たれてしまう。
再びトムの船
トムがリズの傷の手当てをしている。
唯一の手がかりを失い、落胆するリズ。
銃撃戦の中、「トムの船で逃げればよかった」と考えていた、とリズは言う。
トムをじっと見て、「一緒に連れて行って」という。「一緒に行けば、自分が何者なのか、という答えは見つからないよ」というトムに、「欲しいのはあなた」とリズは答える。
リズは船のベッドで目を覚ます。
アンドロポフの部屋で見つけたメモリのことを思い出し、データを見る。
すると、クーパーの医療データやCTスキャンの画像が入っていた。主治医は秘密結社の協力者であり、データはねつ造されたものだったのだ。
「すぐ戻るわ」というリズに、「いや、君は戻らないよ」と、トムは送り出す。
クーパー、怒る
治験担当のレヴィン医師のオフィスに踏み込む怒り心頭のクーパー。
医師は家族を脅され、仕方なく協力したという。
「不調だったのは、アンドロポフが開発した薬のせいだ。あなたは健康だ」という。
レッド、ジャーナリストにフルクラムを公開
レッドは、各地から集めた11人のジャーナリストにフルクラムを公開している。
「地球規模の組織が「結社」だ。戦争を起こし、金を動かし、情報を操作し、世界を作りだしている。どうか、事実を調査し、真実を見極め、記事にして欲しい。
結社の敵となれば、自分だけでなく家族をも危険にさらすことになるだろう。それでも真実を暴いて欲しい」と演説する。
クーパー、コノリーと対決
コノリーは、警察友愛会の晩餐会でスピーチを行う予定で、準備会場にいた。
そこに、クーパーが踏み込む。
脳腫瘍がウソだったこと、レヴィン医師はすべての会話を録音していたことを明かす。
そこに、リズが出てくる。
リズは、「すべて始末して」と求める。つまり、無実の証明、カラクルトの逮捕、クーパーの復帰、シャーリーンの解放、局長がレッドから手を引くことだ。
コノリーは、自分は歯車の1つでしかない、殺しても後釜がやってくるだけだ、という。
そして、すべては計画通りだという。つまり、レッド特別チームの解散、リズの服役、レスラーの辞職(薬物依存)、サマールの追放(核科学者暗殺のかどでイランに引き渡し)、さらにシャーリーンやアラムの罪状など、すべてが用意されているというのだ。
リズはコノリーにピストルを向ける。
クーパーは「善人の君が道を迷うのは見たくない、やめろ」というが、リズは引き金を引いてしまう。
そのとき、幼い頃の火事の「あの日」の記憶がフラッシュバックする・・・。
呆然とピストルを落とすリズに、「キーン・・・・・逃げろ」というクーパー。
リズ、逃げる
リズはその場からすぐに離れ、逃げながらレスラーに電話する。
レスラーは司法長官代理であるレブンとともに、コノリー殺害現場にいた。
「クーパーは何もしてない、無実よ」というリズに、「君は逃亡犯だ。司法長官を殺したんだぞ。出頭しろ。逃げれば追われる。オレにそんなことさせないでくれ」というが、電話が切れる。
リズはレッドに電話する。
レッドは、コノリー殺害をすでに知っており、待ち合わせ場所を指示する。
リズが待っていると、車でレッドとデンベが到着する。
デンベはレッドと堅くハグし、その場を去る。
リズは、「記憶が戻った。何もかも」と、争っていた両親、暴力を振るう父親、父親をピストルで撃ったことを話す。
それを、沈痛な面持ちで聞くレッド。
「だからあなたは私の記憶を封印したのね。自分のためでなく、私のために。私の罪を食べたのね」というリズ。
「そうだ。だが失敗したよ。君にはなって欲しくなかった、私のようには」と、リズの手を握る。
迎えの車が来た。2人は乗り込み、出発した。
新聞を見る局長
部屋で新聞を見る。一面に、「陰の政府が存在」という記事が掲載されている。
トムの船出
船を出航させる。
チームのリーダーとなったレスラー
捜査対象のエリアにリズの写真を貼る。
アラムとサマールが顔を見合わせる。
リズは、FBIの10大指名手配犯の1人となった。
(photos:NBC)
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ちょっとしたトリビア
このエピソードのタイトルは、最初「Masha Rostova」(マーシャ・ロストヴァ)だったと思うのですが、いつの間にか「Tom Connolly」(トム・コノリー)になっていましたよね???
シーズン1と2って、レッドが現れてから2年弱の期間の話なのですが、それぞれの人生が大きく変わってしまいました。
最後、局長が持っていた新聞は、2015年5月14日付でした。
そして、「Senate calls for immediate action」(上院が緊急措置を要請)となっています。
レッドが集めたジャーナリストが議員に持ち込んだのではないでしょうか。
案外、局長にとって強力な対抗勢力になるかもしれません。
シーズン3は、レッド対秘密結社、という展開なのでしょうかね?まったく予想がつきません・・・。
もう少ししたらいろいろ情報が出てくると思うので、見つけたら翻訳してまとめたいと思います。
よろしくお願いいたします!
音楽/サウンドトラック/挿入歌

エルトン・ジョン
価格: 250円

posted with sticky on 2015.7.14
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