「メンタリスト」シーズン6第14話のあらすじ「灰色の水」(Grey Water)

「メンタリスト」シーズン6第14話「灰色の水」(Grey Water)シリーズ通算130
*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『The Mentalist/メンタリスト』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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(Photos:CBS)
サンフランシスコ
ウェイン・リグスビー(オーウェン・イオマン)とグーレス・ヴァンペルト(アマンダ・リゲッティ)の家。
子供が病気になり、病院から3人で帰宅する。
テレサ・リズボン(ロビン・タニー)に電話し、 捜査の進捗を確認する。
元CBIメンバーに対する盗聴事件をサンフランシスコ市警から引き継いだという。
盗聴は事実であり、CBIに恨みがありそうな容疑者12人のリストを作成したらしい。
リグスビーがキッチンで子供に薬を飲ませている。
ヴァンペルトが別の部屋へ行くと、銃声がする。
リグスビーは子供と部屋に隠れるが、ドアがぶち抜かれる。
ヴァンペルトが応戦し、2人は無事。
犯人は窓から逃げた。
FBIオースチンのオフィス
リズボンが、ヴァンペルトとリグスビーを迎える。
鑑識によると、地下の窓から侵入したらしい。
オフィスでは、キンブル・チョウ(ティム・カン)が会議を仕切っている。
アルディレスとラローシュの殺人犯は同一人物だと考え、容疑者12人のリストが完成している。
パトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)がやってきた。
12人じゃ時間がかかりすぎるから、それぞれ怪しいと思う人に絞り込もう、と提案する。
結局、4人に絞り込むことにした。
そこに、別の事件が発生する。
ブラッドリーで死体が出たため、キム・フィッシャー(エミリー・スワロー)とジェーンが現場へ向かう。
テキサス州、石油掘削現場
遺体で発見されたのはダン・ベッカー。
ダンは地元の農場主で、掘削作業で地下水が汚染されたとしてミルマン石油を訴えていた。
まず、現場監督に話を聞く。
掘削に対する抗議運動をしている「協同体」が怪しい、という。
ミルマン社もハッキング被害に遭っていた。
ダンを殺して、ミルマン社のせいにしているに違いないという。
ダンの家
2人は、死んだダンの家へと向かう。
家には妻や友人たちが集まっていた。
ところが、死にかけていた町を再生させたミルマン石油を悪く言う者はいない。
ただダンの幼なじみのプライスだけは、「殺人の犯人だ。警察も買収されている」と怒っている。
ミルマン石油
2人は石油会社へと向かう。
会社の玄関には、「協同体」による落書きがある。嫌がらせだ。
社長は、ハッキングにも悩まされていると、「協同体」が投稿した動画を見せる。
「ロンドン橋落ちた」の音楽をバックに、抗議メッセージが流れる。
社長は数年前に実務から手を引き、現在は現場監督が統括しているという。
容疑者リストの1人、ハットン
チョウとリグスビーはハットンの家へと向かう。
ハットンを連行しようとすると、FBIのヒューストン支局の捜査官があわてて駆けつけた。
ハットンは、銀行強盗団の逮捕への協力と引き替えに釈放されていたのだ。
保護観察下にあり、足には発信器が付いているから外出できない。
したがって、容疑者からは外れた。
容疑者リストの1人、ハイバック
ハイバックはFBIに拷問を受けたことがあるので恨んでいるはずだ。
リズボンが職務質問すると、弁護士を立てて訴えてきた。
デニス・アボット(ロックモンド・ダンバー)は何か怪しい感じがする、と監視チームを付けることにした。
協同体の正体
一方、ジェイソン・ワイリー(ジョー・アドラー)は、動画をアップした人物を特定しようとしていた。
ヴァンペルトが、解析プログラムなどの情報を提供してアドバイスする。
その結果、画像がアップロードされたのは聖パトリック大学の図書館であることがわかった。
フィッシャーとジェーンは図書館へ行き、挙動不審なイーサン・ゾーンという男を連行する。
「ハッキングは10年の禁固刑だ」と脅されたイーサンは、ダンとのいきさつを話し始める。
ダンが協同体に助けを求めてきたこと、買収相手の帳簿を入手しようとしていたので、ハッキングで警備体制を無力化してやったこと、首尾良く帳簿を入手したはずだが、その後連絡が途絶えたことを話す。
再び、石油会社へ
フィッシャーとジェーンは再び社長室へ。
社長と現場監督がいる。
ジェーンは壁に掛かっている絵をずらし、金庫があることを確認する。
「不正な証言をしないように賄賂を渡していたんだろう?帳簿以外に何を盗まれたの?」と聞く。現場監督は、「何も盗まれていない」という。
ジェーンは、カーペットに机をずらした跡があることを確認すると、「もう行こう」と部屋を出た。
ダンの友人達
ジェーンは、友人と妻に集まったもらう。
「ロンドン橋落ちた」の音楽を聴かせる。
ブライスが「ロンドン橋だ」という。
ブライス宅
夜、FBIの捜査官がブライスの車からガソリンを抜いている。
その後ブライスが出てきて、車に乗り込むが、ガソリンがないのでガソリンスタンドへと向かった。
そこに、アボットとFBI捜査官が一般人を装って車で乗り付ける。
「ロンドン橋落ちた」の音楽を流し、「ラジオの調子がおかしいようだな」などと世間話しをする。
すると、ブライスのラジオから男の声が聞こえてくる。
「ブライス、逃げられると思っているのか?ダンを殺したろ?裏金を盗んだな。金はいただく」と言って切れる。
この声はもちろんジェーンだ。ワイリーに頼んで遠隔操作していた。
ブライスはすぐに家へと戻る。金の隠し場所へと向かい、ほっとする。
ところがそこにはアボットがいて、ブライスは逮捕される。
ブライスの聴取
アボットが、オフィスでブライスの話を聞く。
事件の日、ダンに「侵入に協力してくれ」と頼まれて、石油会社へと向かったという。
無事に帳簿を手に入れたが、ブライスは10万ドルに眼がくらんで持ち出してしまう。
それがダンにばれてケンカになり、殴り殺したという。
石油会社に罪をなすりつけるために排水設備に遺棄したのだ。
また、現場監督も買収が明るみになってクビになり、おまけに逮捕される。
ハットンが行方不明
チョウとリグスビーは、ハットンをあきらめられない。
足の発信器によると14時間も家の中にいることになる。
怪しいと行ってみると、携帯から電波が発信されており、ハットンはいなかった。
テーブルには、「ざまあみろ」というメモが残っていた。
監視カメラの映像などから追跡し、ハットンを見つけた。
ところが、単に女と浮気していただけだったのだ。
しかも、殺害当日は浮気相手とホテルにいたので、犯人ではない。
これで、ハットンが犯人ではないということは明らかだ。
残るはハイバックだ。
ハイバックの動向を監視チームに聞くが、家にいて動きはないという。
手がかりを失ったチョウとリグスビーは、久しぶりだから飲もう、ということになる。
リズボンは、疲れたから帰る、と帰宅する。
ヴァンペルト、誘拐
リグスビーは、ヴァンペルトに「飲みに行く」と電話で連絡する。
「愛してる、おやすみ」という。
ヴァンペルトはモーテルの一室でうたた寝していた。
背後に黒い陰が忍び寄る・・・。
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ちょっとした感想
ヴァンペルトを誘拐したのは、ハイバックなのでしょうか?
なんだかひょろっとしていたし、そんなに頭もよくなさそうだし、少年少女に対するわいせつ罪で逮捕された人だから、連続殺人するのかなぁ・・・。
ラローシュ殺害のときは、彼らの動きを読んでワイヤを仕掛けたり、緻密に計算している感じがしますよね。
どんでん返しありそうな感じもするけど。
ワイリーはFBIの職員だし非常に有能なのかと思ったら、まだまだ経験浅そう。
それとも、ヴァンペルトが非常に有能なのか?
ヴァンペルトは、CBI時代、現場に出たいのに情報検索をやらされ、いやいややってる、って印象が強かったけど。
そのスキルのおかげで会社を立ち上げることができたわけだから、人生無駄はありませんね。
チョウって、「 アメリカントップモデル・シーズン21」のアダムににてる感じがする・・・
「 虎よ、虎よ」についてはこちらの記事をどうぞ!
このエピソードに出てくる英語表現の解説は、第14話「灰色の水」(Grey Water)から英語表現:screw you, screw upをどうぞ!
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