「SCORPION/スコーピオン」シーズン1第14話の詳しいあらすじ「恋に落ちたスパイ」(Charades)

「SCORPION/スコーピオン」シーズン1第14話「恋に落ちたスパイ」(Charades)シリーズ通算14
このブログでは、『SCORPION/スコーピオン』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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(Photos:CBS)
ペイジの夢
ペイジ・ディニーン(キャサリン・マクフィー)がベッドにいる。
「私たちこうなったけど、ラルフを混乱させちゃだめよね。わかるドリュー?」というと、ガウンを着たウォルター・オブライエン(エリス・ガベル)が現れる。
「何してるの?」と聞くと、「ずっとボクを思ってるだろ?」とウォルター。
ここで目が覚める。
事件の依頼
ガレージでは、トビー・カーティス(エディ・ケイ・トーマス)、シルヴェスター・ドット(アリ・スティダム)、ハッピー・クイン(ジェイディン・ウォン)の3人がジェスチャーゲーム中。
そこにペイジがやってくる。不機嫌だ。
さらにケイブ・ガロ(ロバート・パトリック)が、事件を持ってくる。
CIAの依頼だ。
ロス支局から暗号メッセージがイエメンに発信され、内務部が傍受したという。
被疑者が局内にいるので、CIAはスコーピオンに調査を依頼した。
さっそくシルヴェスターが解読する。
内容は、ラブレターだった。
ラブレターが何らかの暗号なのだろう、とチームは考え、CIAに乗り込んだ。
CIAへ
チームはCIA局内を案内されている。
最先端技術を開発している部署で、壁を登る手袋型の「ヤモリハンド」、鍵をピッキングできるボールペン、銃弾を回避できるシャツなどを見せてもらう。
ウォルターは、犯人は辣腕スパイではなく、プログラミングができる人だと考えた。
そこで、プログラマーの部署へと足を運ぶ。
ペイジが、「あれは暗号ではなく、本当のラブレターなのでは?」といい、トビーは「恋愛していそうな人、つまり、元気になり、痩せて、週末休んだ人はいないか」とたずねる。
その結果、レナードという男が特定された。
ガレージで取り調べ
レナードに、暗号化したラブレターを送った理由を聞く。
レナードいわく、ラブレータの相手はシーマ。
人道支援のために薬品を2つ持ち出したという。
イエメンでは農薬の材料が足りず、作物ができないから、と頼まれたのだ。
しかもレナードは、もう1つの薬品も持ち出そうとしていた。
その3つを使えば、殺傷力の高い神経ガスを生成できる。
シーマの素性調査をインターポールに依頼した。
レナードからの連絡が途絶えればシーマが警戒するだろう。
ウォルターにはいい考えがあった。
取り調べが正当な手続きだということを証言しろ、とレナードに文書を読ませ、それを録音する。
それをソフトで発音別に分解し、レナードの音声を作るのだ。
録音が終わったところで、ウォルターは、「purple、monkey、dishwasher(紫、サル、食洗機)って言って」と要求する。
これで、音声を自動的にレナードの声に変換できる。
さっそくシーマに電話することにした。
最初ウォルターが電話していたが、恋人同士の会話にならないので、ペイジにバトンタッチ。
「薬品の保管場所が変わり、上司しかセキュリティカードを持っていない」と伝えると、その上司をホテルに呼び出して、とシーマが言う
セキュリティカードを盗むつもりなのだ。
ホテルのバー
ウォルターが上司になりすまし、待ち合わせのホテルのバーで飲んでいる。
ケイブ、ハッピー、トビー、ペイジ、シルヴェスターは車で待機し、ペイジがウォルターの耳に仕込んだ小型受信機で指示を飛ばす。
シルベスターは映像をチェックしている
インターポールから連絡が入った。
シーマは何人もスパイを騙しており、殺人容疑もあるという。
慎重な対応が必要だ。
まもなくホテルのバーにシーマがやってきた。
シーマはウォルターを誘惑しようとあれこれ仕掛けてくる。
ペイジが、台詞や動作などを小型受信機で指示する。
部屋を捜索できるよう、できるだけ時間稼ぎする必要があるので、シーマの色仕掛けに乗ったふりをしなければならない。
シルヴェスターがバーに潜入し、シーマのバッグの上にスキャナをかざす。
部屋番号は1002だ。
トビーとハッピーが1002号室に向かった。
ハッピー、壁を登る
1002号室のドアをピッキングしようとするが、仕掛けがあるためばれてしまうからできない。
そこで、トビーがCIAでもらった「ヤモリハンド」を使うことにした。
ハッピーは「ヤモリハンド」でホテルの壁を登っていく。
ところが途中でひっつかなくなり、片手だけでぶらさがる。
そこから身体を揺らし、なんとかバルコニーに落下した。
部屋に入り物色したところ、貸金庫の鍵を発見できた。
ところがハッピーは部屋から出られない。
そこにウォルターたちが到着する。
ウォルターがとっさにシーマにキスし、そのすきにハッピーはドアから部屋を後にした。
貸金庫
貸金庫に急行すると、冷蔵庫が置いてある。
扉をひらくと、薬品が入っていた。
ところが、警報器が仕掛けてあったのだ。ウォルターが危ない。
ウォルター、拘束される
シーマのアラームが鳴る。
ウォルターの素性がバレた。
シーマはウォルターを殴り気絶させる。
ウォルターが気付くと、小型飛行機の中にいた。手錠が掛けられている。
シーマは、「お前の仲間が薬品を持ってくれば帰してやる。薬品は2つ。もう1つはレナードが持ってくる」という。
ウォルター救出
チームは、薬品を持って飛行場に到着した。
ケイブがバッグを持って飛行機に乗り込む。「3つ全部入っている」というが、「話が違う。レナードを連れてこい」という。
ウォルターが「君はレナードを愛しているんだ。だから運ばせようとしたんだ」というと、シーマはケイブを拳銃で撃ち、飛行機の外に蹴り出した。
ケイブは、防弾シャツのおかげで無事だった。
ウォルター脱出
飛行機が走り出す。
ウォルターは、ボールペンでピッキングして手錠を外した。
機内のお酒をまき、酸素ボンベを開けてライターで火を点ける。すると、爆発によって側壁に穴が空いた。
その衝撃でパイロットとシーマは気絶するが、飛行機は走り続けている。
ハッピーが飛行機のゲートの車を発進させて追っていく。
ウォルターは飛行機から脱出しようとするが、シーマが気付き、ナイフを持って格闘になる。
ところが、ナイフがコンセントの穴に入り、シーマは感電、気絶する。
ウォルターは飛行機から車へと飛び移り、飛行機も止まる。
一件落着のガレージ
トビーがウォルターのやけどの手当をしている。
手当が終わると、ウォルターはラルフ(ライリーB.スミス)に本を読んでやる。
トビーとペイジはそれを眺めている。
トビーは、「シーマにとって重要なのは薬品を持ち帰ることだった。達成目前で、愛のためにすべてを捨てた。愛は人を愚かにする」という。
夜中、ペイジが報告書を書いているところに、ウォルターがやってくる。
これからUCLAの研究所へと出かけるのだ。
帰り際、「留守電のメッセージを録音しておいて」と頼む。
ペイジが「なぜ?」と聞くと、「いい声だから」と答えるウォルター。
ウォルターを見送りながら、ほほえむペイジ。
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ちょっとした感想
タイトルの「Charade」は、フランス語で「謎解き、見え透いた言い訳、ジェスチャーゲーム」という意味があります。
最初に3人はジェスチャーゲームしていましたしね。
オードリー・ヘップバーン主演の映画『シャレード』にはスパイが出てきます。
うーむ、今回のウォルターとペイジの絡みですが、私はあまり好きじゃなかったかなぁ・・・。
それに、貸金庫の鍵をゲットしたところで、ウォルターは撤収すればよかったと思うのです。
まぁ、撤収しないで捕まったおかげでシーマを逮捕できたわけなんだけど。
あと「ヤモリハンド」も(笑)
1002号室ってことは、おそらく10階ですよ。危ないです・・・。
最後、「いい声だから」というところはよかったなぁ!
こういうさりげないのがいいですね。
ウォルターは小型受信機でずっとペイジの指示を聞いていたわけです。このあたり、ウォルターは正直でいいなぁと思います。
ちょっとしたトリビア
「purple, monkey, dishwasher」というのは、「シンプソンズ」(Simpsons)のエピソード2F19「The PTA Disbands」に出てきた台詞です。
特に意味はなくって、意味不明に繰り返すフレーズです。
このような感じ。
げー!最後のお菓子食べたの誰?
(ここは日本語にしても意味ないですが、「紫、サル、食洗機」です)
(Jos Louis)
音楽/サウンドトラック/挿入歌
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