「ブラックリスト」から:「アラムのノート(Aram’s Note)」~シーズン2の最後

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「ブラックリスト」から:「アラムのノート(Aram’s Note)」を翻訳します。

** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***

このブログでは、『ブラックリスト』に登場する英語フレーズの解説、詳しいあらすじ、次回エピソードのあらすじ推測を紹介しています。

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米国NBCが提供するブラックリストのWebサイトから

NBCのWebサイトには、Aram’s Note(アラムのノート)(英語)というコーナーがあります。

このコーナー、シーズン1からスタートしています。

「今のアラム」が「未来のアラム」に宛てて書いた手紙という形式で、放送されたエピソードをアラムの視点から振り返っています。

このコーナーができた背景

「アンズロ・ギャリック」のエピソード(シーズン1の第9話と10話)で、デンベやリズを助けるためにアラムはギャリックの手下を銃で撃ちます。
実際に銃で人を撃ったのは初めてだったアラムは、職場復帰の条件としてセラピーを受けました。
セラピストに日記を書くように言われたアラムは、未来の自分に宛てて、日々の業務で感じたことを書き綴ります。
その手紙がこのコーナー。内容的には日記のような感じですね。

このコーナーには、36の手紙が掲載されています(シーズン2の終了時点)。
なかなか面白い内容なのでこれも翻訳したいのですが・・・。

 

今日は、36番目の手紙をご紹介します。
この手紙は、シーズン2の最後、リズがコノリーを殺害したことがわかった後、アラムが書いたものです。
チームの様子やアラムの混乱ぶりがよく表れていますよね。

手紙で、アラムはレスラーのことを「ドン(Don)」(ドナルド・レスラー)と書いています。
実際に「ドン」とは呼んでないと思うけど、スペルが3文字で簡単だからそうしたのかな。
でも、レッドのことは、きちんと「ミスター・レディントン(Mr. Reddington)」なんですよね(笑)

 

NBC-Blacklist_BLOG_1050x1050_CC (Photo:NBC)

アラムのノート:#36

未来のアラムへ

それは銃声から始まった。

この日記は「拳銃で人を撃った」から始まったのだけど。当時の日記を読むと、もう何十年も前のことのように感じる。
ほんのわずかな瞬間のために、人の人生がどれだけ変わってしまうのか、ボクは本当に驚いてしまうよ。すべてが変わってしまうんだから。

「郵便局」は今、慌ただしい。
大規模な追跡作戦が行われようとしている。あちこちからファイルを集めてくる者、電話する者、移動時間やルートを計算する者。
これから、同じような手順が何人もの捜査官によって国中で行われるんだろう。

「犯人の追跡」は、このチーム、ボクたちのチームのミッションだった。国内で最も危険な逃亡犯の逮捕だ。
このミッションでボクたちのチームは実績をあげていたし、犯罪者を次々と逮捕していった。
でも今は、追跡のターゲットは1つ、リズとミスター・レディントンに絞られている。
それを聞いたとき、ボクは何がなんだかわからなかった。
2人を見つけても見つけられなくても、ボクにとっては「ゲームオーバー」って気分だ。

表面的にみれば、ボクの仕事はコンピュータと、数字や金の動きを追うことだが、自分のミッションは1つだと思ってる。
つまり、チームを守ることだ。
でも今日は、もう本当に大失敗、最悪の日だったよ。

 

1つの銃弾のせいですべてが変わってしまった。

今のボクには、リズがなぜあんなことをしたのかわからない。
カラクルトとコノリーに関係があるのか。
ミスター・レディントンや、夫のトムに関係があるのか。
でも、そんなことどうでもいいんだ。ボクは信じてる。リズには何か理由があるはずなんだ。そう思うしかないだろう?

リズは勇敢な兵士だし、自らを省みず人を助ける人だ。彼女は数え切れないほどの人や命を助けてきた。
ボクは彼女は、銃を持った男達に囲まれて絶体絶命に陥ったこともある。
「フロント」が空港にウイルスをまこうとしたときだって、リズはサマールと一緒に自らを隔離し、自分が感染しただけでなく、サマールを助けたんだ。
ドン(レスラー)の命だって助けてる。それも1回や2回じゃないよ。
彼女自身が命を落としかけたことさえあった。

 

あぁ、今日はドン(レスラー)が部屋を走りまわってた。追跡作戦を指揮していたよ。冷静にミッションに集中していたけど。
ドンはごまかしてる。チームメンバーのほとんどはごまかされても、サマールとボクにはわかる。
ドンは消耗しつつあるし、こんな状況でどのくらい持つのかわからない。
最悪なのは、代替案がわからないってことだ。
リズを探し、答えを探し、続行するしか道はない。

 

1発の銃弾ですべては変わってしまった。

今日は、手紙を書く気分じゃない。あまりのことで、ボクの限界を超えているような気がする・・・。

セラピーを受けたときのカウンセラーに勧められてこの日記を書き始めたわけだけど、今まで自分の考えをまとめるのに役立ってきた。
殺人、死、デンベ、80年代のミステリアスな暗号の解読など、いろんなことがあったから、それを乗り越えるのにも役立った。

でも今の状況では、この日記が役に立つかどうかわからないよ。
「未来のアラム」、君には悪いけど、ボクには荷が重すぎる。
ボクの周囲で起こっていることで、「本当だ」って言えることはないんだ。

罪悪感も感じる。
ボクは、戦略およびテクニカルアドバイザーとして、おそらく米国史上最大の追跡作戦に参加し、愛する友人を捕まえて、見捨てることになるんだからね。
そんなことできるわけないよ。少なくとも、今は無理だ。

 

たった一発の弾丸でこんなにすべてが変わってしまうなんて。
また日記を書くよ。時間が流れて、状況が許せば、そのうちね。

もう少し時間が経ったら、もうちょっと落ち着いてると思うんだ。

君の友達、過去のアラムより

 

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