Major Crimes(メジャークライムス)シーズン4第10話「フィフス・ダイナスティ」のあらすじと感想

メジャークライムスシーズン4第10話「Fifth Dynasty」(偽装誘拐)のあらすじと感想です。
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『Major Crimes~重大犯罪課』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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Photos:WarnerBors
殺人事件
殺人事件が発生。
新居のペンキを塗っていたところを襲われたようだ。
男の名はチャンドラー・ライアン。
犯罪者に厳しい“鬼の判事”として知られる上位裁判所判事の息子だった。
判事は、白人至上主義の暴走族メンバーがかかわる事件を担当していた。
失踪した少年
判事とその家族が重罪課に呼ばれる。
すると、現場には13歳の少年もいたことがわかる。
少年は、殺されたチャンドラーのいとこだった。
少年は現場にはいない。
少年がみつかる
まもなく、自宅に少年が戻っていたことが発覚。
少年に事情を聞くが、はっきりしない。
少年の携帯の通話記録から、少年の兄(チャンドラーのいとこ)が電話していたことがわかった。
真実
少年の兄の聞き取り調査が始まる。
チャンドラーにずっと性的ないたずらをされていたという。
家族同士のつきあいもあったので波風立てないように我慢していたが、大学で家を出た。ところが精神的な傷のため精神状態が不安定になり、大学を中退。
家に戻ると、弟の様子がおかしい。
チャンドラーのターゲットになっていたのだ。
ペンキ塗りの手伝いにいかされた弟から電話が入る。
泣いていた。
助けに行こうとチャンドラーの家に行くと、「お前は喜んでいただろう?」と言われ、切れる。
そして、殺したしまったのだった。
アリスの妹、パロマの居場所
アンティ・フリン(トニー・デニソン)は、ガスのもう1人の妹、パロマの居場所を探し出していた。
なんと養子に出され、里親のもとで幸せに暮らしているという。
ガスがパロマを妹だと認めれば、酷い仕打ちをした母と養父の元にパロマは戻されてしまう。
認めなければそのままだが、ガスはパロマが18歳になるまで会うことはできなくなる。
ガスは「納得できない」というが、最終的には妹をそっとしておくことにした。
アリスのお葬式
重罪課がアリスのお葬式に出席している。
これで、ラスティ・ベック(グレアム・パトリック・マーティン)の調査は終わった。
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ちょっとした感想
最後、ガス、アリス、パロマへの思いに涙をためながら、ラスティはシャロンに話します。シャロンがラスティを見るまなざしは、まさにお母さん。
シャロンとしての演技もあるけど、メアリー・マクドネルの人柄が表れているような気がします。
英語表現
兄というものは、弟や妹のために犠牲を払うものだ。
これは、今回のエピソードのテーマですね。
犯罪の犠牲になっていた弟を助けた兄、幸せな妹のためにあえて身を引く兄。
sibling
兄弟姉妹です。brotherやsisterは性別がありますが、これは性別や年齢の上下に関係なく、いわゆる「兄弟姉妹」を指します。
最後のやりとりがよかったなぁ。
ボクにとってアリスは本当に重要な存在だってこと、もうアリスには伝えられない。
でも、伝えられる人はいるわ。
And someday, you can stand here with Paloma and you can share the whole story with her.
そしていつの日かパロマとここに来て、すべてを教えてあげて。
そうだね。でも、彼女を救いたかったよ。
I wish I could’ve helped her.
救えたらよかったのに。
あなたは救ったと思うわ。救ったのよ。
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