「緊急事態!な英語situationとは:NCIS LAシーズン1

** ネタバレを含みます **
犯罪捜査の登場人物は、ほぼ毎回のように緊急事態に陥ったりします。
『NCIS LA』(原題:NCIS Los Angeles)シーズン1第3話「空爆」(Predator)から:
ミサイル搭載の無人偵察機が何者かに乗っ取られてしまい、ミサイル発射を阻止すべくG・カレン(クリス・オドネル)率いるチームが奔走します。
Callen, we’ve got a situation here.
カレン、まずいことになったぞ
situation というと、まっさきに思い浮かぶのが「状況」なのではないでしょうか。私もそうです。これまでなんとなく、situationは「状況」だけど、I’ve got a situation は「緊急事態だ」って感じでとらえていました。今回改めて辞書で調べてみたのですが、「状況、事態、場所、立場」というような意味に加えて、「難題、難局」もありました~!お恥ずかしい。わかっていると思っている単語でも辞書で調べてみるもんですね。
Got a situation!
緊急事態だ!
困ったことになったぞ!
問題発生だ!
犯罪捜査でなくても、海外ドラマでは、とてもよく出てくる表現です。
日常会話ではもちろん、ミサイル発射といった非常に深刻な状況でなくても使いますよ。
英単語は、短い単語よりも長い単語の方が聞き取りやすいです。situationは比較的長い単語なので、聞き取りやすいのではないでしょうか。
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海外ドラマ関連には、「situation commedy」(シチュエーション・コメディ)というジャンルがあります。Wikipedia によると、
• 連続ものだが原則として1話完結で、回をまたがる物語のつながりや進展は希薄である。
• 主要な登場人物はほぼ一定。メンバーがたまに変化したり、ゲストが登場したりすることはある。
• 主要な舞台が固定されている。
という設定の元、毎回事件が起きたりしてコミカルな状況が描かれます。
日本のアニメでいえば、コメディなのかどうかは別にして、『サザエさん』のような番組が該当するのではないでしょうか。
私の場合、シチュエーションコメディといえば真っ先に浮かぶのは『フルハウス』です。ほのぼのとした雰囲気や長寿番組である点など、『サザエさん』と共通点があるかも。いずれにしても、『サザエさん』がコメディかどうかは別ですが・・・・。