「ブラックリスト」シーズン3第1話「トロール・ファーマー」(Troll Farmer)のあらすじと感想(ネタバレ)

「ブラックリスト」シーズン3第1話のあらすじ「トロール・ファーマー」(Troll Farmer)
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(Photo: NBC)
車中の2人
レッド(ジェームズ・スペイダー)とエリザベス・キーン(メーガン・ブーン)はバンで逃亡中。
「包囲網から出られない」というリズに、「出るつもりはない」というレッド。
ハロルド・クーパー(ハリー・レニックス)の代わりにチームのリーダーとなったレスラー(ディエゴ・クラテンホフ)。
「街から出すな」とチームに指示する。
サマル・ナヴァービ(モズハン・マーノ)とアラム・モジタバイ(アミール・アリソン)は、車の映像を見つけた。395号線にいる。
レスラーに通知し、追跡する。
ところが、トンネルに入ったっきり出てこない。
映像をよく見ると、前を走っていたトレーラーに車ごと乗っていたのだ。
車中で警察官の制服に着替えた2人は、待っていたレッドのチームの協力によって車を乗り換える。
シールを剥がすと、車はパトカーに変身した。
クーパーとレスラー
FBIのオフィスにいる2人。
コノリーの殺害現場にいたことで、クーパーにも嫌疑がかかっている。
クーパーの妻シャーリーンは拘留中だ。
コノリーは皆を陥れようとしていたこと、シャーリーンの拘留は脅しであることをレスラーに訴えるが、聞く耳を持たない。
クーパーは、「私はキーンに逃げろと言った。その意味では私も共犯だ。妻を釈放しろ」と言う。
隠れ家へ
レッドとリズは、とあるバーに入る。
レッドが予め頼んでおいた隠れ家だ。
レッドは、地下の隠れ家で1週間待つことにした。
逃亡支援を依頼したトロール・ファーマーが、準備に1週間必要だからだ。
TVでは、リズがロシアの工作員だというニュースが流れている。
また、フルクラム流出でCIAに嫌疑がかかり、その釈明会見に局長が登場した。
局長(デヴィッド・ストラザーン)は、ピーター・コツィオパロスと名乗り、大統領の許可を得て会見していること、情報をリークしたレイモンド・レディントンはテロリストの共犯者であることを訴えている。
会見を見てリズは絶望的になる。
世間は局長を信じるだろう。
「2週間もすればDCは元にもどる。そのときが逃亡のチャンスだ」というレッド。
デンベの娘
デンベ(ハイシャム・トーフィーク)の娘、イザベラの家。
何者かが侵入し、まだ赤ちゃんの娘エリーを抱いている。
男はミスター・ソロモン。秘密結社のメンバーだ。
「何が望みなの?」というイザベラに、「父親(デンベ)に会わせろ」という。
ソロモンと局長
局長の部屋にソロモンがいる。
ソロモンは、「フルクラムを持っているとはレッドのはったりだ」といった局長が気にくわない。そして、「君は、秘密結社の信頼を失ったのだ。首の皮1枚で繋がっているだけだぞ」と警告する。
隠れ家から出る
隠れ家では、店主の姉がFBIに通報していた。
すぐにFBIが踏み込んできた。
レスラーは地下に部屋があることをつきとめ、降りていく。
部屋には店主が倒れており、窓枠が外れていた。
レッドとリズは車(ポルシェ)を盗む。車内の文書で車の持ち主の住所を調べ、家へと向かう。一時的な隠れ家として利用するためだ。
リズ、ブロンドに
ポルシェの持ち主は、立派なマンションに住んでいた。
レッドが、トロール・ファーマーについて説明する。
トロール・ファーマーは、デマを流し、情報戦争を創り出す犯罪者だ。何百ものアカウントを使ってツイートを流して架空の事件を作りだし、ニュース画像をねつ造する。
そして、世間を騒がせて動かすのだ。
リズは、逃亡のために髪をブロンドに染めていた。
FBIチーム内の確執
コノリー殺害事件の映像が解析されていた。
クーパーを信用しないレスラーに、アラムは腹を立てていた。
またサマールも、レスラーはリズ逃亡に加担したのではないか、と疑っている。
トロール・ファーマーのアジト
家を訪ねると、「1週間後だろ?」と追い返されそうになる。
「今日街を出たい」というレッドに、トロール・ファーマーはムリだと断るが、最終的にはなんとかやってみると約束する。
リズとレッドの写真を撮り、加工してSNSに拡散する作戦だ。
そして、「やれることはやった。1時間後、自由の身か逮捕されるかだ」といい、「あんたとはもう手を切る」とレッドに言う。
バンが2台用意されていた。1人でも逃げられれば、汚名をそげるからだ。
リズとレッドは二手に分かれる。
レスラーとクーパー
FBIのオフィス。
レスラーが、シャーリーンの釈放を告げる。
レスラーは、クーパーがリズに「逃げろ」と言ったことをいわなかったのだ。
そして、「私もキーンを逃がした」と告白する。
「直感を信じるべきだ」というクーパーに、「信じるべきは法律だし、これからもそうする」とレスラーは言う。
翻弄されるFBI
あちこちのSNSに2人の目撃情報が投稿され、FBIは翻弄される。
最初の情報に基づいてギャングのアジトに向かうが、サマールがギャングに拘束され、銃を突きつけられる。
サマールは助かるが、一歩間違えば危ないところだった。
サマールのレスラーに対する不信感がつのる。
2台のバンに分かれるが・・・
レッドのバンは検問にひっかかりそうになるが、かろうじて脱出。
ところが、リズはそうもいかなかった。
レッドはリズに電話し、「落ち着け。隠れ場所を見つけろ。カタリーナはいつも生き延びた。君の中には母親がいる。君ならできる」という。
リズは「そんなのムリ」と言いながら、ロシア大使館に行くことにした。
デンベ、ソロモンと対峙
デンベはイザベルの話をきき、ソロモンの邸宅へ。
ソロモンは食事中だった。
「孫はどこだ」というデンベ。孫のエリーは、イザベルの家の玄関の前にいた。
ところが、時限式の神経毒を飲ませたので3週間後に死ぬという。
そして、「これを吸え」とマスクを渡す。デンベは指示に従い、意識を失う。
レッドがレスラーに取引を持ちかける
レスラーはリズのバンを見つけたが、リズはいなかった。
そこに、レッドから電話がかかってくる。
取引をしようという。
断るレスラーだが、「君はリズを知っているだろう?テロリストじゃない。彼女について知っていることを信じて欲しい」というレッド。
そして、彼女が捕まった場合、「彼女はハメめられたんじゃないか?」と疑うことを約束して欲しいという。その代わりに、トロール・ファーマーの住所を教えた。
トロール・ファーマーのアジトに向かうが、リズはいない。
「誰がスパイをかくまう?」といったサマールの言葉にピンときたレスラーは、ロシア大使館へと向かった。
ロシア大使館
同じ頃、リズもロシア大使館に向かっていた。
レスラーが追ってくる。リズはぎりぎりで塀を乗り越えて中へ。
「私はマーシャ・ロストヴァ。ロシアの潜入捜査官よ。連邦保安庁の1員で、外交特権を求める」という。
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サウンドトラック/音楽/挿入歌
ちょっとした感想
最後のシーン、詳しくは、「ブラックリスト」シーズン3第1話の予告動画を解説をどうぞ。
レッドの段取りもすごいけど、これまでレッドにもまれてきたおかげか、レスラーの推理もすごいですねぇ。
レッドがレスラーに電話で取引を持ちかけた会話で。
捕まえてやるぞ!と意気込むレスラーに、レッドはこう言います。
「ブラックリスト」シーズン3:レッドの台詞
「君は素晴らしい捜査官だけど、チームを統括するリーダー向きじゃないだろう」、つまり、「ま、君にはムリだね」と言ってるようなもんですね。
トロール・ファーマーとの契約は1週間後だったわけですが、リズがコノリーを殺していなくても、逃亡しようとしていたわけですよね?
フルクラム流出後、いったん退却して体制を整える目的だったのでしょうか。
トロール・ファーマーが「彼女が問題だ」と言っていたけど、リズも一緒に逃亡するのは想定外だったのかな。
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