「ブラックリスト」シーズン3第9話局長(前編)」(The Director(No.24))のあらすじと感想(ネタバレ)

「ブラックリスト」シーズン3第9話局長(前編)」(The Director(No.24))のあらすじと感想(ネタバレ)
このブログでは、『ブラックリスト』に登場する英語フレーズの解説、詳しいあらすじ、次回エピソードの予告を紹介しています。
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Photos:NBC
リズ、FBIへ
ロナルド・レスラー(ディエゴ・クラテンホフ)は、拘束したエリザベス・キーン(メーガン・ブーン)をFBIへと移送する。
リズはさらに3時間後、連邦裁判所へと移送される予定だ。
局長とローレルは、その3時間以内にリズを始末しようとする。
レッドの依頼
レイモンド・レディントン(ジェームズ・スペイダー)は車中からレスラーに電話する。
「キーンを守れ。こちらは仕上げにあと1日かかる。結社がリズを奪いに来る。必ず守れ」という。
イヴォンヌ湖
クーパー(ハリー・レニックス)、妻のシャーリーン、トム・キーン(ライアン・エッゴールド)、カラクルトが別荘に到着した。
クーパーは、シャーリーンを非難させるため、車で出かける。
アラム
レッドからアラム・モジダバイ(アミール・アリソン)に電話がかかってくる。「リズを守れ」と指示される。
リズがFBIに入ってきた。
そして、最初レッドが入っていたボックスに入れられる。
リズの安全を確保する方法として、レヴェン・ライト(エイドリアン・レノックス)が指示したのだった。
レヴェン不在
レスラーは、レヴェンがいないことを不審に思い出す。
一方局長は、尋問のためにリズを移送すると言い出す。
ところがレヴェンはいない。
局長はボックスを開けようとするが、コードが変更されており、ドアが開かない。
アラムがコードを変更しておいたのだ。
レッドはさらにレスラーに電話。
「時がきたら、カラクルトを移送する。彼がすべて話す。カラクルトは、クーパーやトムと伴にイヴォンヌ湖の別荘にいる」と伝える。
サマールとレッド
湖が見える場所で、レッドとサマール・ナヴァビ(モズハン・マーノ)が会っている。
サマールは、リズの容疑を晴らすレッドに協力するつもりだ。
レスラー気付く
局長はリズの移送を要求するが、レスラーは譲らない。
レスラーは局長は信じていなかったが、ローレルは信用できると思っていた。
そこで、ローレルに「カラクルトはクーパーとイヴォンヌ湖にいる」と言う。
レヴェンの居場所について訪ねると、「最後にあったとき、トミー・マーキンと言っていたわ」という。
トミー・マーキンという名前を聞き、ローレルも結社のメンバーであることを悟る。
結社の手がイヴォンヌ湖に伸びるはずだ。
レスラーはアラムに、「ここは頼む。クーパーを助けに行く」といって出かける。
ニューヨーク
レッドはベネズエラの外務大臣に接触しようとしていた。
なんとかその日、ヘリの給油中に時間に面会できることになった。
面会までに、FBIが押収した「救援物資」を取り戻さなければならない。
倉庫へ
サマールとレッドは、レッドの隠し倉庫に向かう。
レッドは、全国に隠し倉庫を持っていた。
中に入ると、武器に加えて熟成中のステーキ肉などがある。
ドラッグを運び出し、これを利用して「救援物資」を取り戻すのだ。
レッドはチームを呼び、事件現場をねつ造する。
車をわざとぶつけて銃で撃ち、ドラッグを仕込んだ。
サマールがFBIに連絡する。
「救援物資」が積まれたトラックがやってくる。
職員の目を盗み、「救援物資」を取り戻した。
あとは、レッドが待つヘリの給油所に持っていくだけだ。
アラムの決断
局長はボックスをなんとか開けようとしている。
涙をためてリズを励ますアラムだが、リズが倒れてしまい、コードを局長に伝える。
「ナヴァービだ!」と叫び、コードでドアが開くとリズに駆け寄る。
リズは息を吹き返す。
結社との銃撃戦
トムとカラクルトがいる別荘にレスラーがやってくる。
銃をかまえる2人。
3人は大勢に囲まれている。
レスラーは「悪い奴を信用してしまった」とトムに言う。トムは「正しいと思ってやったんだろ」と言うが、「正義のためと思っていたが、それが正しいのかわからなくなってきた」というレスラー。
激しい銃撃戦になり、カラクルトも銃を持って応戦する。
やがて静かになる。
ヘリポート
レッドがベネズエラの外務大臣に会っている。
大臣はレッドの申し入れを拒むが、レッドはサマールが持ってきた「救援物資」を渡す。
100ドル札の原板だ。
「すべて本物だ。これで、好きなだけ印刷しろ」という。
FBI
局長はリズを移送しようとしていた。
阻止しようと、アラムは局長に銃を突きつける。
リズは「もう十分よ、やめて」という。
「こっちを見て。あなたは悪くない。銃を降ろして」と頼む。
そこに、シンシア・パナベイカーがやってきた。
局長やローレルよりも大統領に近いパナベイカーは、リズを予定通り連邦裁判所に移送するという。
そして、「レヴェンとの約束で、移送はレスラーが担当する。レスラーがいないので、待ちましょう」という。
ソロモン逮捕
トム、レスラー、カラクルトは別荘から出て駐車場にいた。
ところが、背後からソロモンが近づき、トムに銃を向ける。
「かまわず撃て」というが、レスラーにはそれができず、銃を下ろす。
ところが、駆けつけたクーパーがソロモンを一撃、気絶させる。
レスラーの怒りは収まらない。
「こいつはどうせすぐ保釈される、殺すべきだ」と、地面に横たわるソロモンに銃を向ける。トムは「やめろ、父親の死が無駄になるぞ」とレスラーを止める。
ソロモンは逮捕され、FBIに移送される。
レスラーがFBIに到着し、ローレルに「あなたがレヴェンを殺したんだ」といい、アラムにありがとう、と感謝する。
そしてリズに、「オレは、君がハメられたと信じている」と言う。
デンベ
デンベが保釈される。
入れ替わりにソロモンがやってくる。
視線を交わす2人。
夜中の墓地
夜、アラムが自転車で墓地に向かう。
墓地には穴が掘られ、レッドが待っていた。
墓は空だ。
レッドは、「人生には基本的な要素があるが、大事なのは人との関係だ。誰かがいなくなると、自分までいなくなってしまう。私は今まで親しい人を亡くしてきた。今日、君なしではまた失っていたところだ。君がコードを言ったのは、弱さからではない。希望を持ち続けていたからだ。この恩は一生忘れない」という。
そして、「チームを集めろ。結社をつぶす」と指示する。
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音楽/サウンドトラック/挿入歌
The Lamb
Performed by Little Scream
ちょっとした感想
レヴェンがしてくれた段取りに、助けられましたね。
レスラーに向けたダイイングメッセージ、リズをボックスに入れて保護すること、シンシア・パナベイカーとの約束。
これがなければ、非常に危うかったよなぁ・・・。
アラムも大活躍だったし。
レスラーとトムも、なんだか良い感じに友情が芽生えそうだし、トムはまっとうなことを言ってましたよねぇ。
カラクルトとトムにも友情が芽生えそう(笑)
死ぬほど殴られたり、缶のふたで胸を切られたりと散々な目にあってきたカラクルトですが、証言してなんとか刑を軽くしてあげて欲しい・・・。
クーパーも、絶妙のタイミングで登場~!
それから、デンベとソロモンは、なんだか因縁がありそうな感じです。
レッドの隠し倉庫では、サマールがなんだかとっても楽しそうでした~(笑)
私も行ってみたい!
でも、「この肉はもうちょっと熟成が必要」とかいって、この落ち着かない生きるか死ぬかの逃亡生活で肉の熟成を憶えているなんて・・・レッドさすが。
「チームを集めろ」って、いつの間にかアラムも「チーム・レッド」の一員になっちゃってるわけですが(笑)ワクワクしますね。
今までの借り、すべて返しますって感じだな、次回は。
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