「メンタリスト」シーズン6第19話「茶色い目の少女たち」から英語表現：upset
「メンタリスト」シーズン6第19話「茶色い目の少女たち」（Brown Eyed Girls）から、英語表現です。
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『The Mentalist／メンタリスト』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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このエピソードの詳しいあらすじは、シーズン6第19話のあらすじ「茶色い目の少女たち」（Brown Eyed Girls）をどうぞ。
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今日は、このエピソードの一番最後の場面から。
リズボンがジェーンに「DCに行くかも」と打ち明けるシーン
テレサ・リズボン（ロビン・タニー）はマーカス・パイク捜査官（ぺドロ・パスカル）とお付き合いしています。
パイク捜査官は美術品部門の捜査官ですが、栄転がオファーされています。
ところが勤務地はワシントンDC。
彼はリズボンに一緒にDCに行こう、と誘っていますが、リズボンはまだ返事していません。
リズボンとパトリック・ジェーン（サイモン・ベイカー）は、事件の被害者の入院先を訪れます。
「帰ろうか」と言うと、パイク捜査官がリズボンを待っていたのでした。
リズボンは、ジェーンに打ち明けます。
スクリプト
彼は昇進のオファーをもらったのよ。
It’s a-a posting in D.C.
DCのポジションなんだけど。
And he asked me to go with him so we can be together in D.C.
一緒にDCに行かないかって言われてる。
I’m thinking about it.
どうしようか考えてる。
What do you think about it?
どう思う？
おめでとう、かな。
おめでとうですって？
That’s all you’re gonna say?
それだけ？
えーっと、そうだな、うーん、もし、君がそれを望んでるんだったらね。
いいの？
もちろんだよ。
I mean, if that’s, um — if you’re happy.
つまり、えーっと、君がハッピーならね。
もちろんハッピーよ。
ならボクもハッピーだよ。
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upset
upset の意味といえば、一番最初に浮かぶのは「怒る」ではないでしょうか？
でも、これだけではないんです。
実際、上のジェーンとリズボンの会話で、You’re not upset？を「怒ってないの？」とすると、ちょっと違う感じがしませんか？
ネガティブな感情を広くあらわす言葉：「怒ってる」だけじゃない
upset とは、「ひっくり返す」という意味です。
平常心とは違う状態、つまり感情を害された状態を指します。
具体的には、動揺する、混乱する、慌てる、くよくよする、いらいらする、気に入らない、腹を立てる、悲しむ、などなど。
すべて嫌な感情ですよね。
「upset＝怒っている」と当てはめてしまうと、「I’m upset」と言われた場合、「どうしてあんたに怒られなきゃならないの？」と誤解し、状況が悪化してしまうことにもなりかねないので注意ですよ～
upset は、人間以外にも使います。
My stomach is upset
胃の調子が悪い。
胃がむかむかする、痛い。
リズボンの You’re not upset？ は、こんな感じでしょうか。
平気なの？（字幕はこうなってた）
あとは、「いいの？」とか、「驚かないの？」かなぁ。
このようにupset は、怒り、悲しみ、驚きといったネガティブな感情を広く指します。
upset が出てきたとき、字幕がどうなってるかチェックしてみると面白いかもしれません。
それにしても、ジェーンはかなり口ごもっています。
顔は笑ってるけど、視線が定まらないし。
ショックだったんでしょうね・・・。
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