「メンタリスト」シーズン6第16話のあらすじ「すみれの花束」(Violets)

「メンタリスト」シーズン6第16話「すみれの花束」(Violets)シリーズ通算132
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『The Mentalist/メンタリスト』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
関連記事やほかのエピソードの記事もご覧ください!
シーズン6の記事一覧は、こちらから
(Photos:CBS)
ヘニガン・ギャラリーが強盗団に襲われる
ヘニガン・ギャラリーに強盗団の車が白昼堂々と突っ込んでくる。
オーナーのジョンは、「裸の女の絵」を取り戻そうと抵抗し、撃ち殺された。妻のシルビアをモデルにした絵だった。
FBIのオフィス
会議室に、美術品部隊のマーカス・パイクがいる。殺されたオーナーの妻シルビアに話しを聞いている。
そこにパトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)が入ってくる。
「夫はもういないなんて・・・」という彼女に、ジェーンは「心の中にいるよ」という。
美術品部隊は殺人の専門家ではないので、デニス・アボット(ロックモンド・ダンバー)たちのチームが協力することになった。
強盗団について情報はないが、メンバーの1人がアーロンという男だということはわかっていた。彼がよく行くバーもわかっている。
ジェーンには計画があった。「釣り人」で近づき、「共犯者」に合わせ、「色恋師」が誘い、「仕込み」の美術品を盗ませるのだ。
チームに説明するが、誰もよくわからない・・・。
FBIには、押収した美術品の保管所がある。
すべて盗品だ。これを仕込みの美術品として使うことにした。
翌朝のブリーフィング
会議室に、キンブル・チョウ(ティム・カン)、テレサ・リズボン(ロビン・タニー)キム・フィッシャー(エミリー・スワロー)、アボットが集まっている。
そこにジェイソン・ワイリー(ジョー・アドラー)が来て、ジェーンの代理で説明する。
ジェーンは「仕込み」に忙しいのだ。
アボットとチョウは「釣り人」、リズボンとジェーンは「共犯者」、フィッシャーは「色恋師」だ。
バーにて
作戦開始だ。
仕掛けた隠しカメラを使って、すべての様子をワイリーとパイクの2人が監視している。
「釣り人」役のアボットがバーに入り、アーロンの隣に座る。TVのボクシング中継をきっかけに仲良くなる。
チョウが「うるさい」と割って入り、ケンカに。
アボットはアーロンを誘い、別のパーティ会場へ連れて行く。
パーティハウス
ジェーンと、シャンパン片手のリズボンが迎える。
「共犯者」役だ。
この家は、麻薬局が取り押さえた豪邸だった。
パーティの真っ最中で、大勢の人が集まっている」。
「色恋師」役のフィッシャーがアーロンの前に現れ、その気になったアーロンを2Fに誘う。
そこにジェーンが現れ、「ここはボクの寝室だから出て行ってくれ」という。
アーロンは、壁に掛かった絵画を見逃さなかった。
すぐに、強盗団のボスであるマッケイに電話し、「すごいぞ。自分の目で確かめろ」と連絡する。
パーティの後
パーティが終了し、ゲストが帰る。
寝室には、裏口から忍び込んだマッケイがいた。
「贋作だよ」というジェーンに、「これは本物だ。2年前に盗まれた。泥棒だろ?」というマッケイ。
同業者だ、ということを確認した2人。
マッケイは、ジェーンに協力するという。
パーティハウスの夜
マッケイが帰り、一息つくリズボン。
ジェーンは1Fのソファで寝ている。
ブランケットを掛けてやる。
リズボンはベッドに入り、監視中のパイクに確認の電話をする。
「見張っているから安心して眠って」というパイク。
お腹が空いたというリズボンに、パンケーキのおいしい店の話をする。
強盗団、動く
マッケイがパーティハウスに来て、下見をしようという。
「マネのすみれ展」が開催されているので、そのすみれの絵画を盗む計画を立てているというジェーン。
一方、パーティハウスにアーロンが忍び込む。
寝室へと向かうが、絵はすべて取り外されている。
金庫を見つけた。絵はそこに入っているようだ。
その後、アーロンとマッケイが落ち合う。
金庫に絵画がはいっているはずだというアーロン。
パーティハウスを襲撃することになった。
パーティハウス襲撃
マッケイたちがパーティハウスに到着する。
ハンマーでドアをぶち抜き、2Fの寝室へ。
ジェーンに金庫を開けさせ、絵をバッグに詰めていく。
ところが1Fには、アボットとパイクが到着していた。
2Fから降りてきたマッケイは2人をかわして逃げる。
ゴミ収集車にぶつかりそうになりながら、マーチングバンドをかわし、タクシー(運転手はワイリー)を拾ってアジトへ。
アジトは盗品でいっぱいだ。
その後すぐに、アジトにチョウたちが乗り込み、マッケイを逮捕した。
タクシーだけでなく、ゴミ収集車とマーチングバンドもジェーンの「仕込み」だったのだ。
FBIは、大量の盗品を押収できただけでなく、ギャラリーのオーナー殺害の証拠となる「裸の女の絵」も取り戻すことができた。
一件落着
解決記念でピザを食べるメンバーたち。
パイクがリズボンをパンケーキの店に誘う。「うれしいけど・・・」と口ごもるリズボンだが、「君が好きだ。もっと知りたい」というパイクに、「いいわ」という。
一方、ジェーンはシルビアに絵を返していた。
喜ぶシルビアは、「あなたの言う通り、夫はここにいるわ」と胸に手を当てる。
オフィスにパイクとリズボンがいるのを見て、ジェーンが「さぁ、どこに行く?」という。
パイクは「君もいく?」というが、「いや、お邪魔はしないよ。楽しんで」という。
2人を見送り、カウチに座るジェーン。
スポンサーリンク
ちょっとした感想
さて、ジェーンどうする?
ジェーンには、リズボンは自分のことをお気に入りだと確信があったんだろうけど、ここでライバル登場ですね。
パイクって、紳士的だし良い人っぽい。
リズボンもジェーンのことが好きだけど、カウチに寝てるジェーンにブランケットを掛けてあげたり、なんだか世話を焼いてあげる役回り。
「ジェーンのお守りはしたくない」と、ちょっと思っているはずです。
それがわかっているのでしょう、ジェーンはカウチでちょっと考えているようでしたね。
結婚を考えれば・・・。
ジェーンは魅力的だけど、操縦が・・・。でも、人生で何が起こっても難なく乗り越えていけそうだし、助けてくれそう。真の意味で頼りになると思う。
パイクは、常識的だし、ふつーの平和な人生になりそう。平凡かなぁ。でも平凡だからこそ平和かも。
考え所ですね。
音楽/サウンドトラック/挿入歌
『The Mentalist/メンタリスト』に関する記事一覧はこちら:
スポンサーリンク