Major Crimes(メジャークライムス)シーズン3第4話のあらすじ「消せない傷」(Letting It Go)

「Major Crimes~重大犯罪課」サードシーズン4話「消せない傷」(Letting It Go)の詳しいあらすじです。

 

*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***

このブログでは、『Major Crimes~重大犯罪課』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。

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Photos:WarnerBors

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殺人事件の現場

大音量で音楽が鳴り響く部屋で男が死んでいる。

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ルイ・プロベンザ(G・W・ベイリー)、アンティ・フリン(トニー・デニソン)、マイク・タオ(マイケル・ポール・チャン)、フリオ・サンチェス(レイモンド・クルツ)、エイミー・サイクス(キーラン・ジョバンニ)が捜査している。

 

この男はルーカス・クロス。婦女暴行事件の容疑者で、逮捕されたものの証拠不十分で不起訴になっていた。
喉がナイフで切られ、催涙スプレーがかけられた跡がある。

 

ラスティの母

ラスティ・ベック(グレアム・パトリック・マーティン)は、母のリハビリ施設にいる。
2人でトランプをしている。

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母親は、「これをお願い」と処方箋を渡す。胃が弱い人のための鎮痛剤だという。

ラスティに、「いい母親になりたい。あたなは私の人生で最高のもの。手放さない」という。
ラスティも、「ボクもトラブルを起こしてばかりでごめん」と謝る。

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暴行を受けた被害者、ジャッキー

ジャッキーがオフィスに呼ばれる。

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クロスとは、カフェで何度か会っているうちにデートするようになった。
2度目のデートで自宅に招かれ、ナイフで脅され暴行を受けたという。
警察に届けたが、監察官の経歴詐称が原因で証拠が無効になり、クロスは不起訴になってしまったのだ。

ジャッキーは事件のとき、マリブのレストランにいたという。支払いはカードで、それも確認された。

 

もう一人の被害者、ローラ

もう1人の被害者であるローラ・デイがオフィスに呼ばれる。

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ローラはかつて伍長だったため、 海外で軍隊経験のあるサイクスが担当になる。

 

ローラは酔っ払った状態だった。彼女は暴行のせいで心に深い傷を負っていた。
軍隊にいた頃にクロスと知り合い、やはり2回目のデートで暴行されたという。

 

サイクスは、酔いをさましにローラをカフェに誘う。

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そこでローラは「私が殺した」と告白する。

 

シャロンの家

シャロン・レイダー(メアリー・マクドネル)とラスティがいる。

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ラスティに母親から電話があり、「薬をよろしく」と念を押される。

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シャロンが処方箋をチェックしたところ、偽造されていた。弱い精神安定剤で、安くハイになれるものだった。
ウソをつかれてショックを受けるラスティ
シャロンは心配するが、ラスティは「自分で解決する」という。

 

ローラの取り調べ

殺人を告白したローラは、オフィスの取調室にいる。
サイクスが担当する。
事件当時について聞くと、引き戸から入った、クローゼットに隠れた、など細かい供述があるものの、指紋がない理由やナイフをどちらの手で使ったという部分があいまいだ。

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サイクスは、「殺した」という供述がウソだと見抜く。

 

ラスティと母のケンカ

ラスティは、母のリハビリ施設にいる。
薬を催促する母に、「用意できなかった。処方箋は偽造だ」というラスティ

それに母親は激高する。

「あなたに謝ったでしょ?努力している。あなたは普通の子じゃなく苦労した。あなたはゲイだった。それには目をつぶるから薬に目をつぶれ」という。
ラスティは「恋人に殴られるボクを放置し、動物園で捨てた」と責める。
母親は、「あなたがゲイで、それに苦労したから薬に走った」と、ラスティのせいにし、「街で身を売るゲイの少年よりも薬の方がまし」と言い放つ。

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涙をこらえて立ち去るラスティの背中に、「絶対許さない!」と叫ぶ母親。

 

再びジャッキ-の取り調べ

アリバイを再度確認する。一般人がSNSに投稿されていた写真には、ジャッキーの妹が写っていた。
ジャッキーは妹と車を交換し、レストランに行くように指示していたのだ。

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事件後、クロスを忘れようとしていたジャッキーは、偶然カフェで再会してしまった。
また性懲りも無く自宅に誘うクロスを、ジャッキーは殺そうと決心したという。
ローラには会ったことがなく、共謀ではないようだ。

 

無実のローラ

サイクスがローラに会いに行く。

「人生終わったも同じだからもういい」と投げやりなローラ。
ローラが自白を撤回しない限り、ジャッキーを起訴できない。
「ジャッキーはヒーロー。助けたい。私はいつもクロスを殺す自分を想像していた。でもできなかった。自分がやりたかった」と号泣する。

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シャロンの自宅

夜、シャロンラスティがくつろいでいる。
ラスティの電話が鳴る。母親からだ。

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公衆電話からだという。昼間のことをあやまり、「迎えに来て欲しい」という。

「もう頼み事をしないから」というが、ビールを3杯飲んだことが発覚する。
それを「ケンカの憂さ晴らし」と、自分のせいにされたラスティは、電話を切る。

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ちょっとした感想

今回は、児童虐待、レイプ、さらに麻薬中毒という3つの「消せない傷」が取り上げられました。

タイトルの Letting It Go は、「アナと雪の女王」のおかげで日本人の大多数が知ることとなった英語フレーズですね!
直訳は「それを(どこかに)行かせる」なので、「手放す、忘れる」という意味です(ま、ご存知ですよね・・・)。

 

ラスティが気の毒で・・・。
「ラスティが嫌い」という意見が結構多いのですが、もちろんこれまでのエピソードでは、周囲の親切を踏みにじるような所があり、私もあまり好きじゃなかったけど。
しかし、薬中の母親に酷いことを言われ、目を赤くしながらも耐える演技が・・・。

「動物園で捨てられた」というようなエピソードが出てきますが、11歳の子供がそんなことされたら・・・と思えば、人間を信じられなくなるのも当然か。
ラスティって、どんな苦労を重ねてきたんだろう。私には 想像もつきませんが、いっぱい泣いたはずですよね。
ラスティの人生、ここから花開きますように、と祈らずにはいられないエピソードでした。

 

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major

 

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