「ブラックリスト」シーズン3第6話「クリスピン・クランドル卿」(Sir Crispin Crandall)の予告を解説(ネタバレ)

シーズン3第6話 「クリスピン・クランドル卿」(Sir Crispin Crandall)の予告動画を解説します。
** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『ブラックリスト』に登場する英語フレーズの解説、詳しいあらすじ、次回エピソードの予告を紹介しています。
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Photos:NBC
シーズン3第6話「クリスピン・クランドル卿」(Sir Crispin Crandall):スーパードラマTV!から引用
レッドは局長のアドバイザーで計量経済学者のハミルを探していたが、そのハミルが頭脳明晰な学者ばかりを狙う犯人に誘拐されたため、その誘拐犯を探すことに。レッドはレスラーたちにも「局長に知らせずにハミルを探せ」と指示、レスラーは学者誘拐事件を捜査することを局長に告げるが、中にハミルがいることは隠していた。
NBCの予告動画
NBCが公開している予告動画「知っておくべき3つのポイント」を解説します。
The Blacklist ? Top 3 Things You Need to Know: Episode 6 (Digital Exclusive)
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万事OK
レッドは、ハルミ(スーパードラマTVでは「ハミル」になっていますが、Halmi:ハルミですね・・・)を探しています。
ハルミは局長が信頼を寄せているアドバイザーです。
レッドは、冷凍保存されている身体から親指を切断。
ソロモンはそれに気付き、局長に知らせます。
銀行へと急行する局長。
ところがレッドはすでに貸金庫内にいて(ミッション・インポッシブル風)、切断した親指でボックスを開く。
局長が貸金庫に入ったときには、すでに空っぽ。
愕然として天井を見上げる局長・・・。
タイトルの「Thumbs up」は、「親指を立てる合図」です。
つまり、承認、賛成、OK、という感じ。
切断した親指と掛けた言葉遊びですね~。
愛のためにすべてを捧げるトム
集金係を殺したため、トムとアッシャーは命を狙われます。
ロシアの組織につかまった2人は、鎖に繋がれて決闘させられることに(こういうシーンを見ると、私は「ファイト・クラブ」を思い出します・・・)。
トムは、「I’m sorry」といってアッシャーを殺します(素人のアッシャーを殺すことは、トムには簡単だったに違いない・・・)。
カラクルトと面会(顔が違うけど、整形しているはず・・・)
お前はいったい誰だ?
お前をDCに連れて行き、妻をはめたってことを認めさせてやるぞ。
なぐって、引きずっていきます。
トム、ミッション完了。
本領発揮というかなんというか。
しかし、アッシャーはとんだとばっちりですね。
アッシャーの彼女のグウェンに「アッシャーを傷つけないで」と頼まれていたにも関わらず・・・。
他人が愛する人にはお構いなしの、暴走機関車トムです。
レッド、局長を追い詰める
レッドはプライベートジェットでの移動中、局長に電話。
リズがソファーで寝ていますね。
もうそろそろ、エリザベス・キーンの容疑を晴らしてもいいんじゃないか?
それはできない。
そうかな?
The only question is whether you’ll live to see the day.
その日まで君が生きているかどうか。
If I continue to dismantle the Cabal, they’ll put a bullet in your head just to mitigate their losses.
私がこのまま秘密結社に対する手を緩めなければ、リスク軽減のために君は殺されるよ。
You’ve been skimming from the company till, stealing millions in anticipation of running away.
君は金を横領し、逃亡資金を作っていたようだが。
When you were linked to the Cabal, you reached out to Halmi– put your golden parachute in a secret account only he could access.
君が結社とつながれば、ハルミにつながり、彼にしかアクセスできない秘密口座に金が入る。
(golden parachute:高額の退職金、天下り)
Except now I’ve got it.
でも今は、私が持っているのだがな。
You have no money to escape the inevitable.
君の逃亡資金はもう消えたよ。
Your colleagues will abandon you.
結社の仲間は君を見捨てるだろう。
because I’m not going to stop until they do.
そうなるまで、私は手を緩めないからだ。
キーンの容疑を晴さなければ・・・。
君が助かるには、この小さなチャンスに賭けるしかないんだよ。
断る。
このやっかいな事を全部君のせいにするとするか、ピーター。
And when I do, your own people will beg me to kill you to stop the bleeding.
被害を食い止めるために、結社の連中はさっさと君を殺してくれと言ってくるだろうな。
フルクラムの所在がわからなかったころ、アラン・フィッチに協力を依頼するも断られ、グラスを叩きつけて割った頃のレッドを考えると完全に優位に立ちましたね~。
やはり、フルクラムが逆転のきっかけでした。
いやしかし、どんな人にも弱みってあるもんだなぁ。それをほじくり出して追求するのもすごいけど。
局長は、どっちにしても結社に消される気がしますよね。
タイトルの over a barrel
無力な状態、人の良いなり、窮地に陥る、困り果てる
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シーズン3第6話「クリスピン・クランドル卿」(Sir Crispin Crandall)は、アミ・カナーン・マンが監督を務めています。
2011年米国で公開された『キリング・フィールズ 失踪地帯』(原題:Texas Killing Fields)の監督です。
あらすじはこちら:
「ブラックリスト」シーズン3第6話「クリスピン・クランドル卿」(Sir Crispin Crandall (No. 86))のあらすじと感想(ネタバレ)
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