『SCORPION/スコーピオン』シーズン1第13話の詳しいあらすじ「危険なゲーム」(Kill Screen)

シーズン1第13話「危険なゲーム」(Kill Screen) シリーズ通算13
このブログでは、『SCORPION/スコーピオン』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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(Photos:CBS)
ラルフ、ゲームの隠しステージへ
夜中の2時。
ラルフ(ライリーB.スミス)はベッドでインターネットにアクセスし、「オバート・ターゲット」というゲームに夢中になっていた。
隠しステージに到達したのに誰もいない。
不審に思うラルフ。
画面変わって、とあるCIAの隠れ家。
2人の捜査官が情報提供者1人を保護している。
誰も知るはずのない隠れ家だが、何者かが3人を射殺した。
ウォルターのロケット
夜中、ガレージにとても大きな荷物がトラックで搬入される。
ウォルター・オブライエン(エリス・ガベル)は、徹夜で作業している。
朝、チームのメンバーがやってくる。
ウォルターが組み立てているのはロケットの推進機構だ。
航空宇宙分野の優れた研究に1500万ドルが提供されると聞き、応募しようと考えている。
もちろん、姉のメーガン・オブライエン(カミーユ・グアティ)の病気の治療に充てるつもりだ。
そこにラルフとペイジ・ディニーン(キャサリン・マクフィー)がやって来る。
ラルフはもうすぐにロケットに夢中になるが、ページにせかされて学校へと向かう。
ラルフ、捕まる
放課後、ドリュー・ベイカー(ブレンダン・ハインズ)と会う約束をしていたラルフだが、ロケットが気になってしょうがない。
そこに、黒塗りの車2台が乗り付ける。
中から司法省のエッガードが出てくる。「国の安全に関わることだ。ご同行を」と、ペイジとラルフは司法省へと連れて行かれる。
エッガードの説明では、ゲームの隠しステージからCIAの隠れ家の情報が流出したという。
解読したのは、CIA捜査官を殺した殺人犯とラルフだけ。
ラルフに嫌疑がかかっている。
「隠しステージをどうやって見つけた?暗号解読は?」と聞かれたラルフは、「ウォルターが教えてくれた」という。
ウォルターは、最先端のゲームの開発をいち早く見れる裏サイトへのアクセス方法や暗号の解読方法を教えていたのだ。
そこに、ケイブ・ガロ(ロバート・パトリック)とウォルターが駆けつけた。
ケイブによると、隠れ家の情報は3週間前に盗まれ、そこには6つの極秘作戦の情報も含まれていたという。
ドリューも駆けつけ、ウォルターと険悪な状態になる。
ウォルターは、ハッキングした人物の特定に乗り出す。
ミニ・デンジャー
ガレージでチームが作業を進めている。
裏サイトは徹底的に暗号化されており、個人の特定も難しい。
作業は難航するが、「ミニ・デンジャー」という怪しい人物がいることがわかった。
そこに、ドリュー、ペイジ、ラルフの3人が来て、2Fへと上がっていく。
ラルフに「ミニ・デンジャー」を知っているかと聞くと、チャットしたことがあるという。
ラルフが「倉庫への入り口が簡単に見つかりすぎるから、隠すべき」というコメントをしたところ、ミニ・デンジャーがそれに応じてゲームを修正したという。
ケイブは、「それが本当だとすれば、ラルフはゲームの開発に関わったと見なされ、一生要注意人物として監視され、ろくな仕事に就けないぞ」という。
どうしても、ラルフの身の潔白を証明しなければならない。
すると、トビー・カーティス(エディ・ケイ・トーマス)が、ミニ・デンジャーとのチャットに成功していた。
虚栄心を突くために、「このゲームの開発者は才能ゼロだ」と書き込み、それに反論させて注意を引いている。
チームは、携帯で発信元を追跡することにした。
ゲームショー
発信元はゲームショーだった。コスプレしたオタクたちが集まっている。
発信元のブースに入るにはゲームをクリアしなければならない。
ところが、シルヴェスター・ドット(アリ・スティダム)がなんなくクリアする。
シルヴェスターは昔、ゲーム界の有名人、「エル・グアポ」だったのだ。
ブースに入ると、赤いフードをかぶったプレイヤーでごった返していた。
ステージに何人かプレイヤーがいるが、左端の少年の動きが怪しい。
逃げ出したので確保し、ガレージに連れて行く。
ゲームの開発者
少年はネイトという名前のゲーマーだった。隠れステージなんて作っていない、という。
逃げたのは、陸運局の違反情報を消去して小遣い稼ぎをしていたからだ。
トビーは、ネイトのそぶりから、ウソはついていないという。
ネイトは、相棒のカルヴィンがゲームの修正担当なので、彼ならば知っているのではないか、という。
犯人はカルヴィンと断定
カルヴィンの家から金庫を押収する。
ハッピー・クイン(ジェイディン・ウォン)が開けると、そこには2テラバイトのディスクが入っていた。
そこには、暗号化されたCIAのファイル6つが記録されていた。
ネイトが、「カルヴィンがいつも作業しているカフェがある」というので、チームは急行する。
倉庫街
カフェは倉庫街にあった。
ネイトに隠しマイクを仕込み、カルヴィンに接触する。
その様子を車から見守るチーム。
ネイトがカルヴィンに近づき、「ちょっとそこまで来たんだ。何やってるの?」と聞く。
「6つのステージを公開するんだ」と答えるカルヴィン。
「ゲームに隠しステージが見つかった」とネイトが言うと、カルヴィンの顔色が変わる。
そして、「ちょっと裏に行こう」と、ネイトと伴に消えた。
その直後叫び声が聞こえたので、チームが急行する。
ネイトは腹を刺されていた。
トビーとハッピーはネイトを病院に搬送、ケイブとウォルターはカルヴィンを追った。
ラルフの協力
カルヴィンの姿は既にない。
しかも倉庫街で隠れる場所はたくさんある。
ウォルターは、そこの建物や風景がそのままゲームになっていることに気付く。
ガレージに連絡し、ラルフにゲームにアクセスし、誘導して欲しいと頼む。
ラルフはゲームにアクセスし、隠し通路や目印を次々に指示していく。
その通り進むウォルターとケイブ。
ところが、隠れていたカルヴィンにケイブが殴られ倒れる。
ウォルターは1人で追うことにする。
659という番号のドアを通り、暗い穴を通ると、カルヴィンがいた。
「レバーを引いて!」という指示に従ってレバーを引くと、カルヴィンは穴に落ちた。
一件落着のガレージ
カルヴィンを確保し、腹を刺されたネイトは助かり、一件落着だ。
トビーはウォルターに、「お前はラルフの大切な友達だが、大人なんだ」という。
ウォルターも反省している。
ハッピーは、どこからか動画を探してきてトビーとシルヴェスターに見せる。
それは、若き日の「エル・グアポ」だった。服装と踊りがいけてないので、シルヴェスターは恥ずかしそうにしている。
ドリューの決心
ドリューがペイジに、「君たちがここにいるのは、そもそもボクのせいだ。ポートランドでがんばって、3人で再出発しよう」という。
ペイジは「ラルフはここを選ぶかも知れない」と、何がベストなのかわからない。
そこにウォルターが入ってくる。
ラルフを巻き込んだことを謝り、「ファイルには捜査官43人分の情報が格納されていた。その作成には、356人の情報提供者が関わっている。ラルフは多くの命を救ったんだ」という。
しかしドリューは、「でも大人になるのは早い」という。普通の子供時代を過ごさせてたいのだ。
ウォルターは、「能力を正しい方法で使うことを学んでいるんだ」と反論する。
ドリューは、「下で待ってる」と出て行く。
ウォルターはペイジに、「仕事とチームは大切だ。だがそれよりも、ラルフに安心して才能を活かせる場所をあげたいんだ」という。
そしてウォルターは「クラゲのなぞなぞ覚えてる?スマック(叩く)していいよ」という。
「おもしろいわね、考えとくわ。おやすみなさい」というペイジ。
みんなにとって長い1日が終わった。
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ちょっとした感想
このエピソード、「あまりにあり得ない!」とアメリカでは評判悪かったようですが・・・。
まぁ、ウォルターがNASAにハッキングしたように、ラルフの「ミニ・ウォルター」ぶりが出ていてよかったのではないでしょうか。
ラルフはこれまでのエピソードで、うなづいたりする程度で台詞はあまりありませんでしたが、今回はよくしゃべりました~。
そしてトビー。
ネイトを病院に搬送するときに傷をふさいだり、停止した心臓を再起動させたり、さらにはウォルターにロケット推進機構のアイデアを提供し、おまけにラルフについて真っ当なアドバイスをします。
トビーを応援するなんらかの力が働いている感じがしますよねぇ・・・(笑)
最後の「スマック」のなぞなぞ(英語の言葉遊び)は、第3話に出てきます。
あらすじはこちら、 詳しくは 英語表現:おもしろい「集合名詞」、シーズン1第3話からで解説していますので、どうぞ!
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