「メンタリスト」シーズン6第5話のあらすじ「赤いタトゥー」(The Red Tattoo)

「メンタリスト」シーズン6第5話のあらすじ「「赤いタトゥー」(The Red Tattoo)シリーズ通算121

*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***

このブログでは、『The Mentalist/メンタリスト』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。

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ホテルで殺人事件発生

サンフランシスコ、ラドクリフホテル。

慌てた様子の男(パークマン)がエレベーターに乗っている。後から、観光客らしき親子が乗り込んできた。
エレベーターの扉が開くと、男が子供を押しのけて出たため、怒った親はホテルの警備員に訴える。

警備員が男の部屋に出向き、呼びかけるが応答がない。
争うような物音がしたので部屋に入ると、男は「刺された」と言い、倒れる。
その後死亡した。

 

現場にハフナー登場

テレサ・リズボン(ロビン・タニー)、パトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)、ウェイン・リグスビー(オーウェン・イオマン)の3人が捜査のためホテルの部屋に来ている。

昨夜、近所でも発砲事件が発生していたため、関連性を調べるためリグスビーが向かった。

 

ホテルで殺された男はパークマンといい、五輪のコーチとして成功を収めている。ジムの経営者でもある。
ホテルには、スポーツの大会でスピーチをするために滞在していた。

 

そこに、レイ・ハフナー(リード・ダイアモンド)とジェイソン・クーパーがやって来る。

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2人が来たのは、ビジュアライズ(カルト教団)の依頼だという。
なんとパークマンはビジュアライズの信者だったのだ。

クーパーは「我々も捜査に参加する」と、副知事からの参加要請をリズボンに見せる。
リズボンはしぶしぶ承諾する。

 

リズボンとクーパー

クーパーいわく、パークマンは最近入信した信者だった。

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老若男女に幅広く名が知れていたので、広報を担当していたという。

ブレット・スタイルズ(マルコム・マクダウェル)について質問すると、クーパーは「ここのところ居場所がわからない」という。

 

パークマンのジムへ

ジェーンキンブル・チョウ(ティム・カン)は、パークマンが経営するジムで聞き込みを行う。

ジムは、体操の練習をする子供達とその親でいっぱいだ。
実際、チョウをスタッフと勘違いして、子供の入会を希望する母親が料金を聞いてくるほどだ。

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共同経営者のマイラーに、ジェーンがいろいろ質問する。
経営は順調で問題はない、というマイラーにビジュアライズについて聞くと、「信者だとは知らなかった」という。

 

そこでジェーンは、鉄棒の練習をする娘をビデオに収めている父親に話しかける。

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父親は、「パークマンは、ビジュアライズのことはよく話していたが、コーチとして有能ならば信者でも気にしない。マイラーとはよく教団のことでケンカしていたよ」と話す。

 

改めてマイラーに聞くと、「カルト教団なんて許せなかった。でも殺していない。不仲なまま死んでしまい、罪悪感を感じている」という。

 

そこに、リズボンから電話が入った。 パークマンを刺したナイフが、ホテルの近くに駐車してあった車から出てきたのだ。
そして、その車にはジムの元従業員であるデヴィン・フロストが乗っていた。
フロストは射殺されていた。

一方、別の場所(ホテル近くの路地)に、フロストを撃った銃が落ちていた。
消音装置を留めたテープの跡がある。

 

CBIのオフィスで推理

チームがオフィスで集まっていると、「テレサ、今日もステキだよ」とハフナーがやってきた。

ハフナーに状況を説明する。
22:48にパークマンがホテルに戻り、エレベーターでもめる。
22:51にその後警備員が部屋に入ると、パークマンは瀕死の状態、22:58に死亡確認。
ホテルは高層で窓からは脱出不能。

ホテル近くの車からパークマンの血とフロストの指紋が付いたナイフが発見された。
車には、銃の消音装置が落ちていた。

また別の場所に、銃が落ちていた。
銃声が報告されたのは22:57で、パークマンがホテルで死亡した時間はほぼ一致している。

以上を時系列的に考えると、フロストパークマンを殺害するのは時間的にムリがあるのだ。

 

カークランドの死に疑問を持つリグスビーとチョウ

リグスビーの元に、ボブ・カークランド(ケビン・コリガン)について変な報告が入った。
カークランドが逃亡し、撃たれて死んだというのだ。

担当のコルデロ刑事によると、刑務官は「3回警告したのに逃げたので仕方なく撃った」という。ところが、仕方なく撃ったにしては、6回も撃っている。
グリスビーチョウは、ますます怪しいと感じる。

 

CBIでマイラーを取り調べ

チョウマイラーを取り調べている。

パークマンフロストは師弟関係にあり、フロストが10代のことからのつきあいだった。
1カ月前、パークマンが欧州遠征に行ったとき、いつも同行するはずのフロストは同行せず、ジムを辞めたという。

 

隣の部屋で、ジェーンリズボンが取り調べを聞いている。

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リズボンは、スタイルズがずっと行方不明であることをジェーンに伝える。ローレライの映像が届いた頃にいなくなったらしい。

そこに、グーレス・ヴァンペルト(アマンダ・リゲッティ)が入ってきた。
フロストの通話記録を調べたところ、先週ハフナーと3回話しているという。

 

リズボン、ハフナーに対峙する

リズボンは、電話の件をハフナーに質問する。

ハフナーは、「パークマンをフロストから守れ」と教団から指示されたことを打ち明けた。
フロストは不当解雇でパークマンを訴えていたが、まさか殺すとは思っていなかったという。

 

ハフナーは、「パークマンの直接の死因はナイフではない。もみ合いで大動脈が裂けたからだ。これは検死結果であり、CBIの友達が教えてくれた」と言い、去る。

この検死結果は、リズボンには知らされていなかった。
「CBIの友達」が、ハフナーに優先的に情報を提供したことになる。

 

チョウを訪ねてきた女性

CBIのオフィスに、女性がチョウを訪ねてきた。

パークマンのジムで、入会費をチョウに質問したキラ・ティンズリーだ。
「コーヒーをごちそうしたくて」とヴァンペルトに話しているところに、チョウが戻ってくる。

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別室で、ジェーンリズボンは事件を推理している。

チョウキラがカフェへと出て行く姿を見たジェーンは、「事件は解決だ。ちょっと待って」と、チョウの机へと向かう。

そしてポケット何か入れると、「エクササイズ用のバンド(薄くて幅の広いゴム)を買って、ホテルに持ってきて」とリズボンに頼み、どこかへ出かけていく。

 

チョウとキラ:カフェにて

コーヒーを楽しむ2人のもとにジェーンが現れる。

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ジェーンキラに、ポケットから小型盗聴器を出し、「チョウの机に仕掛けただろ?」と言う。
レシーバーがバッグの中にあり、私立探偵の身分証が入っていた。
「ハイリスクだったけど、前払いだったから仕事を請けた」とキラは白状し、依頼人は捜査状況を知りたがっていたことを告げ、帰って行った。

 

キラを見送りながら、「さっきの盗聴器を彼女のバッグに入れておいたよ」というジェーン

 

事件解決へ

ホテルの部屋に、ハフナークーパーがいる。ジェーンに呼ばれたという。
待たされ、イライラしている。

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そこにリズボンが入ってくる。

一方ジェーンは、拳銃が発見された路地にリグスビーチョウを待機させていた。

 

ジェーンがホテルの部屋にやっと現れる。

ジェーンの推理はこうだ。

 

パークマンフロストはゲイの恋人同士だった。
ところが欧州遠征で関係が悪化。
フロストジムを辞めたが、浮気を疑っていたため、解雇は不当だと訴えた。

2人がつきあい始めたころフロストは未成年だったため、フロストの出方によっては、パークマンは五輪コーチから児童静的虐待者へと転落してしまう。それを心配したビジュアライズは、フロストを脅していたのだ。そしてフロストは、見返りに大金を要求していた。

 

事件の日、フロストの車でパークマンは、消音装置のついた銃でフロストを撃った。

フロストパークマンをナイフで切りつける。

軽いケガだと思ったパークマンは、銃を紙袋に入れてそのままホテルへ。
銃の始末に困ったパークマンは、エクササイズ用バンドを思いっきり伸ばし、(パチンコのようにして)部屋の窓から投げ捨てる。銃は路地に着地し、爆発音が鳴る。
その後すぐ、パークマンはバンドを伸ばしたときの動きで血管が裂け、失血死した。

 

ジェーンは推理を披露した後、 3人の前で、エクササイズ用バンドを思いっきり伸ばして銃を飛ばした。狙い通り、銃はリグスビーチョウが待機している場所へと落ちる。
ついでに、一口かじったリンゴも飛ばしてみるジェーン・・・。

 

盗聴を依頼したのは誰?

ジェーンクーパーに、CBIを盗聴したことを聞くと、ビジュアライズはやってないという。

 

不審に思ったジェーンは、ヴァンペルトキラの追跡を頼んだ。
もし、依頼したのがレッド・ジョンならば、キラは殺されてしまう・・・。

 

キラの居所がわかり、警察とジェーンが急行するが、到着したときは瀕死の状態だった。
「依頼主は誰だ?」という質問に、「タトゥ・・・・左肩にある男・・・」と言い残し、キラは息絶える。

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レッド・ジョンの左肩には、3つの点のタトゥーがあることがわかった。
これで、レッド・ジョンにまた1歩近づいた。

 

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今日の英語表現

CBIを訪ねてきたハフナーは、リズボンがお気に入りです。

リズボンにさらっとご挨拶。

 

Haffner
Teresa, lovely as always. やぁテレサ、いつもキレイだね

 

 as always は「いつものように」という意味です。 使い方をいくつかご紹介しましょう~

これは、日常会話で使えそうですね。

How are you today?
調子どう?
As always.
いつも通りだよ

 

感謝の言葉です。

I’ll pick you up.
じゃあ迎えに行くね
Thank you as always.
いつもありがとう

 

こういう人、いますよね・・・(笑)

Where’s Tom?
トムは?
Late as always.
相変わらず遅刻だよ

 

ちょっとした感想

盗聴器の設置を依頼するなんて、さすがのレッド・ジョンにもかなり危機感があるようです。

「スタイルズがずっと行方不明」という台詞がありましたが、もしかしてすでに殺されているという可能性はないかな???
それとも、何かこっそり活動中?

 

現在のところ、レッド・ジョン候補は次の5人に絞られています。

2

トーマス・マカリスター(ジェーンに非常に親切だったのでよけい怪しい)

5

レイ・ハフナー(引き続き怪しい)
蜘蛛が大の苦手であることが判明しました。
今後のストーリー展開に関係あるんでしょうか?

 

3

ブレット・スタイルズ(現在行方不明。ひょっとして殺されている?)

 

4

ゲイル・バートラム(レッド・ジョン捜査の進展に興味津々)

 

6

リード・スミス(レッド・ジョンの子分という感じ)

 

「 虎よ、虎よ」についてはこちらの記事をどうぞ!

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シーズン6

シーズン7

 

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