「ブラックリスト」シーズン3第2話「マーヴィン・ジェラード」の予告を解説(ネタバレ)

「ブラックリスト」シーズン3第2話「マーヴィン・ジェラード」の予告を解説します(ネタバレ)。
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(Photo: NBC)

第2話「マーヴィン・ジェラード」(Marvin Gerard、No.80):スーパードラマTV!から引用

ロシア大使館に逃げ込んだリズは、ロシアのスパイを束ねるラスコヴィチに、ロシアと自分にテロの罪がかけられようとしていることを説明する。

ラスコヴィチはリズの話を信じなかったが、ロシアの暗殺者「カラクルト」の話でやっと信用する。
リズはラスコヴィチの上司から詳しい話を聞きたいと、モスクワへ移送すると言われてしまい・・・。

NBCの予告動画

NBCが公開している予告動画「知っておくべき3つのポイント」を解説します。
The Blacklist – Top 3 Things You Need to Know: Episode 2 (Digital Exclusive)
[youtube id=”_h77I6LOqpI” align=”center” mode=”normal” autoplay=”no”]

クーパー、条件を飲む

レヴン・ライト(エイドリアン・レノックス)は、クーパーの上司です。
辞職すれば、罪をすべてチャラにすると提案しています。

Agent Keen– have you found her?
キーンを見つけたのか?

I can’t discuss that with you.
そのことは話せない。

What about Karakurt? He’s the terrorist, not her.
カラクルトは?テロリストはキーンではなく、ヤツだ。

I took your case as far as the White House.
私は、ホワイトハウスまでこの話を持っていった。

I talked to Laurel Hitchen.
ローレン・ヒッチェンにね。

She’s a friend.
友達だから。

She had to pull a lot of strings to get you this deal.
彼女は、この取引をまとめるために随分動いてくれたのよ。


I appreciate what you’ve done, Reven.
いろいろやってくれてありがとう。
I do. But–
本当に。でも・・・

These are serious charges, Harold.
これは重大な容疑なのよ、ハロルド。

You could go to jail.
逮捕されたっておかしくないんだから。

Take the deal.
条件を飲んで。

Take the deal: deal は「取引」です。
取引に応じて」ということです。

レヴンは、「条件を飲めば調査は中止になるけど、飲まないならば異動になる」と告げます。
ところが、クーパーは辞職しないんですね。

You really want to do this?
本当にそれでいいの?

No. What I wanna do is help.
よくないさ。でも私は助けになりたいんだ。

自分専用のオフィスから追い出され、キュービクル(小さい作業スペース)に移ったクーパーは、独自にカラクルトの捜査を始めるのでした・・・。

確かに、FBIを辞めちゃうとデータベースにアクセスできないし、捜査はできないですもんね。

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レッドのモットー

code of conductは「行動規範」ですが、行動する上でのモットーのようなものです。
レストランで、レッドとリズの隣のテーブルにカップル(クレイトンとカーリー)がいます。
クレイトンがカーリーを痛めつけているらしく、カーリーが「痛いっ」と言います。

隣のテーブルのクレイトンをじっと見るレッド。

「見るんじゃねぇ」と言われたレッドは、立ち上がります。つかつかをテーブルに近づいて、銃を突きつけて言います。

You haven’t the slightest clue how to speak to a woman, have you? Now, my friend there and I are having a very important discussion.
女性に対する口のきき方がまるでわかってないな。私は今、友人ととても大事は話をしてるんだよ。

So you just sit tight, enjoy your muffin, and if I hear you say anything other than “please” or “thank you” to Carly, I’m gonna drag you into the men’s room and wash your mouth out with soap.
じっと座ってマフィンを食え。カーリーに「お願いします、ありがとう」と丁寧に話せないんだったら、トイレまで引きずっていって、その汚い口をせっけんで洗ってやるぞ。

And if that doesn’t work, I’ll cut your filthy tongue out with that butter knife.
それでも直らなかったら、バターナイフで舌を切ってやろうか。

Is that clear enough for you?
わかったか?

さすがレッド、紳士ですね~。

wash your mouth out with soap という表現はよく出てきます。あまり上品ではないですが。

リズ、周囲の目に神経過敏になる

リズがクレイトンを痛めつけております。

「もう十分だ!」というレッドに銃を向ける始末・・・。

リズは、周囲が自分に向ける目(恐ろしいテロリストを見る目)に耐えられない、と言います。

The people you’re talking about. The ones who think they know you they really don’t know anything about you at all.
世間なんて。君のことなんて何も知らないのに、知っていると思い込んでる連中だ。

You have to make your choices.
自分で選択しなければならない。

You have to try to be happy with them.
選択したら、それに満足しないと。

I think we’ve done pretty well.
ここまで我々は、かなりいい選択をしてきたと思うよ。

I’m not saying it’s easy to ignore the way people look at you.
周囲の目を無視するのは簡単じゃない。

But I hope you can find some solace in the fact that when I look at you
でも、私は本当の君を知ってるというところに、少しでも安らぎを感じてくれたらいいんだが。


solace:慰め、安堵、癒し

レッドは、無礼なクレイトンには「紳士たるもの」を説き、リズには「逃亡者たるもの」を説くのでした。
レッドの人生、いろいろあったんだろうなぁ・・・・ということを彷彿とさせますね。

 

『ブラックリスト』に関する記事一覧はこちら:

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シーズン2の記事一覧は、こちらから
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