Major Crimes(メジャークライムス)シーズン3第17話のあらすじ「暴走の報い」(Internal Affairs)

Major Crimes(メジャークライムス)シーズン3第17話のあらすじ「暴走の報い」(Internal Affairs)
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『Major Crimes~重大犯罪課』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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Major Crimes(メジャークライムス)シーズン3第17話のあらすじ「暴走の報い」(Internal Affairs)
サンチェスの母親の自宅
フリオ・サンチェス(レイモンド・クルツ)の母親の自宅。
母親は腰を痛め、退院したばかりだ。
サンチェスが尋ねてくる。すると、母親がソファの横で倒れていた。
そこに、介護を担当していたティノが入ってくる。
母親の薬を取りに行ったというが、酒臭い。
怒ったサンチェスは殴り合いになり、ティノは車で逃げる。
ティノが遺体で発見
ルイ・プロベンザ(G・W・ベイリー)とマイク・タオ(マイケル・ポール・チャン)が行った現場で、男が死んでいた。
男は、サンチェスの母親の介護士であるティノだった。
2人はもみ合いになっていたことがわかり、サンチェスが容疑者として浮上する。
シャロン・レイダー(メアリー・マクドネル)は、サンチェスに有利になるように現場を引き渡し、監察部を呼ぶ。内務部に協力する方が得策だからだ。
巡査部長のステープルズが来る。以前、シャロンと一緒に仕事をしていた仲間だ。
重大犯罪課はサンチェスの潔白を証明すべく全力を挙げ捜査を進める。
ジャックとラスティ
ラスティ・ベック(グレアム・パトリック・マーティン)が帰宅すると、ジャックが待っていた。
酒に酔っており、シャロンに話があると言う。
まだ鍵を持っていて、それで部屋に入ったようだ。
かなり酔っ払っているので、車のキーを取り上げ、とりあえずシャロンに知らせに行くことにした。
サンチェスの取り調べ
病院から戻ったサンチェスがオフィスにやって来る。
母親には隣人が付き添っているという。
シャロンは、サンチェスに権利を読み上げる。
サンチェスの傷の写真が撮られ、アルコール検査が行われる。
現場には29.5サイズの靴跡があったが、サンチェスのサイズは27だ。
サンチェスの説明によると・・・
母の介護士のティノが薬を取りに行くと出て行ったが2時間も帰ってこず、しかも酔っ払っており、宝石箱が無くなっていた。
ティノを殴ったが、ティノはその後、車で逃げていった。
シャロンが「ブロックや板で殴ったのでは?」と聞くと、怪訝な顔をするサンチェス。
そこでプロベンザが、ティノが死んだことを告げる。
サンチェスは、「なぜ黙っていた?今でここでずっと働いていたのに。クズのような容疑者と同じ扱いをされるとは!」と怒って部屋を出て行く。
タオはサンチェスを追い、「お前を疑ってなんていない。手順に沿ってやる方がお前に有利になるんだ」という。
戻ってきた宝石箱
サンチェスが母親の家に戻る。
留守番をしていた隣人が、「玄関を誰かがノックしたから開けてみたらこれがあった」と、宝石箱を見せる。
サンチェスは、 証拠として宝石箱をオフィスに持っていく。
シャロンの家
シャロンが帰宅すると、ジャックが酔いつぶれて寝ている。
起こそうとするが、起きない。
ラスティは、「ボクに任せて。母さんの男の方が10倍酷い。ジャックは暴力的じゃないし心配ないよ」というが、シャロンは「こんなことに関わらなくていい」という。
それでもラスティは、「家族なんだから協力させて。これくらいやらせて」という。
シャロンは、「何かあったらすぐ電話して」と、オフィスに戻る。
サンチェスの母親の証言
シャロンが話を聞いている。
サンチェスの母親によると、泥棒が入った後、床に倒れてすぐにサンチェスが家に戻ったという。
サンチェスが戻ったのは10:15だ。その後にティノが家に入ってきた。
母親は、「私をホームに入れようとした、腰のせいで。家にいたいのに」とサンチェスをなじる。
宝石箱の指紋
宝石箱から指紋が出た。
ハビエル・メンドーザというギャングのボスだった。
メンドーザが聴取に呼ばれる。
靴を調べるが、現場のものとは一致しない。
しかも、10時ごろにはアリバイがあった。
指紋が出た理由を聞くと、「どこかのバカが盗んだものを取り返してやっただけだ」という。
メンドーザの靴にマイクを仕込むことにしたが、令状がなかなか降りない。
翌朝のジャック
ジャックが目を覚ます。
ラスティは朝食を作っている。
ジャックは、自分が何をしたかよく憶えていないようだ。
「飲酒してる。また断酒会に行かないと・・・」というジャック。
「勝負で大勝ちした。もっと勝てると思った。うまくいくと思っていたのに・・・」と落ち込む。
ラスティは、「シャロンは良い人だし、2人の子供も素晴らしい。あなたは優秀な弁護士だ。素晴しい家族を持ってるじゃないか。あなたはもう勝ってるんだよ、ジャック。気付かなかっただけだ」という。
ジャックは、「失ってみて初めて気付いたよ」といい、コーヒーを飲む。
メンドーザの張り込み
チームがメンドーザを張り込んでいる。
メンドーザは駐車した車の中にいる。
そこに、別の車がやってきて、若い男が出てくる。
メンドーザがその男に殴りかかったので、チームが取り押さえて連行する。
メンドーザの甥
若い男は、メンドーザの甥だった。
ところが犯行の時間帯には保護観察官と会っていて、アリバイがあった。
ここで、シャロンはあることに気付く。
もう一度、フリオの母親に話しを聞くことにした。
サンチェスの母親のウソ
シャロンはサンチェスの母親に、ティノが死んだことと、このままではサンチェスが容疑者になってしまうことを伝える。
すると母親は、倒れたのは10時ではなく8時だと告白する。
数時間も倒れた状態だったことがサンチェスに知れると、ホームに入れられてしまうと心配し、ウソをついていたのだ。
真犯人
ここで、やっと靴にマイクを仕込む令状が降りる。
メンドーザたちを釈放し、音声を拾うことにした。
メンドーザにティノが殺されたことを伝える。メンドーザの顔色が変わる。
駐車場に降りて車に乗る2人。
2人の会話が始まる。
「殺したことをなぜ黙ってた!」とメンドーザは怒り心頭だ。
甥は、「こんなはずじゃなかった。ティノが自首すると言ったからしょうがなかった。ブックエンドで殴ったけど、ブックエンドはちゃんと隠してある」と言う。
チームはすぐに駐車場で2人を逮捕した。
ジャックの謝罪
ジャックがシャロンのオフィスを訪ねる。
「本当にすまない、この足で断酒会に行く」という。
そして、ロス市警の調停で得た金が入った封筒をシャロンに差し出し、「ギャンブルの金じゃない。子供達に使って欲しい」という。
そして、「断酒したら、子供達に会わせて欲しい」と頼む。
「済まなかった。恵まれていたことをわかっていなかった」というジャックを、シャロンは複雑な表情でみる。
サンチェスの処分
サンチェスの容疑は晴れたが、ステープルズ巡査部長から提案があった。
過去の聴取のビデオをチェックしたところ、不適切な身体接触(暴力)があった。
その処分として、1年間週2回カウンセリングを受けるように指示する。
現場を離れないでよいように、シャロンが取りはからったのだ。
サンチェスの引っ越し
サンチェスが母親の家に引っ越してくる。
母親はおめかしして待っていた。
「また一緒に暮らせるなんて!」と大喜びだ。
そして、「サンドイッチを作って。靴下を持ってきて。リモコンはどこかしら?フリオ、どこにいるの?」と指示を飛ばす。
前途多難な生活を予想して、サンチェスは神に祈る・・・。
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ちょっとした感想
ラスティ、役に立ってくれましたね。
ラスティが言うと説得力ある。
ジャックも立ち直って欲しいですね。
シャロンが結婚したくらいだから、根はいい人なんだと思うし。
そして、サンチェスも立ち直って欲しいです。
シャロンの計らいでもあるので、しっかりカウンセリングには通いそうです。
しかし、あのお母さんとの同居は大変そう。ちょっと気の毒になっちゃった。
キレませんように・・・。
今回は、短気という問題を抱えるサンチェスと、飲酒という問題を抱えるジャックに解決のチャンスが与えられたエピソードでした。
いよいよシーズン3も残すところ2話。
ストローとの対決が前編と後編になっています。
キャストのご紹介は、Major Crimes(メジャークライムス)シーズン3:キャスト紹介をどうぞ
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