Major Crimes(メジャークライムス)シーズン3第8話のあらすじ「狙われたスター」(Cutting Loose)

「Major Crimes~重大犯罪課」サードシーズン6話「狙われたスター」(Cutting Loose)

 

*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***

このブログでは、『Major Crimes~重大犯罪課』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。

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Photos:WarnerBors

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タオ、貸金庫へ

マイク・タオ(マイケル・ポール・チャン)が車でとある貸金庫に向かう。

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この貸金庫は、タオが監修を務めるケイジドラマの主演俳優、ジョン・ワースのものだった。
衣装などの保存用に借りたらしい。
倉庫では、ジョンの助手であるキキが待っている。
ジョンが不法品を貸金庫に隠しているという告発の手紙がロス市警に到着したので、それを調べに来たのだ。

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コンテナの前に到着し、キキが南京錠を開けようとするが、カギが違うようだ。
ボルトカッターでカギを切って開けると、中には白骨死体があった。

 

まもなくチームが到着。

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死体は死後3カ月以上経過していた。

 

ジョンの聴取

倉庫の契約者であるジョンをオフィスに呼ぶ。

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ジョンから情報を引き出すために、そして面倒なハリウッドの弁護士を呼ばせないために、サインを頼んだり、署内を案内したり、ランチに寿司を頼んだりして、いい気分にする作戦だ。
ジョンのドラマは視聴率が悪く、崖っぷちだった。

 

ホワイトボードに自分の写真が貼ってあるのをみて、ジョンはご機嫌だ。

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そこにラスティ・ベック(グレアム・パトリック・マーティン)がやってくる。
ラスティは今日、高校を卒業する。

 

検死結果

モラレス(ジョナサン・デル・アルコ)が、ジョンのドラマをけなしながら検死結果をチームに伝える。

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白人、40代、後頭部を殴られている。肩にチタンが入っている。

そこから検索し、被害者の名前がわかった。ゼルダ・レンベック。
なんとジョンの熱狂的なファンで、ストーカーだった。
これで、ジョンが容疑者になった。

 

ラスティの卒業パーティ

シャロン・レイダー(メアリー・マクドネル)は、卒業パーティをしたくてたまらない。

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ところがラスティは、「友達はいない」と素っ気ない。
「もう学校のやつらに会わなくていいと思うとホッとする」と。

「1人か2人でも」というシャロンに、「いいよ、でも誰も来ないと思う」という。

 

ゼルダのストーキング

ゼルダは30年間、ジョンを追い回していた。酷いストーキング行為に対して、接近禁止命令も出ていた。
ところがある日、ジョンの家の前で争いになり、72時間精神科に強制入院、退院しても帰宅しないため、2日経って夫が失踪届を出したのだ。

 

ルイ・プロベンザ(G・W・ベイリー)は「夫が怪しい」という。
シャロンは、夫は怪しいと思うが、手紙を書いた理由がわからない。

 

ゼルダの夫

フリオ・サンチェス(レイモンド・クルツ)とエイミー・サイクス(キーラン・ジョバンニ)は、ゼルダの自宅に出向いて夫に話を聞いている。

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結婚前からファンで、追っかけやグッズ購入のためにかなり借金があるという。
強制入院のことを聞くと、もめた相手はキキだった。
キキがゼルダを殴り、警察が駆けつけたが、接近禁止命令を重視した警察はゼルダを入院させたのだった。

 

ジョンに確認してみると、ゼルダがキキになりすまして、デンマークからの出演オファーを断ってしまったからだろう、という。
「ゼルダはオレが国外に出るのを嫌がって断ったんだ。オレはいきさつを知らず、キキを解雇した。それでもめたんだろう」という。

 

これで、ジョンキキが容疑者になった。

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ジョンがコンテナにゼルダを誘って殺したかもしれないし、キキが腹いせに殺したのかもしれない。

 

タオ、再び倉庫へ

倉庫のスタッフに確認する。

ある日、暗証番号を忘れたという女性が来たので倉庫を開けてやった、と。
キキの写真を見せるが、違うという。
女性はゼルダだった。そして、赤いオープンカーで倉庫に乗り付けていたが、夫も一緒だったのだ。

 

シャロンの家

シャロンラスティに、「今夜7時にお祝いするから予定を空けておいて」という。

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ささやかなお祝いだというシャロンに、「はっきり言うけど、ボクはクラスの友達のパーティに1回も呼ばれてない。誰も来ないと思う」というラスティ

 

赤のオープンカー

オフィスでチームが推理しているところに、ジョンがやってくる。

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赤いのオープンカーの話になると、ジョンは車のことをよく知っていて、100万ドルはするという。

その車は1週間前に名義変更願いが出ていたが、却下されていた。なぜなら売買記録がないからだ。
つまり、夫が借金返済のために車を売ろうとしていたのだが、売るためには妻の死亡届が必要になった。
そこで、警察に告発の手紙を書いたのだ。

 

ゼルダの夫

「ゼルダの死亡届を出す」といい、夫を呼び出す。

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そこにジョンが入ってきて、険悪なムードに。

「オレは殺してない。1回ゼルダとは仲良くしたけど」というジョンに夫はカッとなり、「こいつが殺した」と叫ぶ。
ところが、「車ならうちのガレージにあるぞ」と言われ、「ウソだ、立体駐車場に止めてある。バカめ!」と激高する。

 

これで、夫の犯行が確定した。

退院後、「もうジョンのファンはやめる。最後に1つだけ彼のものが欲しい」といわれ、一緒に倉庫へ行ったという。
倉庫に入り、嬉々としてジョンの洋服を試着しだすゼルダを見て、ファンを辞める気がまったくないことがわかり、殺してしまった。

 

記者会見

ジョンは、ファンの1人が貸金庫で殺されたことをSNSに投稿し、その後ストーカー殺しの容疑者となったことから、メディアに注目されていた。

おかげでドラマの視聴率が上がり、崖っぷちでなくなった。
ジョンタオも大喜びだ。

 

ラスティの卒業パーティ

シャロンの家に、チームのみんなと、ジョンキキが集まっている。

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嬉しそうなシャロン

 

タオラスティに言う。「数年前のあの状態からよく這い上がったな。誇りに思うよ。ここでの経験が、社会に出てから役立つといいな。握手しよう」。

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ラスティは、「ありがとう」という。

シャロンラスティに「楽しんでる?」と聞く。「現実じゃないみたいだけど、楽しいよ」というラスティ
写真撮影が始まった。みんなのことを嬉しそうに眺めるシャロン

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ちょっとした感想

なんだか凝ったストーリーですよねー。

実際、ドラマや本には「監修」ってあるけど、そこに目を付けるとは面白いなぁ。

最後のシーンのシャロン、本当に嬉しそうでした。シャロンの表情を見てるとこっちまで嬉しくなっちゃうような。
シャロンがいろいろ考えて、人生の節目を祝ってあげているんだから、ラスティもっと喜べよ~!と思ったりする・・・。

 

「いつも正しいことをするって疲れない?」というラスティに、シャノンはこう答えます。

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It is exhausting.
But, uh.
No, not really.
Not really.
No.

へとへとになるわね。
いえ・・・
そうね、そうでもないわ。
そんなことないわね。
疲れないわよ。

この平和がずっと続くといいですねぇ。

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シーズン4

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