「Major Crimes~重大犯罪課」サードシーズン第13のあらすじ「危険な役作り」(Acting Out)

「Major Crimes~重大犯罪課」サードシーズン第13のあらすじ「危険な役作り」(Acting Out)
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『Major Crimes~重大犯罪課』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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Photos:WarnerBors
映画の撮影
映画の撮影シーン。
松葉杖の男(ジェイミー)が台詞を言っている。
ジェイミーはかつての子役スター。薬物中毒でコケたが、ハリウッドでスターの座に返り咲こうと映画の撮影に臨んでいた。撮影中の映画では、薬中の男を演じている。
「リトルマリアは、クスリをやると客を取らない。だから俺たちは男を襲ったんだ。俺は男の頭を撃ち、象牙の十字架を奪った。リトルマリアと死体を川まで運んだ後、宿に戻った。部屋は319号室。聖書が開いたままになってた。使徒行伝3章19節。罪をぬぐい去るために、悔い改め、本心に立ち返れ。俺は銃と十字架を通気口に隠した・・・」。
そこに、監督のアナ・ルイスが、「台本通りにやって!」と怒り心頭で現場に入ってくる。
「今のは本当だろ?」とジェイミーは良い、運転手のピートと一緒に現場を放棄する。
ジェイミーの遺体発見
翌朝、ジェイミーの遺体が発見される。
ルイ・プロベンザ(G・W・ベイリー)、マイク・タオ(マイケル・ポール・チャン)、フリオ・サンチェス(レイモンド・クルツ)、エイミー・サイクス(キーラン・ジョバンニ)が出動する。
有名人であるため、ゴシップネタになることを避けて、死体をいったん病院へ搬送する。
遺体安置所
シャロン・レイダー(メアリー・マクドネル)たちがいる。
モラレス(ジョナサン・デル・アルコ)の所見では、死因は頭部打撲だ。注射の後やタトゥーがあるが、すべてメイクアップだった。
ジェイミーのマネージャー、そしてニコル
オフィスにジェエイミーマネージャーが来る。
昨夜、ジェイミーが現場を放棄したと監督のアナから電話を受けたら、それ以来ジェイミーに連絡がつかないという。
そこに、フリンの娘であるニコルが来る。
ニコルはシャロンを人生の先輩として尊敬している。今日は、シャロンに個人的な話があるという。
そこに、殺人現場の様子を記録した動画が配信されてきた。
TVで大々的に放送されている。
松葉杖のジェイミーを何者かが殴っている。
犯人はすぐに特定された。「クレイジー・ディエゴ」とあだ名があるホームレスだった。
ニコルの要件
忙しそうだから帰るというニコルを、「大丈夫」と部屋に入れるシャロン。
ニコルは「気まずい質問だけど」と、シャロンが父親であるフリンとデートしていることを確認する。
シャロンは説明しようとするが、そこにタオが入ってきて「別の動画が送信されてきた」と告げる。
ニコルは帰ることにし、「息子が「くるみ割り人形」の舞台に出るの。ラスティと一緒に来て」とシャロンを誘う。
別の動画
別の動画は、さっきの動画の続きだった。
ジェイミーを殴った「クレイジー・ディエゴ」が、動画の撮影者に迫って来る。撮影者は腕を折ったはずだ。
病院や撮影現場などに向かうチーム。
トレーラー
フリンとプロベンザは、撮影所のトレーラーへ。
フリンは、「ニコルが、シャロンと付き合ってると誤解してるんだ」とプロベンザに打ち明ける。
トレーラーには、制作アシスタントがいた。
腕にギブスをしている。
動画は、監督のアナに頼まれて撮ったという。
理由は、アナはジェイミーの薬物中毒を疑っていたので、売人と接触する現場を押さえて降板させようとしていたのだ。
トレーラーには台本があった。そこには、ジェイミーのアドリブが書き足されていた。
さらに、お札が入った缶がある。
スタッフが5ドル札に自分の名前を書いて入れ、抽選に勝った人がもらうというゲームをやっていたようだ。
今週はジェイミーが勝ち、1000ドルゲットしていた。
運転手のピート
ジェイミーの運転手、ピートが聴取される。
運転手として、アナに雇われたという。
そこに、「クレイジー・ディエゴ」が死体で見つかったという知らせが入る。
眠っている間に、高純度の薬物を注射された過剰摂取が原因だった。
シャロンの家
ラスティ(グレアム・パトリック・マーティン)とTVを見ていると、ジェイミーの事件が報道されている。
「明日、バレエに行かなきゃだめ?」というラスティ。
シャロンは、フリンとの関係についてニコルが勘違いをしているから、個人的な会話にならないようにラスティに来て欲しいという。
ラスティは、「わかった。いいよ。でも、なぜ誤解したの?」と聞く。
アナの聴取
アナに、なぜジェイミーをキャスティングしたのかを聞くと、「彼のマネージャーが資金調達に協力してくれたから」と答える。
実のところ、アナはジェイミーと肉体関係があった。
アナは、ジェイミーが完全に薬から足を洗っているとは思っていなかった。
そこで、映画に保険をかけた。
そして、ジェイミーが薬をやっている場合には降板させるつもりだったが、それには証拠が必要だ。
そこで、アシスタントに動画を撮影させたという。
途中まで撮影した映画を見せるようにいうが、アナは拒否する。怪しい。
映画のシーン
チームは映画のシーン(冒頭)をみる。
そこで、フリンとプロベンザは1998年の事件を思い出す。
マテオ・ペレスという青年が殺された事件だ。マテオは頭を撃たれて川で発見された。
象牙のネックレ留が紛失したまま未解決だ。彼の父親はカルテルのボスだ。
象牙のネックレスについては公開されていないが、当時ジェイミーは9歳。
関与しているはずがない。
しかし、ジェイミーのアドリブ台詞は殺人の真犯人にとって不都合な内容だ。
真犯人が明らかになれば、息子を殺されたカルテルに狙われるだろう。
タオは、ジェイミーのアドリブ台詞に出てきたホテルを見つけた。
現在は青少年の厚生施設になっており、319号室がある。
タオとサンチェスが現場に向かうことにする。
319号室
部屋に入り、通気口を開ける。
すると、銃と十字架のネックレスが出てきた。
再びアナの取り調べ
アナが再び呼ばれる。別室で、運転手のピートが取り調べの様子を見ている。
「マテオ・ペレスを憶えているか?リトルマリアは君だな?死体を運んだのか?」と追求されるアナ。
別室のピートに、「アナが犯人だろうから、もう帰っていい」と言い、駐車場代の5ドルを請求する。
ピートはポケットから5ドル札を出すが、そこには撮影スタッフの名前が書いてあった。
つまり、ジェイミーがゲットしたはずのお金だ。
金は、ジェイミーの遺体から奪ったものだった。
運転手として送り迎えをする間に、つい昔の話をしてしまったのだ。
「あの話をしたら殺される」と口止めしたのに、ジェイミーはしゃべってしまった。
しかも撮影の台詞として。ディエゴに口止めさせたが、やりすぎて殺してしまった。そこで、ディエゴを殺したのだ。
ピートは、3件の殺人容疑で逮捕された。
マネージャーは大喜び
オフィスにマネージャーがいる。
ジェイミーが死んで話題になり、過去のドラマやライブが売れに売れているそうだ。
「ジェイミーは今がピークだ」という。
バレエの前のディナー
シャロンの家で、フリンとニコル、シャロンとラスティがディナーを食べている。
「出かける前に誤解を解きたい」と切り出すフリン。
「私達は友達よ」というシャロン。
ところがニコルは「なぜ?友情を誇張したの?」といまひとつ納得しない。
そこでラスティが「ボクは身近で未知得るから、ニコルにわかるように質問するよ」と割って入る。
「2人はよくディーに行くよね。シャロンを映画にも連れて行くよね。ドジャーズの試合も見に行った。博物館にも行ったよね。そして今日はバレエにも行く」という。
シャロンは「時々ね」という。
渋滞に巻き込まれないように、と会場へと向かう一行。
「デートじゃないわ」とつぶやくシャロンに、「1カ月に何回が会ってるけどね」とつぶやくラスティ。
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ちょっとした感想
今回、なんだか途中でわからなくなってしまいました・・・。
運転手が殺人犯で、監督のアナが死体遺棄を手伝ったのが発端だったんですね。
でも、ジェイミーはなぜそれを台詞でいっちゃったんだろう。彼には何のメリットもないですよねぇ。
正義感の人とも思えないし、それをネタに役をゲットしたわけじゃないし・・・。
ちょっともやもやしました。
最後、シャロンの表情がおもしろかった。
シャロンは「デートじゃない」って本当に自分で思っていたのだけど、ラスティに言われて、「ガーン・・・これはデートだわ・・・」と認識したんでしょう。
意識しちゃうと、逆に「デート」しにくくなっちゃうのかもしれませんね。
キャストのご紹介は、Major Crimes(メジャークライムス)シーズン3:キャスト紹介をどうぞ
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