海外ドラマのリスニング:大人のためのおすすめ勉強方法~UDA式聞きトレ(字幕)

このブログでは、海外ドラマに登場する英語フレーズの解説、ざっくりしたあらすじ、感想を気ままに書いています。
今日は、英語のリスニングに役立つ「大人のための」トレーニングソフトをご紹介します。
いろいろあります、リスニング教材
リスニング教材はいろいろあります。
私もいろいろ試してきましたが、1つの結論に到達しました。
- 大人が語学を学ぶ場合、「シャワーのように浴びる」というような子供向けの方法では上達が遅い
- 知らない単語は聞き取れない
- 平坦な日本語にはないリズムを捉えると上達が速い
なんとなーく手にした「聞きトレ」というソフトでしたが、なかなかよいのでご紹介したいと思います。
製品コンセプト
このような方向けに開発されたソフトです。
- 読解力や語彙力に自信はあるのに、なぜか聞き取れない
- 英語学習の努力はしてきたがリスニングが苦手
- 英会話が聞きとれなくて悔しい
UDA式とは?
23個の子音と7個の母音の発音をマスターする英会話発音トレーニング法です。
TOEICのスコアアップや映画の音声聞き取りなどで効果が認められています。
まさに、大人のリスニング力アップをサポートします。
構成
全部クイズ方式です。
基礎編と活用編の2部構成です。
基礎編
音声で単語が発音されるので、正しいと思った方を選択します。
音声は、男性と女性を選択できます。
感想
日本人が苦手な英語の音が出てきます。
まぁ、ありがちですね。
たとえば上の画面では、hut、hot、hatが出てきます。
この3つのどれかが発音されるので、正しいものを選ぶのですが・・・。
実際のドラマの台詞の場合、私たちはある程度「予想」しながら台詞を聞くわけです。
「現場にXXXが落ちていた」なんて場合は、hat 以外あり得ないわけで・・・。
この基礎編は、単なる耳慣らし、と考えてよいと思います。
活用編
英語が流れるので、その通りにタイピングします。
重要イディオムとカジュアル英会話の2パートに分かれています。
こちらはカジュアル英会話の「音の規則」
こちらは会話編です。
こちらはイディオム編。
音声が流れるので、単語をタイピングします。
Enterキーを押すと、正解・不正解を判定。
正解!
日本語の説明が表示されます。
非常に有効な「ディクテーション学習」
手間はかかりますが、とても有効な訓練だと思います。
「なんとなくわかる」から脱却する
ドラマの台詞が「なんとなくわかる」状態にはなんとなく行けるのですが、そこから脱却するには訓練が必要になります。
聞き取りがあいまいな状態ではタイピングできません。
最初は、「え~!こんなに聞きとれてないんだっ!」とがっかりするかもしれません。
「聴けてるつもり」からの脱却が重要ですっ!
かたまりで記憶する
日本語で会話しているとき、単語の1つ1つを聞き取っているわけではないですよね?
ある程度のかたまりを一時的に「記憶」した上で、理解しているはずです。
フレーズで憶えている台詞は、すぐにわかったりしますよね。
1つ1つの単語を聞き取るのではなく、かたまりで聴いて記憶する、というトレーニングになると思います。
慣れてきたら、ついでにシャドーイングもする
通訳のトレーニング方法に、シャドーイングというものがあります。
具体的には、「音声を聞いた後、それにかぶせるように即座に復唱する」んです。
抑揚や区切り(息継ぎ)を真似ることで、単語同士のつながりやリズムが身につきます。
これはひじょーに有効なリスニング訓練方法なのですが、なにせめんどくさい。
しかも、シャドーイングに適切な音声を探すのもめんどくさい。
ここにせっかく教材があるので、ついでに活用できると思います。
音声を聞く、シャドーイングする、タイピングする、ができれば、最強でしょう。
コツコツが必要です
このソフトをひと通りやったからといってすぐに台詞が耳に入ってくる、というわけではありません。
コツコツが必要です。
ただ、じわじわ直線的に上達するわけでもありません。
跳び箱がある日突然飛べるようになるように、聞き取りも「ある日突然」耳に入ってきたりします(これほんと)。
クイズ形式になっているのでメリハリもあり、毎日飽きずにコツコツできるのではないでしょうか。
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