「ブラックリスト」シーズン3第3話「イーライ・マチェット」の予告を解説(ネタバレ)

3第3話「イーライ・マチェット」(Eli Matchett (No. 72)の予告動画を解説します。
** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
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(Photo: NBC)
第3話「イーライ・マチェット」(Eli Matchett):スーパードラマTV!から引用
巨大農業系企業ヴァーディアント産業に、彼らに仕事を奪われゲリラ化した農家たちの「ロス・セガドレス」が攻撃をしかけてくる。
ヴァーディアント社の幹部は「結社」の一員だったため、スペインに向かっていたレッドは、アメリカに戻り事態を沈静化させる。
しかし、レッドにはある思惑があった……。
NBCの予告動画
NBCが公開している予告動画「知っておくべき3つのポイント」を解説します。
The Blacklist – Top 3 Things You Need to Know: Episode 3 (Digital Exclusive)
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グレンがデンベの行方を追う
駐車場にデンベ・ズマ(ハイシャム・トーフィーク)が現れません。
「Something is wrong(おかしいぞ)」とレッド(レディントン)。
早速、陸運局のグレン・カーター(クラーク・ミドルトン)に電話して捜索を依頼します。
やっぱり「ニックのピザ」なんだね(笑)
その頃デンベは、ミスター・ソロモン(エディ・ガテギ)に痛めつけられています・・・。
グレンはデンベの車を発見(駐禁チケットがいっぱい)。
「レストランが怪しい」を目を付けて、侵入。
店内カメラを映像から、デンベが拉致されたことをレッドに報告します。
デンベが倒れている部屋に、男がもう一人。
「We’re gonna die in here(俺たちはここで死ぬんだ)」とデンベにいいます。
これは誰???
さすがグレン、人捜しのプロです!
いつも嫌みばっかり言って口の減らないグレンですが、頼りになる!!!
こういう人がうろちょろしてても、だれも疑わないだろうなぁ。
トムが復帰、協力を申し出る
レスラー(ディエゴ・クラテンホフ)が「キーンを裏切っただけじゃないか」というと、トム(ライアン・エッゴールド)は、「リズを捕まえようとしてるヤツがよく言うよ」と応戦。
このあたり、今彼と元彼のケンカみたいじゃないか(笑)
場面変わって、レスラーはハロルド・クーパー(ハリー・レニックス)にトムのことを報告します。
平社員のデスクにいても(涙)、やっぱりクーパーはレスラーが尊敬する上司なんですよね・・・。
いつか復帰して欲しい・・・。
自分の直感を信じろ、とおっしゃいましたよね?
My instincts are telling me to stay as far away from Tom Keen as possible.
ボクの直感は、トム・キーンには絶対関わるなと言っている。
そうだな。君は正しいよ。
You should trust your gut, not mine.
自分の勘を信じろ。私のではなく。
instinct は直感です。
gut は内臓(ガッツ)ですが、trust gut で「勘を信じる」
クーパーはトムに会いに行きます。
レスラーの直感は「トムに関わるな」といったけど、クーパーの直感は「トムは役に立つ」といったのでしょう。
エリザベス・キーン救出のために何ができる?助けられるのか?
なんでもするよ。
私はお前を信用してない。
I certainly don’t like you.
もちろん好きでもない。
You’re a liar, a thief, and a murderer.
嘘つきで、こそ泥で、殺人者だからな。
Which is exactly why you’re perfect for the job.
しかしだからこそ、この仕事にはお前が適任なんだ。
クーパーはカラクルトのファイルを差し出します。
「カラクルトを捕獲せよ」とトムに依頼するわけですね。
確かに、高潔なレスラーやクーパーにとって、トムは許せないヤツなのですが、こういうときには役に立つかも。
ある意味、FBIよりもその道のプロですからね。
犯罪者の心理は犯罪者がよく知っています(と、「クリミナル・マインド」のホッチまたはロッシが言っていたような気がする)。
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レッドから局長へのメッセージ
レッドがある女性に、局長へのメッセージを頼んでいます。
これは始まりにすぎない。私は手加減などしないぞ。エリザベス・キーンを解放し、局長を私に差し出すしか道はないと、結社のメンバーが気付くまでは。
Please.
どうかお願いするよ。
Tell him I’m coming.
局長に伝えてくれ。私はすぐそこに迫っていると。
exonerate は、潔白を証明する、容疑を晴らす、解放する
この女性は、秘密結社に繋がっている局長の「友達」なのですが、そんな彼女にも「Please」というところ、さすがダンディなレッドです。いいわぁ・・・・。
丁寧な物言いが、かえって凄みがあって怖いですね(笑)
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