ブラックリスト シーズン4第8話「「エイドリアン・ショウ医師(後編)」のケイト★ミスター・キャプラン(ネタバレ)

このブログでは、『ブラックリスト』に登場する英語フレーズの解説、詳しいあらすじ、次回エピソードの予告を紹介しています。

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Photos:NBC

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ケイトはどうなる?

ミスター・キャプランことケイト(スーザン・ブロマアート)はレッド(ジェームズ・スペイダー)に撃たれ、瀕死の重傷を負います。

その土地に不法に住んでいた男がケイトを助けるのですが、鎖でつないで軟禁状態に。

男は森のあちこちにカメラを仕掛けていて、レッドとデンベ(ヒシャム・タウフィーク)が来たことを知っています。

ケイトを解放すれば通報されると思った男は、軟禁しているわけです。

会話

ケイトはベッドの金具を外し、ナイフのように研ぎます。


鎖を外し、男ののど元へ。

Can’t keep you. Can’t kill you. I was gonna cut you loose and… pray you don’t tell anybody I’m up here.
ここにはおけない。でも殺せない。解放するつもりだった。そして、誰にも口外しないと祈るだけだ。

ケイトは手を緩めます。

You could’ve left me in the woods.
森に放置すればよかったのに。

No, I couldn’t do that.
いや。そんなことはできなかったよ。

男はケイトを解放して、部屋を出て行きます。

男が帰ってくると、ケイトが料理中。
2人で食事をします。

 

The man you saw in the picture was my employer.
あなたが見た男は、私の雇い主。

He lost his way. At least, that’s how I saw it.
彼は道を誤ってしまった。きっとね。

He placed a lovely young woman and her baby girl in terrible danger… not deliberately, mind you. He loves them deeply. Enough to blind him to the reality that his very presence in their lives constitutes a threat. Not just to them, but to himself as well.
彼は、ある若い女性とその子どもを危険な目に遭わせた。故意に、ではないのよ。
彼はとても愛していたから。
でも愛しすぎて、彼自身の存在が脅威であることがわからなくなってしまったの。
自分自身にとっても脅威であることもね。

I tried to help her.
All I managed to do was to place her and the child in even greater danger.
私は彼女を助けようとした。
でもそのせいで、彼女と赤ん坊をもっと危険な目に遭わせてしまった。

My efforts earned me a bullet in the head.
This man, he is very dangerous and absolutely relentless.
そのせいで、頭を撃たれることになった。
この男はとても危険よ。情け容赦ない。

If he even suspects I survived, there will be no place I can be safe.
もし私が生きていると知れば、どこまでも追ってくるでしょう。

The reason I didn’t tell you the truth was not to protect him, but to protect you.
本当のことを言わなかったのは、彼を守るためじゃない。あなたを守るため。

 

スープを飲みながら・・・。

It’s a shame you have no crackers.
クラッカーがないのは残念ね。

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ケイトにとっては楽勝

森の男はいわば「素人」なわけですから、百戦錬磨のケイトにとっては楽勝だったはず。

自分を助けて看病してくれたわけで、悪い人間じゃないし恩も感じている。
だからこそ危険な目に遭わせたくないのでしょう。

男にとって、2人での食事は何年ぶり(何十年ぶり)だったはずです。

ケイトが出て行って、ぽつり1人で食事をする男。

ケイトはよろよろしながらも、家を出る。
親切にとまってくれた車に乗り、去ります。

きっと、「まさかのとき」のために、レッドもしらない資金や隠れ家があるはずですよね。これからどうなるんだろう・・・。

ミスター・キャプランについて:なぜ「ミスター」なの?

ミスター・キャプランというキャラは、『北北西に進路を取れ』(原題:North by Northwest)の登場人物、「ジョージ・キャプラン」(スパイ)の名前です。

当初の脚本では、この役は男性が想定されていました。

ところが、エグゼクティブプロデューサーがこの役にスーザン・ブロマアートを雇ってしまった。その結果、あだ名がそのまま使用されました。

これには、もう1つの説があります。

シーズン2第3話「ジェームズ・コヴィントン医師」(Dr. James Covington)で、リズが心臓がない死体のチェックをミスター・キャプランに依頼した場面で。

Remember the time we made barley stew with that coroner from Des Moines?
デモインから来た検視官と、大麦の煮込みを作ったよな?
It was Reuben soup. How can I forget? I was sleeping with his sister.
ルーベンスープでしょ?もちろん憶えているわよ。だって、検視官の妹とつきあっていたのだから。

というわけで、「ケイトはレズビアン、男役(?)なのでミスターが付いている」という説もあります。

こちらもどうぞ:

デンベと再会する日が来るのかなぁ・・・・・!

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