「GRIMM/グリム」シーズン3第2話のあらすじ「PTZD」(PTZD)

*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『GRIMM/グリム』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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(Photos:NBC)
森の中
ゾンビ化したニック・ブルクハルト(デヴィッド・ジュントーリ)をモンロー(サイラス・ウェイア・ミッチェル)とハンク・グリフィン(ラッセル・ホーンズビー)が追っているが、なかなか見つからない。
一方ニックは、近くの民家に押し入っていた。
恐怖に怯え、2Fへと逃げる住人。
その叫び声を聞きつけたモンローは、ハンクと伴に駆けつける。
格闘になるが、ニックに歯が立たない。
納屋へ
ハンクは、レナード警部(サッシャ・ロイズ)、ジュリエット・シルバートン(ビッツィー・トゥロック)、ロザリー(ブリー・ターナー)の3人に居場所を伝える。
古い納屋にニックとハンクが逃げ込み、ニックが後を追ってくる。
2Fに上がるとニックも上がってくるが、床が抜けて転落。
柵を載せ、封じ込める。
まもなくレナード警部たち3人が到着する。
ところが、ニックは柵を破り、また格闘となる。
そこに、不意を突いてロザリーたちが解毒剤を注射。
ニックは倒れ込む。
押し入られた住人の通報でパトカーがやってきた。
気付かれないうちに、車でハーブショップへと移動した。
ハーブショップ
もう一度解毒剤を注射した。
まもなくニックが目を覚ます。
コンテナヤードへ行った記憶が最後だという。
事の顛末を話すと、罪悪感で落ち込むニック。
無意識でやったことだ、と皆が慰める。
エリック王子、暗殺
警察に戻ったレナード警部の携帯に、ニュースサイトのリンクメッセージが入る。
PCでアクセスすると、「ウィーンで8時、クローネンベグクー一族のエリック王子が車で移動中に爆死」というニュースの画像だった。
兄のエリックは暗殺されたようだ。
ヨーロッパ、長距離列車
ヨーロッパの長距離列車の中。
男の携帯が鳴る。相手はレナード警部だ。
レナード警部は、「休暇に出たか確認したくて」という。
男の親戚も、別便で休暇に出たという。
「これから面白くなるな」と男は言う。
どうやら、この男がエリック王子を暗殺し、依頼人はレナード警部のようだ。
バー事件で死人が出る
ウー(レジー・リー)がレナード警部の部屋に入り、バー事件で死人が出たことを告げる。
捜査担当はホルトビーたちだ。
レナード警部が監視カメラについて確認するが、「監視カメラは破壊され、映像はない。目撃談しかないので難航するだろう」とウーは言う。
実は、バーの部屋で監視カメラのディスクを抜き取り、システムを破壊したのはレナード警部だった。
手元にあるディスクを、引き出しに入れて鍵をかける・・・。
口裏を合わせる
死人が出たため、皆で口裏を合わせることにする。
ハーブショップに集合する5人。「ゾンビ化した容疑者シーラッハを追っていた。2人は解毒剤のために現場にいた」ということにする。
ジュリエットは少し納得いかないようだが、皆に従うことにする。
「細部を詰めよう。ずさんな話だとばれる。まもなく2人の警部が聴取に来るだろう。打ち合わせの通り話すんだ」と、レナードが指示する。
ニックの身体に変化
夜、ニックがぐっすり寝ている。しかし、顔は青く、身体も冷たいし脈がない。
驚いてジュリエットは起こそうとするが、起きない。
ところが、まもなく血色が戻り、目を覚ました。
「心配ない、大丈夫だ」というが、何かおかしい。
警官の聴取
ジュリエットの家に警官が訪ねてくる。
ニックがドアを開けると、警官が2人いる。「バーの乱闘事件の件で。死人が出たから殺人事件だ」という2人。
ニックは、死人が出たことを知り、罪悪感にさいなまれる。
聴取中、ニックはキッチンで考え込む。
そして、コーヒーが入ったマグカップを素手で割ってしまう。
ニックの身体に変化が起こっている・・・。
警官が帰った後、ニックは自首するといい、家を出る。
ジュリエットがハンクに電話し、ハンクが警察署の地下パーキングでニックを説得するが、聞き入れない。
レナード警部の説得
レナード警部の部屋に入るニック。
自首するという。
レナード警部は、手元にある監視カメラの映像をニックに見せる。
死んだ男はナイフを持ってニックに向かっていた。
「ナイフを持っていた。お前が殺されたかもしれない。いわば、正当防衛だ。正義は白黒つかないこともある」という。
そして、「そもそもこれは、兄のエリックの陰謀だった。その目的は、グリムの破滅と奴隷化だ。お前が自首したら、敵の思うつぼだぞ」と諭す。
ニックは、レナード警部の部屋を出るが、自首を思いとどまる。
アダリンド
枯れた花を摘んだアダリンド。
ロマは、それを死体の身体の中に入れ、縫えという。
そして、糸を歯でかみ切れという。
いやいや従うアダリンド。
すると、縫い目から白い煙が出てくる。
しばらく仮眠を取っていたアダリンドを、ロマが起こす。
縫い目を切ると、中に赤い液体が詰まっている。
ガラスの瓶をアダリンドに渡し、そこに詰めるように言う。
夜、アダリンドはビンに詰めた液体をお腹に塗る。
まもなく、どくろの形が浮かび上がり、やがて消えた。
ニヤリとするアダリンド。どうやら万事うまくいったようだ。
レナード警部の母
レナード警部の携帯が鳴る。
「ショーン?」という。レナード警部の母親だ。
「元気?エリックのニュース、聞いたわ。いい気味。近く話をしましょう」という。
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ちょっとした感想
タイトルの PTZD ですが、おそらく、Post Traumatic Zombie Disorder の略でしょう。
PTSD (Post Traumatic Stress Disorder)が「心的外傷後ストレス障害」なので、PTZD は「心的外傷後ゾンビ障害」ってとこでしょうか。
いやぁ、今回はレナード警部を見直してしまいました~。
さすが、手際がいい!!!
あの混乱の中で監視カメラの映像を処分するとはさすがです。
しかも、エリックの暗殺を企てていたとは!
列車の男は誰だったのでしょう。エリック側に潜入していたスパイとは違う人でしたね。
しかし、「エリック王子爆死」の画像が流れたとき、
「いや、これって本当は生きてるでしょ」と疑い、エンディングが流れるまで、「エリック王子、出てくるんじゃないの?」と疑い、次回予告でも「エリック王子、生きてるんじゃないのぉ?」と疑っていた私。
この手の海外ドラマの見過ぎだわ(笑)と笑ってしましました~。
音楽/サウンドトラック/挿入歌
なし
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