「Major Crimes~重大犯罪課」サードシーズン15話のあらすじ「サンタ殺人事件」(Chain Reaction)

「Major Crimes~重大犯罪課」サードシーズン15話「サンタ殺人事件」(Chain Reaction)のあらすじ
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『Major Crimes~重大犯罪課』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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Photos:WarnerBors
クリスマスの銀行
街はクリスマスで賑わっている。
道路でサンタクロースの格好をした人達が集まり、フラッシュモブが始まる。
銀行では、サンタクロースの格好をした男が窓口に近づいてきた。
「支店長を呼べ」と書かれたメモを出し、ピストルを見せる。
支店長のメグが呼ばれ、サンタの袋に札束を入れていく。
男はドアから出ていく。
窓口の女性が「強盗よ!」と叫んだため警備員が後を追うが、男はすでにダンサーに紛れてわからない。
警備員は、ピストルを持ったサンタを見つけて射殺する。
サンタ姿のジョン
射殺された男はジョン・オコナー。
現場にチームが集まる。
そこに、シャロン・レイダー(メアリー・マクドネル)がやってくる。
ラスティ・ベック(グレアム・パトリック・マーティン)、息子のリッキー(ライアン・ケネディ)、娘のエミリー(ザラ・マーラー)も一緒だ。
娘と息子がクリスマス休暇で遊びに来ていたのだ。
今日は休日で、近くでクリスマスの買い物をしていた。
ルイ・プロベンザ(G・W・ベイリー)も今夜からラグナビーチで休暇を過ごす予定だ。
それぞれクリスマスの予定があるが、どうやら今日も長引く予感がする。
振り付け師
振り付け師を聴取する。
Webでフラッシュモブの参加者を募ったという。
殺されたジョンとの面識はない。
バズ・ワトソン(フィリップ・P・キーン)が駐車場で血痕を見つける。
血痕の先にあるはずの車はない。
犯人はケガをしているはずだ。
銀行の監視カメラを見ると、強盗をして逃げた男はジョンではない。
ジョンは巻き添えで射殺された可能性が高くなった。
間もなく、車の中でサンタの格好した男が死んでいるという報告が入る。
カメラに映っていた男だ。ジムのトレーナーだった。
これで、強盗犯も死んでしまったことになる。
クリスマスの準備をするシャロン
家で子供たちとクッキーを焼くシャロン。
リッキーは「クリスマス村」というジオラマを大事にしていたのだが、シャロンが捨ててしまったのでがっかりしている。
「あれを飾るのがクリスマスの伝統だったのに」というリッキーに、「4人で新しい伝統を作りましょう」というシャロン。
そこに重罪課から連絡が入り、シャロンが出かける。
死んだ2人のサンタ
巻き添えで射殺されたジョンの妻が聴取されている。
強盗犯の写真を見せると、見覚えがあるという。
練習中に動画を撮影していたら、撮影を止められたからだ。
「ジョンは、動画を撮ってダンスを練習するんだ、と張り切っていたのに・・」と声を詰まらせる。
強盗犯は、振り付け師と非常に親しそうだった。
振り付け師の家
チームが振り付け師の家に行く。
もう逃げた後だった。
PCでは、メキシコ行きの航空券の予約ページが開いている。
強盗犯と一緒に映っている写真がある。恋人同士だったようだ。
家には、陸上競技で使うスターターピストルと使い捨て携帯があった。
なぜスターターピストルなのだろう・・・。
バズがゴミ箱をのぞき込むと、中に入っていたダイパック(銀行強盗対策に銀行が紙幣束に忍び込ませる追跡用染料を含んだラジコン式焼夷弾)が割れて、バズの顔が緑色になる。
銀行の窓口と支店長のメグ
窓口の女性が聴取される。
事件の日は休暇だったのにわざわざメグに呼ばれて出勤したという。
次に支店長のメグが聴取される。
借金もなく銀行には長期勤務しており、問題はなさそうだ。
事件のあと、ユニオン駅に友人を送っていったというので、駅の監視カメラで確認することにした。
子供たちの事情
シャロンの家。
ラスティは、刑務所の母親に会う予定だ。
エミリーは、父親のジャックがまたアルコールを飲み始めたという。
以前から、シャロンはジャックに対して、断酒を子供に会う条件として提示していた。
ジャックの飲酒については、シャロンの耳に入れるつもりはないというエミリー。
飲酒のことを知り、シャロンをがっかりさせたくないからだ。
パトリス・ペリー
重罪課にパトリス・ペリーがやってくる。
事件を通じてプロベンザと親密になり、今夜からラグナビーチで休暇を過ごす予定だ。
プロベンザは、「ちょっと待ってて、すぐ終わらせるから」という。
メグの真実
銀行の支店長メグが再度呼ばれる。
今回は、息子のケビンを連れてきた。
ケビンはチェロの演奏家を目指して練習中だ。
メグいわく、振り付け師とその恋人に脅されていたという。
息子のケビンのことを調べ上げていたので怖くなった。
夫とは離婚しているので相談できない。
そこで仕方なく協力し、振り付け師を駅まで送っていったが、それ以上は知らないという。
息子のケビン
シャロンはケビンに話を聞く。
クリスマスのクッキーを勧めるシャロン。
ケビンはチェロの勉強をするためにマイヤーという学費の高い学校に転校する予定だ。
そのために、ダイエットや演奏の練習など、トレーナーに厳しく指導されている。
普段クッキーを食べさせてもらえないケビンはとても嬉しそうだ。
再びメグ
ケビンとの話でピンときたシャロンは、ケビンの現在の学校にチームを向かわせる。
すると、ロッカーから盗まれた金が出てきた。
さらにメグの家を捜索すると、ベッドの下からチェロのケースに押し込められた死体が見つかった。振り付け師だ。
シャロンは「今自白したら仮釈放なしの終身刑、自白しなければ死刑」という取引を提示する。
メグは、「ケビンはチェロの天才だと言われている。せっかくマイヤーに合格したのに、夫はそんな学費は払えないという。12万ドルなんて銀行にとってはコーヒー代のようなもの。何が悪いの?」という。
別室のケビンを、父親が迎えに来る。
「夢みたい!」と喜ぶケビンは、父親と伴に帰る。
オフィスでクリスマス
プロベンザは、ラグナビーチへの旅行をキャンセルすることにした。
「あなたがいれば、ラグナビーチにいく必要はない」というパトリス。
バズの顔はまだ緑色だ。
シャロンの子供3人が別室でなにやら話している。
ジャックの飲酒のことだ。
ラスティはシャロンに言うべきだと考えているが、エミリーは言いたくない。
リッキーも、「ボクたちが子供のときのようにクリスマスを楽しんでるってことを、親に感じさせるのが一番大事だ」という。
そこにシャロンが入ってくる。「どうしたの?」と怪訝な顔。
エミリーは、来年バレエの舞台で良い役をゲットできたことを報告する。
素晴らしいニュースに大喜びのシャロン。
チーム全員で乾杯する。
部屋には「クリスマス村」のジオラマが飾られている。
リッキーはラスティに、「これでいいんだ。知らない方がいい」という。
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ちょっとした感想
アメリカでは海外ドラマはもちろん放送時の季節に合わせるわけですが、日本では当然そうはなりません。
今回はクリスマスのエピソードでしたが、今日は12日。偶然ですが合いました(笑)
親の思いと子の思いのギャップがテーマだったのではないでしょうか。
支店長のメグは子どものケビンを思って「天才チェリストに」とトレーナーをつけて高額な学校に入れようとするのだけど、ケビンにとって一番のプレゼントはなかなか会えない父親との再会だったりしました。
リッキーとエミリーはシャロンを気遣ってジャックの飲酒のことを秘密にします。
でもおそらく、ラスティが言うように、ジャックの飲酒のことを聞いてもシャロンはがっかりしないと思うんですけどね・・・。
親と子は、お互いが大切だからこそいろいろあるんですよねぇ・・・。
最後の方、オフィスでクリスマスパーティをやるシーンで、アンディがシャロンに何か言おうとします。
シャロンも何か言おうとして、じっと見つめ合うシーンが・・・。
アンディはなんて言おうとしたのでしょうか。
面白かった台詞
エミリー、リッキー、何かの目撃者になっちゃう前にここを出ようよ。
ジョークとしては面白いし、ジョークだと思ったけど、こういうラスティの顔は結構真剣でしたね。
証人になったがために殺されそうになったわけで、当然といえば当然です。
でも偶然その場に居合わせたおかげで、シャロンの養子になったわけです。
人生、何があるかわかりませんよねぇ、ほんと。
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