アクションシーンで「X時の方向」といえば?NCISのディノッゾ

ドラマや映画で、「XX時の方向に敵あり」みたいな言い方を聞いたことある方、多いのではないでしょうか。
時計盤の中心に人が立っているイメージで、前方は12時の方向、右は3時、後ろは6時、左は9時、となります。
たとえば、戦闘シーンで「6時の方向に敵だ!」と危険を知らせる場合など。また、パーティ会場に潜入したスパイに対して、映像をモニターしている本部が「2時の方向にいる灰色のジャケットの男だ!」と指示する場合など。
先日、このようなアクションシーン以外でも「X時の方向」が使われていたので、へぇ~と思いました。
『NCIS ネイビー犯罪捜査班』シーズン3第14話「コリアンタウンの秘密」(原題:Light Sleeper)から。
ジェスロ・ギブス(マーク・ハーモン)がトニー・ディノッゾ(マイケル・ウェザリー)に何か指示するとき、それにトニーが次のように答えます。
On your six, boss!
これは、
I’m on your six, boss!
のことです。そのままだと、「私はあなたの6時の方向にいます、ボス」となります。
「あなたの後ろです」、「あなたに従います」となり、つまりは
「了解です、ボス!」
ということですね~。
もちろんアクションシーンで、相棒に「On your six!」といって、「敵は6時の方向だ!」と注意を促す場面もありますよ。
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トニー役のマイケル・ウェザリーですが、『ダークエンジェル』(原題:Dark Angel)でローガン・ケイルを演じました。彼は、『ダーク・エンジェル』のローガンがはまり役なんじゃないかなぁ・・・と思います。賢くて真摯でまじめで、ちょっと口が悪いというかユーモアのセンスがあるというか。それを、少々チャラ男にしたのが『NCIS』のトニーかもしれません。そして、トニーがさらにチャラ男になったバージョンもあるんです。『メジャー・クライム』(原題:Major Crime)で、偽のカウンセラーをやる詐欺師の役でゲスト出演していますが・・・・これもはまり役かもしれませんね。
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