「メンタリスト」シーズン6第3話のあらすじ「血塗られた結婚式」(Wedding In Red)

*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『The Mentalist/メンタリスト』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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メンタリストシーズン6第3話「血塗られた結婚式」(Wedding In Red)シリーズ通算119
リグスビーの家
早朝のウェイン・リグスビー(オーウェン・イオマン)の家。
リグスビーがベッドで寝ている。グーレス・ヴァンペルト(アマンダ・リゲッティ)は、リグスビーの息子であるベンジャミンと遊んでいる。
まもなくリグスビーが目を覚ます。ヴァンペルトは、着替えに家に帰るという。
(Photo: CBS)
CBIでは社内規定が変更され、職場恋愛の罰則がなくなった。
「結婚もできるのよ」というヴァンペルト。
リグスビーは「ああ、そうだな」というものの、迷いがある。
事件発生、ナパへ
オフィスにやってきたテレサ・リズボン(ロビン・タニー)に、「死体が出た。ナパに行こう」とパトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)。
(Photo: CBS)
ジェーンはマカリスター(ザンダー・バークレー)に探りを入れたいのだ。
ベラ・ヴィスタ礼拝堂
チームがナパに到着。
ジェーンとリズボンは礼拝堂の池のそばにいる。
池には 遺体が浮いている。後頭部に外傷がある。
そこにマカリスターがやって来る。ジェーンが来たことを不思議に思っている。
(Photo: CBS)
「筋肉がないから、低所得者、デスクワーク。靴から、宅配人。ピザかメキシコ料理。オレガノの匂いがするからピザ」などと、マカリスターとジェーンがお互いに推理を展開しあう。
3人は礼拝堂に入っていく。
高い場所にハンマーがある。リズボンが「ハンマーに血が付いているのでは?」というが、「この靴でははしごは登れない」とマカリスター。
ジェーンとリズボンは、ソフィー(ジェーンの精神科医。シーズン6第2話でレッド・ジョンに殺される)のカルテに「高所恐怖症」とあったことを覚えている。
ヴァンペルトの調査により、被害者はラリー・キンケード、ピザ宅配人、姪の結婚式のためにナパに来ていたことがわかった。
ワイナリーに集まる親戚一同
結婚式に参列する親戚一同は、ワイナリーでワインを楽しんでいた。
ラリーの死を報告しても、皆冷静だ。どうやら、変わり者で親戚とのつきあいはあまりなかったようだ。
昨夜は結婚式の前夜のパーティで、ワインがなくなったので取りに行ったラリーは、そのまま戻らなかったという。
結婚式は中止
CBIのオフィスで親戚を1人ずつ尋問するが、誰ひとりとして本音を言わない。
ラリーについて出てくる情報といえば、「変わり者、存在感がない、迎合しない、ライフルを買った」程度だった。
ジェーンが親戚を集めたところ、ぽろぽろと本音が出る。結局のところ、チャーリーという男性を除いて、皆結婚には反対だったのだ。
おまけに、新婦の母親と新郎の父親が酔ってキスしていたことまで発覚する。
新婦が「式は中止」と宣言する。
ナパに戻る
チームはナパに戻った。
ジェーン、リズボン、マカリスターの3人が推理している。
池は人目につきやすく、死体を隠すのには適切ではない。
礼拝堂の裏の林に、見晴らしの良い場所がある。断崖絶壁だ。
(Photo: CBS)
ジェーンが「ここから落とせばよかたのに。良い眺めだよ。こっちへ来て」と誘っても、マカリスターは来ない。
またも高所恐怖症?怪しい。
ジェームズ・ハリスの農場
ラリーは、ジェームズ・ハリスという男からライフルを購入していた。
キンブル・チョウ(ティム・カン)とリグスビーが男の農場に向かう。
(Photo: CBS)
ジェームズは「ラリーは寡黙でいい男だった」といい、納屋の中を見せる。
南北戦争イベント用の大砲やライフルが置いてあった。
ラリーが購入したライフルはイベント用で、空砲しか撃てないものだった。
礼拝堂、カバーデール聖書
ジェーンが礼拝堂に入ると、新婦の父がいた。
投資家で、骨董的価値があるカバーデール聖書を50万ドルで購入したという。結婚式では、その聖書を朗読する予定だった。
ヴァンペルト、新婦を説得
ジェーンにアイデアが浮かんだが、そのためには結婚式を決行させる必要がある。
新婦に結婚式を決行させるには、婚約者を失ったヴァンペルトが適任だと考えたジェーンは、ヴァンペルトに新婦の説得を頼む。
CBIの部屋で話すヴァンペルトと新婦。
新婦は「家族は反対している。結婚したいが、複雑・・・」と胸の内を明かす。
ヴァンペルトは、「私はキャリアを優先して愛する人と別れてしまった。他の人と婚約したが、いろいろあって・・・。もう傷つきたくないから、心を開くことが恐い。ウェディングドレスはまだ持っている。それを見ると、昔の希望に満ちた自分を思い出すことができるから。ドレスは捨てられない。捨てれば、希望を失いそうで・・・」と話す。
2人の会話を、部屋の外でリグスビーが聞いている。
結婚式決行
新婦が部屋から出てきて、「結婚式を決行する」とジェーンに伝える。
ただ、司祭の予約をキャンセルしたため、司祭が見るからない。「ボクは免許をもっているよ」と、ジェーンがその役を買って出る。
結婚式の後
ジェーンはマカリスターに、「犯人逮捕のアイデアがあるから、干渉しないで」と頼む。
マカリスターは快諾する。
ジェーンの推理では、披露宴の途中、抜け出す人間が犯人だ。
結婚式が行われ、カバーデール聖書の朗読も終わった。
(Photo: CBS)
披露宴が始まるが、誰も抜け出さない。
リグスビーが突然マイクを握る。
(Photo: CBS)
「夢を叶えるチャンスをくれてありがとう」と新郎新婦にお礼を言い、「運命の人と出会うタイミングを間違えた」とスピーチした後、ヴァンペルトにプロポーズする。
「もちろん」と答え、2人は抱き合う。
盛り上がる会場から、1人の男が姿を消した。
リズボンが追う。
礼拝堂の司祭室へ
男は、司祭室のドアをこじ開けようとしていた。
ところが、礼拝堂ではジェーンが待っていた。
男は、唯一結婚に賛成したチャーリーだった。
ドアをこじ開けようとしていたのを、ワインを取りに来たラリーに見られ、殺してしまったのだ。
チャーリーはそばにいたジェーンを羽交い締めにし、ピストルで脅す。
リズボンとチョウが来るが、手出しできない。
2人は礼拝堂の2階に登る。そこから屋根の上に出るが、ジェーンが足をすべらせ落ちそうになる。
そこに、はしごで登ってきたマカリスターが現れ、チャーリーを射殺、落ちそうになっているジェーンを引っ張り上げて助ける。
「干渉するなと言われたが、君には何か下心があると思って見張っていた」という。
お礼を言うと、マカリスターは「いつでも協力する」という。
ヴァンペルトとリグスビーの結婚式
普通の部屋で質素に結婚式が行われる。
(Photo: CBS)
ヴァンペルトは大事にとっておいたドレスを着ている。
リズボンとチョウが立ち会っている。
ジェーンは、ドアを少し開け、部屋の外から見ている。
「迎えの時間だ」というチョウの言葉に従って外に出る2人。
(Photo: CBS)
南北戦争イベントのチームが駆けつけていた。
ゴージャスな馬車が用意され、空砲が2人を祝福する。
(Photo: CBS)
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ちょっとした感想
ヴァンペルトとリグスビーの結婚式をのぞくジェーンですが、泣いていませんでしたか???
泣いていたような気がするんだけど・・・。
ヴァンペルトが新婦を説得したとき、ジェーンはリグスビーに「ここで見ていて」なーんて言ったんじゃないかなぁ。
そうなると、ジェーンは2組のカップルを誕生させたことになりますね!
このエピソードの英語フレーズ
CBIのオフィスに親戚一同が集められ、本音を言い合います。
実は、親戚がみんな結婚に反対だったことがわかり、新婦は結婚式を取りやめます。
みんな、好きにしてちょうだい!
on one’s own は、いろいろな意味があります。
1)自力で、独力で、1人で(ひとりぼっちで、自活、自前)、自動で
2)自分の責任で、勝手に、独断で
3)それだけで、それ自体で(ひとりでに)
ですから、これは文脈によっては
あなたたちは一人前だね!
あなたたちはひとりぼっちよ!
という意味にもなります。
音楽/サウンドトラック/挿入歌
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