Major Crimes(メジャークライムス)シーズン3第16話のあらすじ「自殺願望の男」(Leap of Faith )

Major Crimes(メジャークライムス)シーズン3第16話のあらすじ自殺願望の男(Leap of Faith )
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『Major Crimes~重大犯罪課』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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Photos:WarnerBors
フリンとプロベンザの会話
職場へと車を走らせるアンディ・フリン(トニー・デニソン)が渋滞に巻き込まれている。
ルイ・プロベンザ(G・W・ベイリー)と電話で話している。
「パトリスと素晴らしいクリスマスを過ごした」というプロベンザだが、関係に迷いがある。
フリンも、シャロン・レイダー(メアリー・マクドネル)とデートしているのかしてないのか、今回も失敗するのではないかと不安だ。
逆の車線をパトカーと救急車が走って行くのをみて、フリンは電話を切り後を追う。
橋の上から身投げしようとする男がいた。ビル・ジョージと名乗る。
フリンはなんとか思いとどまらせ、喜びもつかの間、ビルの車の荷台から少女の遺体が発見される。
ビルの聴取
取調室のビル。
ビルには未成年者との性行為で有罪になった過去があった。
荷台の少女は知らない子だという。
新聞配達が終わって家に帰ると、ベッドの上で死んでいた。
通報しなかったのは、警察を信用していないからだ。
何者かに窓から石を投げられたり、ビルにはつらい毎日が続いていた。
ビルの自宅
ビルと一緒に自宅を調べるため、パトカーで向かう。
ビルの家の前には、隣人の夫婦がいる。
自閉症の娘、アニーがいなくなり、GPSの信号がビルの家から出ているからだ。
ビルが性犯罪者だと知っている隣人は、パトカーの中にいるビルを見つけると、パトカーに石を投げる。
ラスティの陳述書
シャロンのオフィスにラスティ・ベック(グレアム・パトリック・マーティン)がいる。
ストロー事件の担当検察であるエマから、事件について話があったという。
被告のストローは弁護士を解雇し、自己弁護することになった。
ストローは情報提供と引き替えに減刑を求める取引をするつもりだ。
エマが交渉に応じたら、ラスティは事件から解放されるので、ラスティは喜んでいる。
ラスティは陳述書を書くことにする。
シャロンは、この件についてエマから話がないのはおかしい・・・と思う。
ハートのメッセージカード
ビルの家の冷蔵庫の上に、ハート型に切り抜かれたメッセージカードが何枚もみつかった。
精神鑑定に、医師のジョー・ボーマンが呼ばれる。ジョーは、ラスティも担当している精神科医だ。
亡くなったアニーの両親に聞くと、アニーが作ったものではないという。
アニーの父親は実父ではなく、継父だった。
アニーは勝手に家を出てしまうのでGPSが付けられていた。
読み書きはできるが小学2年レベルだ。
検死結果
モラレス(ジョナサン・デル・アルコ)から連絡が入る。
アニーの死因は窒息死。
口の中からは、虹色の繊維が見つかった。
シャロンの家
ラスティが陳述書を書いている。
ストローは性犯罪者の弁護士だった。
もしかすると、後で役に立つと思ってラスティを助けた可能性もある。用意周到な男だからだ。
そして、目撃者と医師や、弁護士と依頼人の間の会話は、警察や検察に教えることはできない。
したがって、ストローの情報を裁判で使えるかどうかがカギになる。
「明日、アンドレア(検事)から説明があるわ」とシャロンが言う。
ビルが自殺しようとした理由
駐車証から、ビルに恋人がいることがわかった。
シングルマザーで、ケイラという娘がいる。
ビルの性犯罪者登録についてはまったく知らなかったという母親は、ショックで泣いている。
ケイラを心配するが、ジョー医師によると、ケイラは心からビルを信頼していて、問題はなさそうだった。
ビル、ボールペンで自殺を図る
取調室のビルに、プロベンザが「恋人にばれたぞ」という。
絶望的な表情のビル。
「やったことをすべて書け」と言われ、ノートとボールペンを与えられたビルは、ボールペンでクビを刺して自殺を図る。
ジョー医師の恋愛相談
ジョー医師が書類を書いていると、プロベンザが現れる。
「ケイラは大丈夫、母親の幸せを望んでる」という医師に、プロベンザは自分の恋愛について相談する。
パトリスは、今まで付き合ってきた女性とまったく違うという。まず年齢が自分に近い。他はみな、40歳より年下だった。
「不満ならやめれば?」という医師に、「不満じゃない。それに恋愛は自分の望みだけじゃなく相手を思いやらないと」というプロベンザ。
相談は終わりだ。
毛布発見
部屋から出てきたプロベンザに、フリンが発見された証拠を見せる。
アニーの口の中にあった繊維は毛布のもので、毛布が発見されたという。
なんと、自宅から発見された。
アニーは自宅で死んだのだ。
何者かが自宅でアニーを殺し、ビルの家に運び込んだのだった。
スペアキーのことを聞くと、玄関に隠してあったという。
そしてビルは、領収書から名刺まであらゆるものを保管していた。
何者かに投げ込まれた石まで保管していた。
真犯人
隣人夫婦を再度聴取する。
「遺体をビルの家に運び込んだ人物の目撃談があり、ご主人に似ている」と、カマをかける。
すると、継父が告白した。「落ち着かせようとベッドに押しつけたら死んでしまった。事故だ」というが、「ビルの家に運んだのも事故か?」と取り合わない。
やがて、「僕らの犠牲の上に成り立っていた。アニーには振り回されていた。オレの人生はどうなる?もう疲れ果てた」と罪を認めた。
陳述書
アンドレア・ホッブス検事がラスティに説明する。
陳述書とは、被害者が書くものだ。殺されかけたラスティは立派な被害者だ。
しかし、陳述書を書かせるということは、エマは取引に応じるつもりはなく、第1級殺人で争うかまえなのだろう。
書くべきかどうか、迷うラスティに、「大きな選択ね。1人の人間が死刑かどうかの判断基準になるのだから。でも、意見を言うチャンスよ。あなたが判事なら、ストローのような人間をどうするか」とシャロンがアドバイスする。
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ちょっとした感想
ビルが気の毒でした。
ジョー医師がいうように、更正は非常に難しいだろうに。
2つ仕事を掛け持ちしてまじめに働き、もうすぐ結婚して幸せになるはずだったビル。
でも、隣人の継父も理解できます。
再婚当初は「世話ができる」と思ったのでしょうけど、現実は厳しかったんでしょうね。
しかし、これからビルはどうするのかなぁ。
ますます人間を信じられなくなるでしょうし、仕事も変わらないとだめかもしれないし。
「ビルを私たちから取り上げる人がいたら許さない」とビルが大好きなケイラが、なんとか絆になって欲しいものです。
ストロー事件、いよいよ大詰めですね。
狡猾で用意周到なストロー。裁判はどうなるのか、シャロンとラスティがどう乗り越えるのか楽しみです。
このエピソードの台詞をご紹介しています。Major Crimes(メジャークライムス)シーズン3第16話「自殺願望の男」の台詞からをどうぞ!
キャストのご紹介は、Major Crimes(メジャークライムス)シーズン3:キャスト紹介をどうぞ
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