『SCORPION／スコーピオン』シーズン1第11話の詳しいあらすじ「仲間のいる場所」（Revenge）
第11話「仲間のいる場所」（Revenge）シリーズ通算11
このブログでは、『SCORPION／スコーピオン』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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このエピソードの英語表現の解説は、「仲間のいる場所」から英語フレーズ：make it をどうぞ。
（Photos：CBS）
金庫の製造現場
金庫の製造現場で職人が働いている。
そこに、覆面の男が複数入ってきて、職人を射殺する。
強盗グループは、金庫の錠ボックスの上にコップを置き、振動を見て金庫を開ける。
金庫の中は当然、空だ。
内部をカメラで撮影し、四角いボックスをばらまき逃走する。
まもなく、ボックスは爆発する。
ドリュー、ペイジをディナーに誘う
ガレージではトビー・カーティス（エディ・ケイ・トーマス）たちがゲームに興じている。
そこに、ドリューベイカー（ブレンダン・ハインズ）とラルフ（ライリーB.スミス）が入ってくる。ラルフは昨夜、ドリューの家に泊まったのだ。
ドリューがペイジ・ディニーン（キャサリン・マクフィー）に「話がある」といい、メンバーから少し離れた場所に行き、ディナーに誘う。
ペイジは「考えさせて」という。
事件発生
ケイブ・ガロ（ロバート・パトリック）からウォルター・オブライエン（エリス・ガベル）に電話が入る。事件発生だ。
現場では、インターポールのシモーヌ・テイラーが待っていた。ケイブとは7年前に組んだことがあり、顔なじみだ。
彼女は、「ゴースト」という国際窃盗団の捜査を依頼してきた。効率的で残忍なグループであり、金のためにどのような盗みも請け負う。
ハヴィエル・アコスタがリーダーだということはわかっているが、10年間捜査しているが事件解決の糸口がみつからない。
今回狙われた金庫はTD9000という最新の防犯システムを搭載しており、地震やバーナーにも耐える仕様だ。銀行に設置されているので、ターゲットは銀行だろう。
ウォルターとハッピー・クイン（ジェイディン・ウォン）は、「錠の歯車が合うと張力が緩み、それがコップに伝わる。水の動きを見て暗証番号を解読したんだ」と見抜く。
シモーヌは、「ゴースト」はかならず過塩素酸と油が入った金属製の発火装置を大量に残していくという。発火装置は、タイマーで爆発するのだ。
死体が運ばれていくのを横目にシルヴェスター・ドット（アリ・スティダム）は、「この手の犯人は専門外だ。恐いから言ってるんじゃない。技術の問題だ」とウォルターにいう。
そして、テーブルの上に集められたボックスに、発火装置と知らずに手を触れると、1つが爆発し、シルヴェスターは吹き飛ばされてしまう。
病院にて
チーム全員が病院でシルヴェスターの容態を心配している。
医師いわく、体内に金属片があり、爆発と酸でやけどをしているという。
また、頭を打撲したので脳が腫れ、昏睡状態が続いている。
実際どのような影響が発生するかは、目覚めてみないとわからないという。
そこにメーガン・オブライエン（カミーユ・グアティ）がやってくる。
メーガンは自分の治療のためその病院に入院していたのだ。
ウォルターは、何かあったら連絡するようにメーガンに頼む。
ケイブは、「相棒がケガをした捜査官は捜査から外される。怒りで視野が狭くなるからだ。今回は誰も外さないが、そこに気をつけろ」とウォルターに忠告する。
攻撃対象の絞り込み
ガレージに戻ったメンバーは、TD9000のユーザーを調べて絞り込むことにした。
ユーザーである銀行のリストを作成し、トビーがプロファイリングする。「逃走経路を考えると、空港などが近い銀行だ」などアイデアを出すが、シルヴェスターが心配で集中できない。
ところがシモーヌは、「ゴーストは動きが早い、早くしないと銀行が襲われる」とプレッシャーをかける。
ついにトビーは部屋を出て行き、ハッピーが追う。
トビーは、「シルヴェスターのことは16歳から知ってる。集めていた漫画を売って家賃を払ってくれた」という。
「いつか返せるよ」とハッピー。
ペイジが「私達には時間が必要」と主張するが、シモーヌは「時間はない」とプレッシャーをかける。
一方ウォルターは、絞り込みに集中している。
病院へ
シルヴェスターはまだ目覚めない。
心臓近くに金属片があったが、胸骨にひっかかり命拾いしていた。
その金属片を調べるハッピー。
内部にプラスチックが貼ってある。酸で金属が腐食しないようになっているのだ。
金属表面にポリエチレンを貼る作業には特殊な技術が必要になる。
ハッピーには心当たりがあるという。
ダーティ・ジョンだ。
尋問
ダーティ・ジョンを確保しガレージに連れてくる。
トビーが容疑者役になり、ケイブに足を刺されるふりをしてビビらせ、情報を引き出した。
男は発火装置を20個作ったという。
15個しか使っていないので、残りは5個だ。
チームは、なかなか銀行を絞り込むことができないでいる。
そこに病院のメーガンから、シルヴェスターが発作を起こしたと電話がある。
シモーヌがゴーストを追う理由
2Fへ上がるウォルターを、シモーヌが追う。
シモーヌは7年前、ゴーストの逮捕寸前で相棒を銃で撃たれた。相棒は現在、車椅子生活を送っているという。
だからなんとしても逮捕したいのだ。
「逮捕できたら、7年越しのお祝いに強いお酒が飲みたいわ」という。
ターゲットは現金輸送車だ！
1Fへ戻る2人。
発火装置5個という条件で考えると、どの金庫も広すぎる。
ここでウォルターは、対象が見当違いなのではないか、と気付く。
TD9000が狙われたと聞けば、銀行は資金を移動するだろう。現金輸送車ならば発火装置5個で十分だ。
現金輸送サービス会社に問い合わせると、今日は1件のみ、依頼主はフェタヴァスだという。
そこで、シモーヌはすべてがわかった。フェタヴァスは仕事をゴーストに頼んだにもかかわらず、支払いを拒んだことがあるという。つまり、復讐だ。
現金輸送車は5分前に出発していた。
バイクを追跡
ゴーストの一味は現金輸送車を襲い、バイクで逃走。
バイクは二手に分かれた。
それを、ケイブとシモーヌの2台に別れて追跡する。
バイクを1台たおし、ウォルターが携帯を仕込んだ。
それを頼りに追跡するが、なかなか追いつけない。
ハッピーは車を降り、バールで消火栓を破壊、バイクは水圧で転倒。
一方ウォルターは、ビルに逃げ込んだハヴィエルを追い、屋上まで追い詰めた。
下に降りようとしたハヴィエルが掴んだ柵が壊れ、「助けて！」とウォルターに叫ぶが、ウォルターは躊躇してしまう。
すぐに手を伸ばすが手が滑り、そのままハヴィエルは転落して死亡した。
一件落着だが
「助けられなかったが、後悔はしてない、そんな感情なんてない」というウォルターを、ケイブが心配している。
ウォルターはシルヴェスターに会いに病院へと向かう。
病院にて
チームが集まっている。
トビーは、「スーパーファンガイ」の漫画をプレゼント。
「高かったでしょ！」と驚くシルヴェスター。トビーは、やっと借りを返すことができた。
シルヴェスターを休ませるために、みんな帰ることにする。
帰りがけウォルターは、脳のチェックだといい、「72kg、182cm、手を広げると175cmの男が、90度の角度で90kgの男を引き上げられるか？」と聞く。
シルヴェスターは、「自分が引っ張られる」と答える。
「屋上のこと？」と聞くとウォルターは、「ボクはためらった・・・」と言って部屋を出る。
シルヴェスターとメーガン
スコーピオンでは安全だと思っていたのに、仕事をしていく自信がなくなった、と弱気になるシルヴェスター。
「ウォルターには内緒にしておいて」という彼に、「大丈夫、一緒に乗り切ろう」とメーガンが励ます。
ドリューとペイジ
車のボンネットに座ってファーストフードを食べる2人。
「心ここにあらずだろう？」というドリューに、「チームのことが心配で・・・また誘って」というペイジ。
シモーヌとウォルター
ウォルターは病院で、お見舞いに来たシモーヌに会う。
「7年越しのお祝いのお酒を一緒にどう？」ということで、一緒に飲むことになった。
明朝の飛行機で発つというシモーヌが、部屋で飲もうと誘うが、ウォルターは「他に行くところがあるから」と辞退する。
ペイジは病院へと向かっていた。
受付で「家族です」と言い、病室に入ると、すでにみんなが集まっていた。
メンバーは、ぐっすり眠るシルヴェスターを囲み、それぞれ思い思いの事をしながら夜を過ごす。
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ちょっとした感想
車から降りてバイクに向かっていったウォルター。逆にガツンとやられてあえなく退散するわけですが、しっかり携帯を仕込んでいたんですね。
頭はいいけど腕っぷしは弱い、というところが現実的でいいです（笑）
それにしても前回のエピソードからトビー、いいですね～！
最初はチャラ男だと思いましたが（しかも元婚約者にストーキング中・・・）、エピソードを追う毎に、彼の人間的な部分がわかってきて、好感度急上昇です。
そしてメーガン、さすが「ウォルター歴」長いだけに、天才の扱い方が上手（笑）
シルヴェスターとの絆も深まりそうだし、案外うまくいくのかもしれません。
ウォルターとペイジ、トビーとハッピー、シルヴェスターとメーガン・・・となると、ケイブは？
音楽／サウンドトラック／挿入歌
Is He in Your Heart Tonight（Convoy）
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