海外ドラマに出てくる便利な日常会話フレーズ:『ザ・ブック』から

** ネタバレを含みます **
今日は、犯罪捜査だけでなく、どんなドラマにもよく出てくるフレーズをご紹介したいと思います。日常会話でも使えると思います。
You got it!
大きく分けて2つの使い方があります。
got は get の過去形ですが、get にはいろいろな意味があります。辞書で調べてみると、いろいろありますね。
1)「そのとおり!」
この get は、「理解する」という意味です。understand と同義です。
したがって、
You got it!
は、「あなたはそれを理解している」、つまり「そのとおり!」という意味になります。
相手の発言に対して、「そのとおり!」と言うときに使います。
2)「了解!」
こちらのget は、「手に入れる、入手する」という意味です。
したがって、
You got it!
は、「あなたはそれを手に入れている」という意味です。
このフレーズは、相手の依頼や要求に対して使います。つまり、「あなたはその要求を手にいれている」、つまり「了解!」となります。
海外ドラマでは、こちらの意味で使われるケースが圧倒的に多いのではないでしょうか。
『ザ・ブック/CIA大統領特別情報官』(原題:State of Affairs)シーズン1第1話「苦渋の選択」にも出てきました。
チャーリー・タッカー(キャサリン・ハイグル)がタクシーに乗り込んで「ペンシルベニア通り1600」と行き先を告げると、タクシードライバーが
“You got it!”
と言っています。これは、「了解!」ですね。
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『ザ・ブック/CIA大統領特別情報官』はNBCのドラマシリーズですが、米国の初回放送では昨年の『ブラックリスト』以来の高視聴率を記録したとのことですが、日本ではあまり話題になっていないような。私としては、うーん、『ブラックリスト』の方が緻密によく練られているし、何倍もエキサイティングだと思うのですが。
それよりも、主役のキャサリン・ハイグルが、どーしても『グレイズ・アナトミー』のイジーに見えちゃって、「大統領特別情報官なんて重職が務まるんかいな・・・」と余計な心配をしちゃいます。
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