SCORPION/スコーピオンの英語表現:「罪を着せる、ハメる」シーズン1第4話

*** ネタバレの内容を含みますのでご注意ください ***
このブログでは、『SCORPION/スコーピオン』に登場する英語フレーズの解説や詳しいあらすじを紹介しています。
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『SCORPION/スコーピオン』シーズン1第4話「仕掛けられた罠」(Shorthanded)から。
まず、タイトルの「shorthanded」ですが、「人手が足りない」という意味です。
short には、おなじみ「低い、短い」という意味の他に、「不足している、足りない」という意味もあります。
hand にもいろいろな意味がありますよね。
真っ先に思い浮かぶのは「手」ですが、「人手」という意味もあります。
したがって、short handed は「人手不足」となります。
でも、文字通り「短い手」という意味もあるんです。
このエピソードでは、カジノのディーラーのロニーが登場しますが、人差し指が短いという理由で解雇されてしまいました。
短いのは「手」ではなく「指」だけど、「短い」ってところをひっかけてるのかな???
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さて、カジノで強盗事件が発生し、その容疑者としてウォルター・オブライエン(エリス・ガベル)がつかまってしまいます。残されたチームはモーテルへと移り、ウォルターの救出方法を話し合います。
カジノのPCにハッキングしてカジノの財務データをチェックしたいところですが、ウォルターがセキュリティ設定を変更してしまったため、シルヴェスター・ドット(アリ・スティダム)はハッキングできません。
トビー・カーティス(エディ・ケイ・トーマス)はそのあたりの事情がわかっていないので、シルヴェスターがハッキングできない理由がわかりません。
ウォルターに罪をかぶせた奴を見つけられる人がいるとすれば、ウォルターだ。
なぜウォルターだけなの?誰のせいでそうなっちゃったの?
ruin:破滅させる、台無しにする
ここは字幕では「誰の影響だ?」となっていましたが、「ん?」と思った方も多かったのではないでしょうか。
文字通りだと、「お前を破滅させたのは誰だ」です。
つまり、「お前がそんな風になっちゃったのは誰のせいだ」となります。
トビーは、「本当だったらお前にもできるはずなのに、できないのは誰のせいなの?」と聞いているわけですね。
ボクの父さん
「お前がそんな風になっちゃったのは誰のせいだ」という質問に、シルヴェスターは直球で答えてしまいました。
第1話で、「両親には10年会ってない」と言っていましたね・・・。
ちょっと可愛そうになっちゃった・・・。
言葉のあやだよ。
rhetorical:修辞学上の
「言葉のあや」には、figure of speech という言い方もあります。
結構出てくるので、憶えていて損はないと思いま~す。
助けるにしても、誰がウォルターをハメたかのかを突き止めないと、裁判にかけられて有罪になっちゃうよ。
bail out:助け出す
figure out:解明する
trial:裁判
convict:有罪宣告する
eventually:最終的に
今日のフレーズは、fame と set up です(上記、赤い部分)。
はめる
でっち上げる
濡れ衣を着せる
罪をかぶせる
frame は「枠」ですが、「組み立てる、枠にはめる」という意味があります。
set up は、コンピュータデバイスなどでおなじみ「セットアップ」ですが、でっち上げの状況を「設定」するわけです。
ここの台詞では都合よく2つセットで出てきたので、セットで憶えてください!
両方とも、犯罪捜査ドラマにはよく出てきます。
『スコーピオン』も4話になり、そろそろ好きなキャラクターがわかれてきたのではないでしょうか?
私は断然シルヴェスターが好きです~!
シルヴェスターを演じるアリ・スティダムは、「衣装がオタクっぽくてイケてない」と不満のようですが、似合ってるんじゃないかな(笑)
このエピソードの詳しいあらすじは、SCORPION/スコーピオン、シーズン1第4話の詳しいあらすじ「仕掛けられた罠」(Shorthanded)をご覧ください。
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