『NCIS:ニューオーリンズ』シーズン1第2話のあらすじ「黒い思惑」(Carrier)

『NCIS:ニューオーリンズ』シーズン1第2話のあらすじ「「黒い思惑」(Carrier)
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは『NCIS:ニューオーリンズ』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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(Photo:CBS)
大尉の変死
フレンチクォーターのジャズクラブ。
熱気の中、大勢が踊っている。
コリアー大尉も踊りに来たが、様子がおかしい。汗をびっしょりかき、いかにも調子が悪そうだ。
水をもらうが、すぐに外に出る。
通りは観光客でいっぱいだ。
人をかき分けて進むが、道路に飛び出してタクシーにぶつかり、死亡した。
チームが出動
ドウェイン・ブライド(スコット・バクラ)、クリストファー・ラサール(ルーカス・ブラック)、メレディス・ブロディ(ゾーイ・マクラーレン)、ロレッタ・ウェイド(CCH・パウンダー)が現場に駆けつける。
大尉は軍艦ジェロニモに乗船していた。
血中アルコール度は低いが、黄疸が出ているので薬物の疑いがある。
ロレッタはさっそく検視を始めるが、アルコールも薬物も検出されずナゾばかり。
何かの感染症にかかっているのは確かだが・・・。
婚約者と上司
大尉には婚約者がいた。「責任感があり、真面目な人だったという。
これから結婚しようとしているのに馬鹿なマネなんかしない」という。
上司のベイツ中佐も同じ事を言う。
プロ意識が高く、品行方正。
恨みを買うこともないだろう、と。
モルグ
モルグでは、セバスチャン・ランド(ロブ・カークオービック)が胃の内容物を分析していた。
バクテリアが検出されたが、よくわからないという。
計算を間違えたのかも・・・と言っていると、警報器が鳴り響いた。
ロレッタが遺体が置かれた部屋のドアを遮断し、「誰も入らないで!!!」と防護マスクを装着する。
大尉は腺ペストに感染していたのだった。
NCIS局長レオン・ヴァンスの指示
局長(ロッキー・キャロル)がTV電話で指示を出す。
ペストの発生は数十年ぶりだ。
接触した人間を追跡すると同時に、バイオ攻撃の対策をとることになった。
ジェロニモで発生したとなれば、乗務員全員が保菌者となる。
潜伏期間は2~6日で、ネズミが媒介となることがある。
局長は、CDC(疾病センター)に協力を要請した。
緊急医療センター設置
ジェロニモが停泊している港に、医療センターが設置された。
町中の医師が集合している。その中には、ジェロニモに乗船していたハフカット医師も含まれている。
現在、34人の兵士が上陸中。
全員を帰船させ、検査を受けさせなくてはならない。
ハフカット医師は、「ペストワクチンをかきあつめる」という。
兵士の追跡
兵士の携帯の電波から次々に追跡していく。
1人は賭け事の真っ最中で、咳をしている。
プライドたちが駆けつけ、一緒に賭け事をしていたメンバーも一緒に確保した。
陽性だったが、発見が早かったため、ワクチンが効果があった。
ハフカット医師は、「もっとワクチンが必要だ」という。
ジェロニモの調査
ジェロニモに戻って調査する必要がある。
調査のために、10年前にペストに感染して耐性を持っているNCIS特別捜査官、ディノッゾ(マイケル・ウェザリー)の協力が要請された。
防護服を着て乗り込むチーム。
CDCの特別検査技師であるキャロル(メレディス・イートン)も協力にやってきた。
彼女は免疫学の専門でペストにも詳しい。
大尉の部屋へ行き、ゴミ箱の中身を集める。
そして、1人ベッドで死亡している兵士を発見した。
部屋にネズミがいたので、これも確保する。
ペスト菌はどこから?
研究室のセバスチャンとキャロルが、TV電話でNCISのアビー・シュート(ポーリー・ペレット)と話をしている。
ネズミは陰性だった。
ところが、ゴミ箱に捨ててあったマフィンのカップに注射器の穴があり、そこから菌が発見された。
しかも、死亡した2人から検出された菌は同一だった。
つまり、自然界の菌ではなく、研究所で人為的に作られた菌であることを意味する。
セバスチャンはリマの研究所が怪しいというが、その研究所は非常に厳しい管理下にある。
ところがアビーの調べにより、公表されていないものの、2週間前に何者かが病原菌ユニットに侵入した事件があったことをつきとめる。
調理係
マフィンは調理室にあったはずなので、調理担当者があやしい。
調理担当者の携帯を追跡し、連行するが、「調理はするが、人なんて絶対に殺さない」という。
では、誰がやったのか。
寄港地、リマ
ベイツ中佐に寄港地を確認する。
リマには寄港したが、物資の補給のみで兵士の出入りはなかったという。
ところが記録をチェックしたプライドは、ただ1人乗船した人物を見つける。
ハフカット医師だった。
ハフカット医師は製薬会社の創立者であり、軍事医療品を供給していた。
ところが投資に失敗し、財務的に窮地に追い込まれていた。
医師には、リマの研究所へのアクセス権限があった。
おそらく意図的にペストを流行させ、自社のワクチンで儲けようという計画だったのだろう。
ハフカット医師は、現在国際会議の会場へと向かっている。
世界中から症例を発表するために医師があつまる。
そこで菌をばらまけば、世界規模で大流行し、医師は大儲けするだろう。
ハフカット医師、逮捕
プライド、クリス、ブロディは医師の携帯を追跡し、現場へと向かう。
医師を見つけると車から降ろし、締め上げるプライド。
クリスが「キング!」とたしなめる。
つかの間のバーベキュー
プライド、クリス、ブロディはつかの間のオフを楽しんでいる。
プライドはバーベキュー、クリスはナマズを釣っている。
そこにプライドの電話が鳴った。兵士が撃たれたそうだ。「遺族に連絡する」というプライド。
「仕事に戻るぞ」と、オフは終わった。
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ちょっとした感想
今回は、「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」でおなじみのヴァンス局長、アビー、ディノッゾが出演しました。キャロルは細菌関連のときにはちょくちょく登場して事件解決で重要な役割を果たしています。
NCIS シーズン2第22話「死の口づけ」(SWAK)で、NCIS宛てに送られてきた手紙を開けたディノッゾは、仕込まれていたペスト菌に感染します。
これで、本当に死にそうになるんですよね。
この後のエピソードでも、爆発した車の死体がディノッゾではない決め手として、「肺にペスト菌のダメージがないから」など、ペスト菌の感染についてはいろいろ出てきます。
NCISに限らず、ペストなどの病原菌が発生するストーリー展開ってよくありますよね。
感染源から犯人を特定するわけですが、恨みを持った人物というケースが多いでしょうか。
今回は、金目当ての医師による犯行でした。まぁ、ストーリー的にはよくあるパターンかも。
最後、キングが医師を締め上げるのですが、彼にしてみたら「オレの街」であるニューオーリンズをパニックに陥れ、しかも大事な兵士を2人も殺したわけで、許せないわけです。ぎゅーぎゅー懲らしめているところに、「キング!」とクリスがたしなめます。
こういうときって普通、若いキャラがぎゅーぎゅーやって上司がたしなめるってパターンが多いけど、ここは逆。おもしろいですね。
同時に、キングの街や海軍に対する愛が伝わってきます。
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