「メンタリスト」シーズン6第8話「レッド・ジョン」から英語フレーズ:Who are you?

「メンタリスト」シーズン6第8話「レッド・ジョン」(Red John)から、英語表現です。

 *** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***

このブログでは、『The Mentalist/メンタリスト』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。

関連記事やほかのエピソードの記事もご覧ください!
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いよいよジェーンに、レッド・ジョンと対決するときがやってきました。 

ジェーンは妻子が眠る墓地の礼拝堂でバートラムと待ち合わせします。
ところがバートラムは殺され、礼拝堂にマカリスターが入ってきました。

彼がレッド・ジョンだったのです。

マカリスターは、ジェーンの妻子を殺した理由を話します。

 

McAllister
Who are you to butt in here and make obnoxious judgments about me?
Who are you?

なぜ首を突っ込んできて、私について不愉快なことをあれこれ言うんだ?
何様のつもりだ?

Jane
Nobody.
誰でもないよ。

butt in: 干渉する、口を挟む

obnoxious:反抗的な、嫌な

 

日本語を含めてすべての言語に当てはまることだと思いますが、同じフレーズでも文脈によって意味が異なります。

Who are you?

1)お前は誰だ?

2)何様のつもり?

 

1)は、相手が誰なのかわからないケースです。これ、かなり高圧的なので注意、です。

たとえば、部屋にいきなり見知らぬ人が入ってきたとか、こちらもびっくりした状態のときですね。
「あんた誰?」って感じです。

 

相手が目の前にいない場合(電話など)に「どちらさま?」と聞くときは、「Who is this?」といってください。ちなみに、this は、聞こえている声を指します。

目の前にいる場合は、「May I have your name?」あたりでしょうか。

 

2)は、もちろん相手が誰なのかはわかっているケースです。

相手の新たな良い面を発見して、「あなたって何者なの?」という使い方もできますし、「まったくそんなことして・・・」と批判的なニュアンスの場合は、「何様のつもり?」とか「あなたに言われたくないわ」となります。

 

ジェーンは Nobody と答えています。
字幕は「誰でもない」となっていたように記憶していますが、nobody にはこんな意味もあります。

ただの人、つまらない人、取るに足らない人、くだらない人、雑魚

何様のつもりだ?」に対して、「平凡な人間さ」というところでしょうか。

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Who are you?は、冗談でもよく使われます。

たとえば、私が会社員だった頃のこと。

私は外食するとき、何を食べるかあまり迷いません。でも、同僚のミシェールはいつも「これがいいかな~、こっちかな~」と迷うんですよね。
ある日、ランチの後にアイスクリームを食べることになりました。
フレーバーを3つ選んでいいと言われ、珍しく私は悩んでしまったのでした。
ピスタチオもいいし、チョコはやだな、キャラメルは甘そうだし・・・・。

そんな私とミシェールの会話。

Michele
Oh, you’re so picky!
わー、好みがうるさいね~
Kauma
Who are you to say that?
あなたに言われたくないわ~

2人で「だよね!」と大笑いでした。

 

「 虎よ、虎よ」についてはこちらの記事をどうぞ!

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