トムとリズ:偽りの結婚生活~トム・キーンは何者なのか

トムとリズの関係を中心に、シーズン1からシーズン2を追ってみます。

*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***

このブログでは、『ブラックリスト』に登場する英語フレーズの解説、詳しいあらすじ、次回エピソードのあらすじ推測を紹介しています。

 

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NBCのサイトで、『Portrait of a Sham Marriage: A Brief History of the Keens』(偽りの結婚生活:トム・キーンは何者なのか)という記事を見つけました(Photos: NBC)。

トムとリズの関係を中心に、シーズン1から追っています。

 

1)幸せな結婚生活

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FBIプロファイラーであり、ブラックリスト特別チームのメンバーであるエリザベス・キーンは、トムと結婚している、トムは小学校の教師だ。

2人は幸せな生活を送り、近々養子を迎えようと考えていた。

2)レッドの登場で歯車が狂い出す

レッドがFBIに投降した日。 トムは世界的な指名手配犯であるランコ・ザマーニに拷問を受け、重症を負う。

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その日、リズは、見たこともない記号が掘られた箱が床下に隠されているのを発見する。
箱の中には、大量の紙幣、ピストル、そしてトムの写真が貼られた外国のパスポートが入っていた。

リズは入院中のトムに付きそうが、箱のことは聞けない・・・。

リズは極秘に、ピストルの弾道検査を行い、FBIのデータベースで犯罪に使用された記録がないか調べた。その結果、ピストルは、アメリカに亡命しようとしていたロシア人スパイ、ヴィクトル・フォーキン殺害に使用された凶器だった。しかも、この事件は極秘扱いになっていた。

さらに、フォーキンの殺害現場から出てくるトムの写真を見たリズは、トムへの不信感を募らせる。

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3)トム、疑惑を晴らす

ところが、リズが箱のことを聞く前に、トムが箱のことを察知。

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言い合いになり、トムは身の潔白を証明するために、FBIでの取り調べを提案する。
FBIエージェントであるミーラ・マリクが取り調べを行ったが、トムは殺人とは無関係であり、現場にいたのは偶然だったという結果に至った。

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一方リズは、ジーナ・ザネタコスの捜査を進める。ジーナは企業に雇われたテロリストであり、レッドによれば「トムの秘密の恋人」だ。
ザネタコスを確保するが、彼女の雇い主はレッドであり、フォーキン殺害とトムの殺人への関与をほのめかすことを依頼されていた。
トムは無罪だったのだ。

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4)元の生活に戻ろうとするが・・・

トムとリズは、元の生活へと戻ろうとする。ところが、それは簡単ではなかった・・・。

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2人は養子を迎える準備を再開しようとするが、ブラックリスト特別チームでのリズの役割が大きくなり、プレッシャーもあることから、リズの心に迷いが生まれる。

そんなとき、トムの学校に臨時教師としてジョリーンがやってくる。
魅力的なジョリーンは、トムに興味を示す。トムのリズに対する気持ちが試されることに・・・。
教師の会議に泊まりがけで出かけたトムを、ジョリーンが誘惑する。

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彼女の誘惑をはねつけると、ジョリーンの態度が一変する。

ジョリーンはトムの秘密を知っているといい、妻に重大な隠し事があるでしょ、という。
そしてジョリーンは、雇い主(トムの雇い主でもある)が心配している、と警告する。
トムが感情に流されてミッションの目的を見失っているというのだ。

 

一方レッドは、カウボーイ(賞金稼ぎの暗殺者)を雇い、ジョリーンが何者なのか調査を始める。

ジョリーンはカウボーイに殺されそうになるが、トムがジョリーンの命を救う。

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ところがトムは、自らの身を守るために、カウボーイとジョリーンを殺害する。

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ジョリーンが急に消えたことを不審に思ったリズは、調査を始める。
証拠から、トムの隠れ家へとたどりつくが、もう少しというところでリズは何者かに襲われる。

自宅にもどったリズは、現場の写真から、隠れ家にいたのはトムだったことを知ってしまう(トムの私物が映っていた)。

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リズがレッドに相談すると、何事もなかったように振る舞うようにアドバイスする。
そしてリズは、トムの目的が何なのか、誰に雇われているのかを突き止めるため、証拠集めを始める。

静かな攻防戦が始まる。やがてトムは、リズに後を付けられていることに気付く。
ある夜、「犬を散歩させる」と家を出たトムは、そのまま姿を消した。

5)リズとトムの対決

すぐにトムは雇い主に撤収を報告するが、レッドは一歩先を行っていた。
パヴロヴィッチ兄弟を送り込み、トムを確保する。

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手錠をかけられたトムを前に、リズの怒りが爆発する。
親指を折り、雇い主を吐かせようとする。

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ところがトムは手錠を外し、格闘になる。
結局トムが優勢になり、リズを手すりに手錠でつないだ。
そして、リズを傷つけるつもりはないこと、レッドには隠し事があること、銀行の貸金庫のことを伝え、姿を消す。

 

貸金庫には、レッドが、リズの養父であるサムを殺したことを示唆する写真が入っていた。
混乱するリズ。レッドとトムのどちらを信じたらいいのかわからなくなってしまう。

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レッドは、トムの雇い主がベルリンであることを突き止めた。トムはリズに銃を向ける。
リズは格闘の末、トムに向かって2発、発砲する。
瀕死の状態のトムは、リズに「君の実の父親は生きている」という。

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6)トムをまだ愛しているリズ

レッドは、リズの実の父親は何年も前に死んでいるという。
しかし、リズは誰を信じてよいかわからない。

FBIとニューヨーク警察が現場に到着するが、トムの遺体はなかった。
リズは密かに、港に停泊していた古いボートにトムを運び、緊急手術をして命を助けていたのだ。

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リズはトムを鎖でつなぎ、サモア人に監視させていた。
そしてリズはアパートを引き払い、モーテル暮らしを始める。

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サム(リズの養父)、トム、ベルリン(レッドの宿敵)、レッドの関係をどうしても知りたいリズは、トムから情報を引き出そうとする。

トムはある程度の情報を吐くが、リズは信じられない。
逃がしてくれと頼むトム。リズが断ると、トムは「殺すときはボクの眼を見て」と頼む。

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トムを監禁している船に、港長のエイムズがやって来る。
リズは名刺を渡し、極秘任務中だと伝えるが、不審に思ったエイムズはボートに入りトムを発見する。

サモア人の知らせでリズは駆けつけるが、トムはエイムズの首を絞めて殺してしまう。

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トムは、解放を条件にベルリンの情報を提供することに同意した。
ベルリンの住所と引き替えに手錠を外すが、レスラーは「絶対に捕まえてやる」と警告する。

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ベルリンの件が解決し、リズはトムを監禁していた場所を片付けている。
「自分をコントロールできると思っていた」と泣くリズを、「誰かを愛するということは、コントロール不能になることだ、大丈夫」とレッドは慰める。

7)リズの人生にトムを関与させたのはレッド

1人、食事をしているレッドのもとにトムがやってくる。
現金が入った分厚い封筒を渡すレッド。
「リズに2度と会うな」と釘を刺すレッド。

船に監禁されていた4カ月の間、トムはレッドとの関係をリズに打ち明けることはなかった。

 

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NBCのサイトはここまでで終わりです。

この後、トムはリズを忘れるために、雇い主である「少佐」にコンタクトし、仕事をもらってドイツへと渡ります。
トムの本名は「ジェイコブ」であり、少年時代に頭の良さを「少佐」に見込まれ、潜入要員としてトレーニングされていたのでした(ジョリーンも同じ)。

一方、リズにはエイムズ殺人容疑がかかり、窮地に。
レッドとレスラーは、リズが無罪であることを証言させるため、ドイツからトムを連れ戻します。
トムの証言でリズは無罪に。

ところが、潜入に失敗したことで、トムは「少佐」に追われる身となります。

 

その後、リズは事件解決のための情報をトムに求めるなど、つかず離れずの関係に。

トムは、船を購入しミクロネシアでチャーター業をする、という夢を語り、自分を雇っていたのはレッドであることを打ち明けてしまいます(レッドが「少佐」に仕事を依頼、「少佐」がトムを派遣)。
その結果、リズとレッドの関係はぎくしゃくします・・・。

一方トムは、レッドが狙撃されたときに、リズのためにレッドをかくまい、レッドのチームの一員として闘います。

 

トムは「ジェイコブ」に戻り、リズと人生をやりなおしたいと考えていますが、リズにとっては現実的ではないし、やはりトムのことは信じられません。ところが、レッドの真意や母親のことなど、精神的に弱っているとき、やっぱりリズはトムに頼ってしまいます。

さて、 シーズン3はどんな展開に?

NBCのサイトにはおもしろい特集記事があるので、もっとこまめにチェックしてご紹介したいと思っています。

 

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トムがレスラーにキスしようとしてる~???

 

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シーズン1の記事一覧は、こちらから
シーズン2の記事一覧は、こちらから
シーズン3の記事一覧は、こちらから
シーズン4の記事一覧は、こちらから

 

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