「メンタリスト」シーズン6第15話のあらすじ「白い吹きだまり」(White As The Driven Snow)

「メンタリスト」シーズン6第15話「白い吹きだまり」(White As The Driven Snow)シリーズ通算131
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『The Mentalist/メンタリスト』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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(Photos:CBS)
テキサス州オースチンのモーテル
ウェイン・リグスビー(オーウェン・イオマン)からの電話を切ったあと、グーレス・ヴァンペルト(アマンダ・リゲッティ)は電気を消して寝る。
背後から黒い陰が・・・。
リグスビー、パトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)、キンブル・チョウ(ティム・カン)の3人がバーにいる。
飲んだ後、ジェーンを残し、チョウがリグスビーをモーテルまで送る。
「FBIに興味はないか?」チョウが尋ねると、「ずっと夢見てきた」と答えるリグスビー。
チョウによると、デニス・アボット(ロックモンド・ダンバー)が2人をFBIに迎えたがっているらしい。
チョウは、部屋のドアが開いているのに気付く。
不審に思い、見に行くとヴァンペルトがいない。
誘拐されたのだ。
FBIのオフィス
アボットがスタッフに指示している。
そこに、第1容疑者であるハイバックが自ら出頭した。
ハイバックは、「ボクをつけ回しているだろう?陥れようとしている?無実を証明しに来た」と、自分のアリバイを証明する動画などを持ってくる。
ハイバックが部屋にいるのを見つけたリグスビーは、殴りかかる。
ジェーンはリグスビーに、「ハイバックは盗聴しているのを気付かれ、逮捕が近いと思って出頭したんだ。大丈夫、ヴァンペルトは生きてる」という。
監禁されたヴァンペルト
ヴァンペルトが目を覚ます。
地下室にいるようだ。天井の木のドアには南京錠がかかっている。
壁の木材を剥がし、釘を抜いてネジを外す。
ハイバックの取り調べ
キム・フィッシャー(エミリー・スワロー)とアボットが取り調べをしている。
まもなく弁護士がやって来た。
ジェーンは部屋に入り、激しい口調で「ボクの怖さがわかるか?罪を償わせてやる、どこまでも追ってやる」と脅す。
アボットは裁判で不利になる、と不機嫌だが、ジェーンは「奴が持ってきたアリバイは奴の筋書きだ。ハイバックを動揺させて、ミスを誘いたい」という。
脱出成功
ヴァンペルトは脱出に成功する。
山小屋に監禁されていたのだ。
外は一面雪景色だ。
とぼとぼ歩いて行くと、車が通りかかる。
中年女性が運転している。
電話を貸してもらうため、誘われるまま車に乗り込むヴァンペルト。
家に到着すると、ヴァンペルトは電気が通ってないことに気付いた。
「電話が使えるの?」と聞くと、女はライフルを持って現れた。
「すぐにリチャードが来るわ」という。
リチャードは彼女の弟だ。
「幼いとき、母が出ていき、父親はリチャードに酷いことをした。自分は護ってやれなかった。あんたも父と同じ人間だ」と、ヴァンペルトの腕を拘束する。
ハイバックを解放
弁護士が来て、ハイバックをこれ以上拘束できなくなった。
弁護士とハイバックの2人はFBIのオフィスを出て、車に乗り込む。
途中、車は予定以外の道を進み、停車した。
なんとリグスビーが乗り込んできた。
そして、運転していたのはジェーンだった。
ジェーンは弁護士を車から降ろし、車を出す。
ハイバックを脅すリグスビー
リグスビーは銃でハイバックを脅す。
「妻はどこだ!」と車から突き落とし、威嚇のため1発撃つ。
ジェーンは、「落ち着いて!」というが、リグスビーは興奮状態だ。
ハイバックに石油をかけ、火をつけようとする。
再びジェーンが止めに入る。
そのすきに、ハイバックがリグスビーの銃を取り、形勢逆転となる。
今度は、ハイバックがリグスビーを銃で脅し、ジェーンの運転で出発した。
FBIのオフィス
ジェイソン・ワイリー(ジョー・アドラー)は、ハイバックが購入した品物などから、ニューメキシコにいるのではないか、と推測した。
ハイバックの姉も最近、ニューメキシコに引っ越している。
まもなく山小屋が特定された。
アボットはヘリを向かわせる。
3人、山小屋へ
3人は山小屋に到着した。
ハイバックが「降りろ」という。
「絶対に降りない」とリグスビーが反抗する。
怒ったハイバックは引き金を引く。ところが弾が出ない。
リグスビーが撃った一発しか入っていなかったのだ。
リグスビーはダッシュボードから別の銃を取り出し、ハイバックに「姉に出てこい言え」という。
車から降りて「捕まった。人質を解放して」というが、姉は返事をしない。
家に入る3人。
すると、奥の部屋にヴァンペルトがいた。
口にガムテープが貼ってある。
リグスビーが駆け寄って剥がすと、「後ろ!」と叫ぶ。
その瞬間、背後に隠れていた姉が発砲し、リグスビーが被弾する。
さらにもう一発・・・。
ハイバックがジェーンを銃で脅し、姉がヴァンペルトをライフルで脅し、外へと連れ出す。
ハイバックは、切り株の上にジェーンの手を置き、「クイズをしよう」という。
間違った答えを言ったら指を切ろうというのだ。手に斧を持っている。
絶対絶命・・・。
そのとき、ケガを負ったリグスビーが外に出てきて姉を撃ち、さらにハイバックを撃つ。
まもなくFBIのヘリコプターが到着した。
病院にて
チョウ、ジェーン、テレサ・リズボン(ロビン・タニー)がお見舞いに来ている。
そきに、アボットとフィッシャーが来た。
アボットはリグスビーの活躍を褒め、FBIで働かないかと誘う。
2人は、民間人の方がいい、と断る。
アボットはいつでも歓迎する、と言って帰る。
病院からの帰り道。
ジェーンとリズボンが話している。
「なぜあんなことしたの?すごく恐かった」といつものように怒るリズボンに、「ごめん」というジェーン。
「悪いと思ってないくせに」というリズボンに、「へぇ、心が見えるの?」とジェーンは答える。
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ちょっとした感想
やはりハイバックでしたね!!!
へぇ、なんか意外。
レッド・ジョンがマカリスターだったのが意外だったので(「レッド・ジョン」をどうぞ)、ここでも意外な展開を期待してしまった。
アメリカのファン投票によると、このエピソードはあまり評価が高くないらしいのですが、過度に期待しちゃった人が多かったんじゃないかな。
それにしても、リグスビーがキレてジェーンがなだめ、銃を渡して監禁場所まで連れて行かせる、という一連の流れは、ジェーンの計画だったんですね。
そして、最後のジェーンとリズボンのおきまりのやりとりもよかったです~
おかしくなんてない。本当に怖かったんだから。
ごめん。
ごめんなんて思ってないでしょ。心から悪いって思ってないことくらいわかるわ。
そんなことないよ。悪いと思ってるよ。
顔を見ればわかるのよ。
ボクの心の中まではわからないでしょ?
このエピソードに出てきた英語表現の解説は、「白い吹きだまり」(White As The Driven Snow)から英語表現:be capable of をどうぞ!
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