「ブラックリスト」シーズン3第7話「ザル・ビン・ハッサン」(Zal Bin Hasaan)のあらすじと感想(ネタバレ)

「ブラックリスト」シーズン3第7話「ザル・ビン・ハッサン」(Zal Bin Hasaan)のあらすじと感想(ネタバレ)
このブログでは、『ブラックリスト』に登場する英語フレーズの解説、詳しいあらすじ、次回エピソードの予告を紹介しています。
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Photos:NBC
1992年イラン
イランのテヘラン。
姉と弟がいる。
姉は、少女時代のサマル・ナヴァービ(モズハン・マーノ)だ。
何者かに両親を射殺される。
泣く弟(シャヒーン)に、「私がいるわ。永遠に一緒よ」と言うサマール。
面会を要求するレッド
とあるレストランのキッチンに レイモンド・レディントン(ジェームズ・スペイダー)とエリザベス・キーン(メーガン・ブーン)がいる。
支配人に「面会をアレンジしてくれ」と頼むレッドだが、今回は助けられないと断われる。
「ザル・ビン・ハッサンを渡せば会ってくれるか?」と聞く。
「それならば要求を飲む。でも、誰も見つけられない男なんだぞ」と支配人は言う。
サマールに協力を依頼
レッドはサマールに協力を依頼する。
TVでは、ラザラム社の社員6名が誘拐された事件が報道されている。
イスラエルの防空システムの暗号化提供しているラザラム社への報復として、テロリストが誘拐したのだ。
レッドは、首謀者はザル・ビン・ハッサンだという。
ハッサンは、かつてモサドを大勢殺害しており、その事件でサマールはパートナーを失い、自らも大怪我を負っていた。
レッドは、「ハッサンを捕まえたい。協力を」という。
中華料理店
クーパー(ハリー・レニックス)とトム・キーン(ライアン・エッゴールド)がいつもミーティングしている中華料理店に、マティアス・ソロモン(エディ・ガテギ)がやってくる。
リズとトムの写真をウェートレスに見せて、「電話番号を知りたい」という。
FBI
ソロモンの画像を、ロナルド・レスラー(ディエゴ・クラテンホフ)、局長(デヴィッド・ストラザーン)、レヴィン、ローレルの4人が見ている。
ソロモンの正体についてとぼける局長。
レスラーは、「キーンの確保を優先するが、彼女の身の安全を保証してほしい」という。
ハッサン
サマールはチームにハッサンとのいきさつを説明する。
ハッサンは、2012年、カイロでのモサド殺害に関与している。
また、サマールの弟はピシンの爆破事件で死んでいるが、それもハッサンの仕業だった。
そこに、ハッサンから画像が送られてくる。
人質1人が射殺された映像だった。
サマールは映像を詳細に調べ、射殺された男性のメガネに煙突が映っているのを見つけた。
発電所の煙突だ。
モサドに協力を依頼し、現場に急行する。
局長の盗聴
アラム・モジダバイ(アミール・アリソン)は、局長のグループが不法に盗聴しているのを嗅ぎつけた。
カラクルト
カラクルトを確保したトムは、トランクに入れた状態でクーパー宅にやってくる。
ガレージに車を入れるが、目を離した隙にカラクルトは自殺を図るが、辞めさせた。
自由になりたかったらFBIに真実を話せ、というトム。
さもなければ、ロシアに渡すと脅す。
発電所
発電所の前には、モサドのチームが来ていた。
リーダーのシュール(オデッド・フェール)と再会を喜ぶサマール。
内部を確認し、突入する。
テロリストのメンバーと人質を確保したが、ハッサンには逃げられてしまう。
その建物には、他にも人質がいた。
死んだはずのサマールの弟、シャヒーンがいたのだ。
驚くサマール。
サマールはレッドに電話する。「弟は生きていた。知っていたの?」といぶかる。
「知らなかった」というレッド。
レッドはそのとき、クリーニング店にいた。
店主がハッサンの密入国に関与していたからだ。
店主から、ハッサンの住所を聞き出す。
モサドのセーフハウス
人質とテロメンバーをモサドのセーフハウスに移す。
サマールは弟と話す。
弟は、「ピシンの爆発の後、逃げるしかなかった。連絡したら姉さんが殺される。イギリスへ行った後、アメリカに来たが、ハッサンに見つかって捕まったんだ」と涙を流す。
局長の盗聴
アラムは局長たちの動きを見張っている。
すると、盗聴が始まった。
トムがリズにかけた電話だ。中華レストランで1時間後に会いたい、という。
盗聴しているのは、トムの携帯電話だった。
局長は、待ち伏せしてリズを捕まえるつもりだ。
アラムはレスラーに報告する。
ハッサンの自宅
クリーニング店の店主から聞き出した住所に向かうレッドとデンベ(ハイシャム・トーフィーク)。
男を確保するが、レッドは違うという。
ハッサンはピシンの爆発でヤケドを負っているはずだからだ。
「お前は誰だ?」というレッド。
さっそく、拷問担当が呼ばれる。
モサドのセーフハウス
テログループのメンバーの1人が、靴のかかとをそっと取り外し、机の下に取り付ける。
そこに、レッドからサマールに電話がかかってくる。
「すぐそこから出ろ!ハッサンはそこにいる、その場所にいるぞ」という。
その後、爆発が発生。
混乱に乗じてテロリストが武器を取り出し、モダドを制圧した。
サマールは隙を見て屋上へと向かう。
トムとリズ
久しぶりの再会。
カラクルトを確保したからもう逃げなくていい、とトムがいう。
家族や子供が手に入るんだよ、というトムに、リズは嬉しそう。
ソロモン
レスラーは中華レストランに踏み込むと、ソロモンが1人でワンタンスープを飲んでいる。レスラーは、ソロモンをFBIに連行する。
尋問するが、シラを切るソロモン。
レスラーに変わって局長が尋問する。
ソロモンに、「我々が結社の一員だと言われているようだ」と、潔白を証明するために釣り針を飲ませる。
サマールの弟の正体
サマールは、テロリストの様子をこっそりうかがっている。
仲間が弟を「ハッサン」と呼んだ。
弟がハッサンだったのだ。
サマールはレッドに電話する。レッドは、「ハッサンは自分の命を狙うモサドのリストを手に入れようとしているんだ」という。
「記録室だわ」というサマールに、「ハッサンもそこに行くだろう。生き延びろ」といって切る。
サマールは記録室へと向かった。
そこに、シュールがやってくる。
金庫を開け、リストを取り出し、ライターで火を付ける。
「タバコ?」というサマールに、「君を別れた後、禁煙はやめたよ」といい、2人はキスする。
そこに、テロリストがやってきてシュールが撃たれる。
ハッサンも来て、サマールを連れて行く。
港
ハッサンたちは港へ。
「姉さんはイランを捨ててモサドになった」というハッサン。サマールは、「ピシンの爆破はあなたがやったのね?」という。
船に乗り込もうとすると、既にレッドと彼のチームがいた。
サマールに、「ハッサンを警察に渡すか、私に渡すかだ。警察に渡せば、拷問の末、どこかの穴蔵で死ぬだろう。私に渡せば、キーンの無実を晴らし、楽に死ねる」と選択を迫る。サ
マールは、レッドにハッサンを渡した。
「守ると言ったろ?」というハッサンに、「私の弟はピシンで死んだ」という。
レスラーとトム
レスラーはクーパー宅へ。
トムがいることを知り、不機嫌になる。
「あなたが、トムとリズが会う店を変えさせたんだな?なぜこんなヤツに協力を?こいつを信じるなんて愚かだ」という。
家を出るレスラーを負うトムと殴り合いになり、クーパーが割って入る。
ゴーレム人形を蹴散らすレスラー。
受け渡し
レッドは、レストランの支配人にハッサンを渡す。
面会をアレンジしてくれるそうだ。
レッドはクーパーに電話し、「カラクルトを捕まえたようだが、もっといい方法を見つけた」という。
誰も居ないオフィス。
サマールが幼いころの写真を見ている。
レスラーがいる。
「弟をレッドに渡した。やっと悲しみを乗り越えたのに、またやりなおし」という。
「オードリーが死んだ翌日、オレは仕事に来た。この仕事は、大切なことを忘れてしまうんだ」というレスラー。
「大丈夫?」と聞くサマールに、「わからない」というレスラー。
「大切なのは仕事だけ。今だけ」というサマール。
2人は見つめ合い、抱き合う。
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音楽/サウンドトラック/挿入歌
ちょっとした感想
あぁ、やっぱりレスラーの傷は癒えてないんだなぁ・・・。
いやしかし、信頼を置いていたクーパーにも裏切られた感じだし。
こんちくしょうって感じでしょうねぇ。
レスラーとサマールについてはこちらも:
ブラックリストのドナルド・レスラーとサマール・ナヴァービが肉体関係!の展開にファンは怒り心頭だけど・・・(シーズン3第7話)
レッドが、ハッサンの密入国を手配したクリーニング屋にいったとき。
店のサインを「閉店」にしてカーテンをさっと閉めるリズ。
なんか手際がよく、板に付いてきた感じですよね(笑)
で、レッドが思い出話を始めると、「あ~、またか」って顔(笑)
シュールを演じていたオデッド・フェールですが、彼は「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」や「コバート・アフェア」でも、モサドを演じていますよね。
当たり役なのかなぁ。
このエピソードの予告編はこちら:
「ブラックリスト」シーズン3第7話「ザル・ビン・ハッサン」(Zal Bin Hasaan (No. 31))の予告を解説(ネタバレ)
次回の予告はこちら:
「ブラックリスト」シーズン3第8話「キングス・オブ・ザ・ハイウェー」(Kings of the Highway(No.108))の予告を解説(ネタバレ)
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